東京で子どもの合唱団をさがすには?少年少女合唱団・児童合唱団のえらび方と入団までの流れ
「歌が好きな子どもを、東京の合唱団に入れてあげたい」 「東京の少年少女合唱団って、どうやってさがせばいいの?」 「児童合唱団と少年少女合唱団は、何がちがうのかな」
お子様が楽しそうに歌っている姿を見ていると、みんなといっしょに歌える場所をさがしてあげたくなることがあります。でも、東京には区や市ごとにいろいろな合唱団があり、どこから見ればよいのか、まよってしまうかもしれません。
わたしは息子といっしょに、たくさんのコンクールに出てきました。
この記事では、東京で子どもの合唱団をさがすときに知っておきたいことを、まとめました。合唱団の形のちがい、さがし方、えらぶときのポイント、見学から入団までの流れを、順番に見ていきます。うたごえナビにのっている東京都内の少年少女合唱団・児童合唱団も、いくつかご紹介します。
東京の子どもの合唱団には、どんな形があるの
「少年少女合唱団」「児童合唱団」「ジュニア合唱団」「キッズシンガーズ」など、名前はいろいろですが、どれも子どもたちがいっしょに歌う合唱団です。名前で中身が大きく変わるわけではないので、名前よりも、どんな活動をしているかを見てえらぶことが大切です。
ここでは、東京の子どもの合唱団を、いくつかの形に分けて見てみます。
区や市の名前がついた合唱団
東京では、区や市の名前がついた少年少女合唱団があります。区や市とかかわりのある合唱団では、「区内に住んでいる」「区内の学校に通っている」などの条件があることもあります。
- おうちの近くで活動していることがあり、通いやすい
- 同じ地域のお子様と、いっしょに歌える
- 入れる人の条件が決まっていることがあるので、先に確かめる
広い地域から子どもが集まる合唱団
住んでいる区や市を問わず、入団できる合唱団もあります。少し遠くても「この合唱団で歌いたい」というお子様が通っていることもあります。
- 住んでいる場所の条件がないことがある
- 通う道のりや時間を、よく考えておきたい
合唱とミュージカルをいっしょにする合唱団
歌だけでなく、体を動かしたり、お芝居をしたりする合唱団もあります。表現することが好きなお子様には、楽しいかもしれません。
- 歌と、ダンスやお芝居の両方にふれられる
- 合唱の時間とミュージカルの時間の分け方は、合唱団によってちがう
合唱で身につく力については、こちらの記事でもくわしく書いています。子どもの合唱団・合唱コンクールのこと。合唱で身につく力と、はじめ方
東京の少年少女合唱団・児童合唱団の例
ここからは、うたごえナビにのっている東京都内の子どもの合唱団を、いくつかご紹介します。教室の内容や募集は変わることがあるので、くわしくは各教室の公式サイトでご確認ください。
23区の合唱団の例
- NHK東京児童合唱団(渋谷区):小学1〜2年生の養成クラスと、小学3年生から中学1年生までの団員などのクラスがあります。ユースシンガーズもあります。
- あだち少年少女合唱団(足立区):小学1年生から高校3年生までが対象です。ジュニアクラスとシニアクラスがあります。
- 世田谷ジュニア合唱団(世田谷区):世田谷区の児童合唱団で、3歳から高校3年生までが対象です。
- 江東少年少女合唱団(江東区):年中(満4歳)から高校生までが対象です。
- 練馬児童合唱団(練馬区):区内の小学2年生から高校3年生までが対象です。基礎を学ぶクラスもあります。
多摩地域の合唱団の例
- むさし野ジュニア合唱団「風」(武蔵野市):小学生から大学生までが対象で、市民でなくても入団できます。
- 国分寺・ジュニア・ミュージック・シアター(K.J.M.T.)(国分寺市):幼稚園の年少から大学生までが対象です。児童合唱とミュージカルの両方に取り組んでいます。
- はちおうじキッズシンガーズ(八王子市):3歳児から高校3年生までが対象です。プレスクール、こるり、おおるりと、クラスが分かれています。
ここでご紹介したのは、一部です。ほかの合唱団も、うたごえナビの東京都の教室ページで見られます。
東京で子どもの合唱団をさがす方法
うたごえナビの教室ページで見てみる
まずは、どんな合唱団があるのかを、ざっと見てみるのが近道です。うたごえナビでは、東京都の教室や合唱団をまとめたページを用意しています。
地区や対象の年齢を見くらべながら、気になる合唱団をいくつかえらんでみてください。合唱団だけでなく、歌の教室もふくめてさがしたいときは、こちらからどうぞ。歌の教室さがし
合唱団の公式サイトで確かめる
気になる合唱団が見つかったら、公式サイトを見てみましょう。
- 何歳から、何年生まで入れるか
- 住んでいる区や市の条件があるか
- 練習する曜日や場所
- 見学や体験ができるか
- 団員を募集している時期
合唱団は、募集の時期が決まっていることもあれば、いつでも受けつけていることもあります。気になったら、早めに確かめておくと安心です。
区や市のお知らせ、学校や園の話も参考にする
区や市の名前がついた合唱団は、区や市のお知らせなどで団員募集がのることもあります。また、学校や園の先生、まわりのお父様・お母様に聞いてみると、ネットだけではわからないことがわかることもあります。
東京で子どもの合唱団をえらぶときのポイント
お子様の年齢と、クラスの分け方
合唱団によって、入れる年齢がちがいます。小さいお子様から入れる合唱団もあれば、小学生からの合唱団もあります。
また、年齢や学年でクラスが分かれている合唱団もあります。はじめは基礎のクラスから入り、だんだん上のクラスにすすむ形のところもあります。お子様の今の年齢で、どのクラスに入ることになるのかを確かめておきましょう。
住んでいる場所の条件
東京の合唱団では、「区内在住・在学」のように、入れる人の条件が決まっていることがあります。気になる合唱団が見つかったら、まずお子様が条件に合うかどうかを見てみてください。
通いやすさ
合唱団は、長く続けることで、仲間と声を合わせる楽しさがわかってくることもあります。
- おうちや学校から、むりなく通えるか
- 電車やバスの乗りかえが、お子様の負担にならないか
- 練習の時間が、ほかの習い事や学校の予定と重ならないか
東京は電車で動きやすい一方で、乗りかえがあると、小さいお子様にはつかれることもあります。実際に通う道を、親子でためしに歩いてみるのもよいと思います。
おうちのかかわり方
子どもの合唱団では、送りむかえのほかに、おうちの方が当番や係を受けもつこともあります。どれくらいかかわるのかは合唱団によってちがうので、見学のときに聞いておくと安心です。当番や役員のことは、こちらの記事でも書いています。子どもの合唱団の親の当番・役員。負担を感じたときの、上手なかかわり方
お子様の「歌いたい」気持ち
さいごに大切なのは、お子様が「ここで歌いたい」と思えるかどうかです。お父様・お母様から見てよさそうな合唱団でも、お子様が楽しめなければ、続けるのはむずかしくなります。
見学・体験から入団までの流れ
合唱団によってちがいますが、入団までは、だいたい次のような流れになることがあります。
問い合わせ
公式サイトの問い合わせフォームや、メール、電話などで連絡します。見学をしたいことや、お子様の年齢・学年を伝えておくと、話がすすみやすくなります。
見学・体験
練習のようすを見せてもらったり、いっしょに歌わせてもらったりします。
- 団員の子どもたちが、楽しそうに歌っているか
- 先生が、子どもたちの声をよく聞いてくれているか
- 小さいお子様にも、わかりやすい声かけをしているか
- のどに無理をさせるような歌い方をさせていないか
見学のあと、お子様に「どうだった?」と聞いてみてください。帰り道の表情や話しぶりからも、お子様の気持ちが見えてくることがあります。体験のときに見ることは、こちらの記事にもまとめています。歌の体験レッスンで見るべき5つのこと。聞いておきたい質問リストつき
オーディション・入団テスト
合唱団によっては、入団の前にオーディションや、かんたんな歌のテストがあります。うまく歌えるかどうかよりも、声の高さを見て、パートを決めるために行うこともあります。テストがない合唱団もあります。
心配なときは、「どんなことをするのか」を前もって合唱団に聞いておくと、お子様も安心できます。オーディションのことは、こちらの記事でもくわしく書いています。子どもの合唱団に入るには?さがし方、オーディション、入る前にたしかめること
入団の手続き
入団が決まったら、申しこみの書類を出したり、練習で使う楽譜やファイルを用意したりします。入団してからの決まりごとや、お休みするときの連絡のしかたなども、このときに確かめておきましょう。
入団の前に、おうちでできること
合唱団に入る前から、特別な練習をしなくても大丈夫です。おうちでは、こんなことを大切にしてみてください。
- お子様が好きな歌を、いっしょに楽しく歌う
- 大きな声を出しすぎず、気持ちのよい声で歌う
- 人の歌を聞いて、「きれいだね」と話してみる
合唱では、自分の声だけでなく、まわりの声を聞くことも大切です。おうちで家族と歌うときに、声を合わせる楽しさを感じられると、合唱団に入ってからもなじみやすいかもしれません。
また、歌っていてのどの痛みやかすれが続くときは、無理をさせず、耳鼻科などのお医者さんに相談してください。
まとめ
- 東京には、区や市の名前がついた合唱団、広い地域から集まる合唱団、ミュージカルもする合唱団など、いろいろな形がある
- まずはうたごえナビの東京都の教室ページで、どんな合唱団があるかを見てみる
- 公式サイトで、入れる年齢、住んでいる場所の条件、見学や募集の時期を確かめる
- お子様の年齢とクラス、通いやすさ、おうちのかかわり方を考えてえらぶ
- 問い合わせ、見学・体験、オーディション、入団の手続きの流れで、あせらずにすすめる
- さいごは、お子様が「ここで歌いたい」と思えるかどうかを大切にする
合唱団で歌うことに慣れてきたら、ひとりで歌う楽しさにふれてみるのもよいかもしれません。こどもの歌声グランプリは、オンラインの動画審査だけで出られる歌のコンクールです。幼児からシニア(65歳以上)までの8部門があり、ジャンルは自由です。出た方には、講評とデジタル賞状がとどきます。こどもの歌声グランプリ