歌の習い事・教室えらび

歌の体験レッスンで見るべき5つのこと。聞いておきたい質問リストつき

更新日:2026年11月4日 ・ 書いた人:うみ

「先生との相性はどうかな?」 「続けられるかな?」 「興味をもってくれるかな?」

習い事を始めるとき、お父様・お母様の不安はつきません。だからこそ大切なのが体験レッスンです。

でも、体験は30分ほどと短いことが多く、「よかった気がする」だけで終わってしまいがちです。この記事では、歌の体験レッスンで見るべきことと、聞いておきたいことをまとめます。

体験レッスンの申しこみ方

体験は、教室のサイトの申しこみフォームや、メール、電話で申しこむことが多いです。申しこむときに、つぎのことを伝えておくと、先生もお子様にあわせた準備をしやすくなります。

  • お子様の年れい(学年)
  • 歌や音楽を習った経験があるか
  • 習いたい理由や目標(楽しみたい、コンクールに出たい など)
  • 体験を受けたい日と時間の希望

メールで送るときは、たとえばこんな形で大丈夫です。

「はじめてご連絡いたします。小学2年生の子どもの歌のレッスンについて、体験をお願いしたくご連絡しました。習うのははじめてで、歌うことが大好きです。〇日か〇日の午後にお願いできますでしょうか。」

体験の前にやっておくこと

  • お子様に「今日は歌の先生に会いに行くよ」と伝えておく
  • お子様が好きな曲を、1曲決めておく(歌ってと言われたときにあわてない)
  • 聞きたいことをメモしておく(この記事のさいごにリストがあります)
  • 体験料がかかるかをたしかめておく

当日の持ち物と服装

  • のみもの(水やお茶など。歌うとのどがかわきます)
  • 好きな曲の楽譜や歌詞(あれば)
  • メモとペン(お父様・お母様用)
  • 上ばきやスリッパ(教室によって必要なことがあります)

服は、おなかや首まわりがしめつけられない、動きやすいものがおすすめです。体験の前に少し体を動かしたり、声を出したりしておくと、お子様も緊張がほぐれます。ただし、のどが痛いときや、かぜぎみのときは、むりをせず日にちをかえてもらいましょう。

見るべき5つのこと

1. 先生の話し方が、子どもにあっているか

子どもにわかることばで説明しているか、お子様の目を見て話しているかを見ましょう。「おなかに風船があるように」のように、たとえを使って教えてくれる先生は、子どもになれていることが多いです。

2. ほめ方と、なおし方

よいところをほめてから、なおすところを伝えているか。一度にたくさんのことを言わず、ひとつずつなおしているか。ここは、続けたときのお子様のやる気に大きくかかわります。

3. お子様の声にあった教え方か

子どもの声は、まだそだっているとちゅうです。大きな声をむりに出させたり、高すぎる音をくりかえし歌わせたりしていないか。「のどがいたくなったら教えてね」と声をかけてくれる先生は安心です。

4. 料金や決まりを、はっきり説明してくれるか

月謝だけでなく、入会金、発表会費、休んだときの振り替え、コンクールのときの費用などを、聞いたらはっきり答えてくれるか。

とくに「お礼」のことは、あとからは聞きにくいものです。体験のときに「発表会やコンクールのとき、みなさんどうされていますか」と、やんわり聞いておくと安心です。お礼のことはこちらにまとめています。声楽の先生へのお礼はいくら?相場とわたし方を、コンクールに出てきた母が本音で書きます

5. お子様の表情

いちばん大切なのは、ここです。

  • 先生の前で、いつもの声が出せていたか
  • 笑顔があったか
  • 帰り道で、レッスンのことを話していたか

経歴がすばらしい先生でも、お子様がこわがっていたら続きません。

体験中、お父様・お母様はどうしていればいい?

見学できる体験では、お父様・お母様は少しはなれた場所から見守りましょう。

  • お子様が答えにつまっても、すぐに代わりに答えない
  • 「ちゃんとやりなさい」などと、レッスン中に声をかけない
  • 先生の教え方や、お子様のようすを、メモしておく

おうちの人が見ていると、かえって緊張するお子様もいます。そんなときは、先生に相談して、少しだけ部屋の外で待つのもひとつの方法です。

年れいによって、見るところは少しちがう

幼児

小さなお子様は、はじめての場所で声が出なくても当たり前です。先生がおもちゃや手あそびなどを使って、楽しく声を出せるように工夫してくれるかを見てください。歌えたかどうかより、「楽しそうだったか」が大切です。

小学生

先生の説明を聞いて、自分でやってみることができる年れいです。体験の中で「さっきより声がよく出たね」と、変化を感じさせてくれるレッスンだと、お子様も「また行きたい」と思いやすくなります。

聞いておきたい質問リスト

  • 子どもを教えた経験はどのくらいありますか
  • どんな曲を歌いますか(童謡、声楽、ミュージカルなど)
  • 発表会はありますか。費用はいくらですか
  • コンクールに出ている生徒さんはいますか
  • コンクールの前に、追加のレッスンはありますか
  • 休んだときの振り替えはできますか
  • 楽譜代など、月謝のほかにかかるものはありますか
  • 家ではどのくらい練習すればいいですか

全部聞かなくても大丈夫です。気になるものをえらんで、メモを見ながら聞いてみてください。

体験のあと、お子様に聞きたいこと

「どうだった?」だけでは、「ふつう」で終わってしまうことも。こんな聞き方もおすすめです。

  • 「いちばん楽しかったのはどこ?」
  • 「先生のこと、どう思った?」
  • 「また行きたい?」

2〜3か所くらべるのがおすすめ

ひとつだけだと、よいのかどうか判断がつきにくいものです。できれば2〜3か所の体験をうけて、くらべてみましょう。声楽教室のえらび方はこちら。子どもの声楽教室のえらび方。先生えらびで後悔しないための7つのポイント

くらべるときは、体験のすぐあとに、つぎのようなメモをつけておくとわすれません。

見たところ 教室A 教室B 教室C
先生の話し方
ほめ方・なおし方
声へのやさしさ
料金・決まりの説明
通いやすさ
お子様の表情

それぞれに「○・△・×」をつけるだけでも、あとでくらべやすくなります。

オンラインで体験するとき

オンラインレッスンの体験では、先生の教え方にくわえて、音のおくれが気にならないか、お子様が画面の先生の話を聞けているかも見ておきましょう。オンラインレッスンのよいところと注意点は、こちらにまとめています。子どもの歌のオンラインレッスンはあり?よいところ・注意点・うまくいくコツ

よくあるしつもん

体験の場で、入会を決めないといけない?

いいえ、その場で決めなくて大丈夫です。「家族と相談して、〇日までにお返事します」と伝えれば、ほとんどの先生はわかってくれます。お子様の気持ちも、一晩たってから聞くと、本音が出てくることがあります。

お子様が体験で歌えなかったら?

はじめての場所や先生の前で、声が出ないのはよくあることです。それだけで「向いていない」と決めず、先生がそのときどう接してくれたかを見てください。歌えなかったお子様にもやさしく声をかけてくれる先生なら、通ううちに少しずつなれていきます。

きょうだいもいっしょに行っていい?

小さなきょうだいがいるときは、つれて行ってよいか先に聞いておきましょう。レッスン中に声を出してしまうこともあるので、しずかにすごせる絵本などを用意しておくと安心です。

ことわるときは

体験をうけて、入会しないことにしたら、早めに伝えましょう。「今回はほかの教室にすることにしました。ていねいに見ていただき、ありがとうございました」と、お礼をそえて伝えれば十分です。

まとめ

体験レッスンで見るのは、つぎの5つです。

  1. 先生の話し方が、子どもにあっているか
  2. ほめ方と、なおし方
  3. お子様の声にあった教え方か
  4. 料金や決まりを、はっきり説明してくれるか
  5. お子様の表情

申しこむときにお子様のことを伝え、当日はメモをとりながら見守り、2〜3か所をくらべて決めると安心です。

「また行きたい!」と言える先生に出会えるように。体験は、お子様といっしょに先生をえらぶ大切な時間です。

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