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秋の歌を子どもと楽しむ。保育園・幼稚園で歌いたい秋の童謡と遊び方

更新日:2026年11月7日 ・ 書いた人:うみ

「秋の歌を、保育園のクラスで楽しく歌いたい」 「子どもと歌える秋の童謡を知りたい」 「ピアノがひけなくても、秋の歌を楽しめるかな」

すずしい風がふいて、木の実や落ち葉が目につくようになると、秋の歌を歌いたくなります。秋は、外あそびやお散歩で見つけたものが、そのまま歌につながりやすい季節です。

わたしは息子といっしょに、たくさんのコンクールに出てきました。

この記事では、保育園・幼稚園の先生と、お父様・お母様に向けて、子どもと楽しめる秋の歌と、その遊び方をまとめました。秋の童謡や手あそび歌、行事とのつなげ方、ピアノがなくても歌える工夫を紹介します。

春夏秋冬の童謡をまとめて知りたい方は、こちらの記事もどうぞ。子どもと歌いたい季節の童謡・唱歌|春夏秋冬の歌と、歌い方のコツ

秋の歌を子どもと歌うよさ

見つけたものが、歌の中に出てくる

秋の童謡には、どんぐり、まつぼっくり、くり、とんぼなど、子どもが自分の手でさわれるものが出てきます。お散歩で拾ったどんぐりをにぎりながら歌うと、歌の中のことばが、お子様にとって身近なものになります。

季節のうつりかわりに気づける

夏の暑さがおちついて、空が高く見えるようになるのが秋です。歌をきっかけに「葉っぱの色がかわってきたね」「夕方が早くなったね」と話すと、季節のかわり目に目を向けるきっかけになります。

静かな歌と元気な歌、どちらも楽しめる

秋の歌には、体を動かして楽しめる元気な歌もあれば、ゆっくりと気持ちをこめて歌う静かな歌もあります。その日のクラスのようすや、お子様の気分に合わせてえらべるのも、秋の歌のよさです。

保育園・幼稚園で歌いたい秋の童謡

「どんぐりころころ」

どんぐりが池に落ちて、どじょうと出会うお話の歌です。お話の流れがわかりやすいので、小さなお子様でも場面を思いうかべやすい歌です。

  • どんぐりが転がるところで、手をくるくる回す
  • どじょうが出てくるところで、手を魚のようにくねらせる
  • どんぐり役、どじょう役に分かれて、かけあいのように歌う

お話の続きを「このあと、どんぐりはどうなったと思う?」とみんなで考えてみるのも楽しい時間になります。

「まつぼっくり」

まつぼっくりが出てくる、短くてかわいらしい歌です。短い歌なので、歌に慣れていないお子様でも、くり返し歌ううちに自然と口ずさめるようになることがあります。

本物のまつぼっくりを見せてから歌ったり、まつぼっくりを手にのせてゆらしながら歌ったりすると、歌と季節がつながります。

「とんぼのめがね」

とんぼのめがねの色が、空や夕やけによってかわっていくようすを歌った童謡です。ゆったりとしたやさしい歌なので、お昼寝の前や、帰りの時間など、気持ちをおちつけたい場面にも合います。

両手の指でわっかを作って、めがねのように目にあてながら歌うと、小さなお子様もよろこびます。「今日の空は何色かな」と話してから歌うと、外の景色を見る楽しみもふえます。

「小さい秋みつけた」

身のまわりにある、小さな秋をさがす気持ちを歌った童謡です。少しさみしげで、しっとりとした歌なので、年長さんや小学生のお子様と、ことばを大切にしながら歌うのに向いています。

歌ったあとに「みんなの小さい秋は、どこにあったかな」と問いかけて、見つけた秋を絵にかいてみると、歌の世界がぐっと広がります。

「里の秋」

静かな秋の夜に、家で木の実を煮ているようすがえがかれた歌です。音がなめらかにつながっていく、おだやかな歌なので、大きな声を出すよりも、やさしい声でそっと歌うのが合っています。

小さなお子様には、まず先生やお父様・お母様が歌って聞かせるところから始めると、歌の雰囲気が伝わりやすくなります。

ほかの秋の童謡については、はじめにご紹介した季節の童謡の記事も参考にしてください。

秋の手あそび歌・わらべうたで遊ぶ

「大きな栗の木の下で」

くりの木の下で、仲よく遊ぶようすを歌った手あそび歌です。歌に合わせて、腕で大きな木の形を作ったり、頭や胸に手をあてたりと、体全体を使って楽しめます。

  • はじめはゆっくり、慣れてきたら少しずつ速くする
  • 声を出さずに、動きだけで歌ってみる
  • 「小さな栗の木」にして、動きも声も小さくしてみる

速さや大きさをかえるだけで、同じ歌でも何回でも楽しめます。手あそび歌の楽しみ方は、こちらの記事でもまとめています。親子で楽しめる手あそび歌。小さなお子様と、歌うことを好きになる時間

わらべうたは、ことばのリズムで遊ぶ

わらべうたは、少ない音で、ことばのリズムを楽しむ歌です。秋の歌そのものでなくても、拾ったどんぐりや落ち葉を使って遊ぶと、秋らしい時間になります。

たとえば、わらべうたを歌いながら、どんぐりをとなりの人へ順番にわたしていく遊びは、みんなでリズムをそろえる楽しさを味わえます。歌が終わったときにどんぐりを持っている人が、次の歌をえらぶ、というきまりにしてもよいでしょう。

わらべうたについてくわしく知りたい方は、こちらをどうぞ。わらべうたとは?昔から子どもたちが歌いついできた歌と、おうちでの遊び方

秋の行事とつなげる歌の時間

お散歩・どんぐり拾いのあとに

お散歩で拾ったどんぐりやまつぼっくりを、空き箱やカップに入れて、歌に合わせてふってみてください。カラカラとした音が、手づくりの楽器になります。

ただし、どんぐりなどの小さな木の実は、小さなお子様が口に入れてしまうこともあります。遊ぶときは、大人がそばで見守り、終わったら片づけるようにしてください。

いもほり・やきいもの時期に

いもほりのあとは、「おいもはどんなふうに土の中にいたかな」と話しながら、手あそびや体を動かす歌につなげるのも楽しいです。土の中から引っぱる動きを、みんなでまねしてから歌うと、体も気持ちもほぐれます。

運動会や作品展の季節に

秋は行事がつづく季節で、子どもたちも先生も、いそがしくなりがちです。行事の練習のあいまに、短い手あそび歌や、ゆったりした童謡をはさむと、ひと息つく時間になります。

お月見の時期に

秋は、お月見の行事もあります。お月見の歌の楽しみ方は、こちらの記事でくわしく紹介しています。お月見の歌を子供と楽しむ。十五夜に歌いたい童謡と、月をながめる歌あそび

ピアノがなくても秋の歌を楽しむ工夫

先生やお父様・お母様の声だけで歌う

ピアノがなくても、歌は楽しめます。大人がゆっくり歌って聞かせ、子どもがそのあとをまねする「まねっこ歌い」なら、伴奏がなくてもすぐに始められます。

声に自信がなくても、だいじょうぶです。じょうずに歌うことより、楽しそうに歌う大人の姿が、子どもにとっては大きな安心につながります。

手びょうしや足ぶみで、リズムをとる

伴奏のかわりに、手びょうしや、ひざを軽くたたく音でリズムをとってみてください。歌の速さがそろいやすくなり、みんなで歌っている感じが出てきます。

自然のもので、音を作る

落ち葉をこすり合わせた音、木の枝を軽く打ち合わせた音、どんぐりを入れた箱の音など、秋の自然のものは、そのまま楽器になります。歌の始まりと終わりに鳴らすだけでも、歌の時間がぐっと楽しくなります。

声の高さは、子どもに合わせる

大人が歌いやすい高さは、子どもにとっては低すぎたり、高すぎたりすることがあります。子どもが苦しそうなときは、少し高さをかえて歌いなおしてみてください。どなるような大きな声にならないよう、「やさしい声で歌おうね」と声をかけてあげることも大切です。

秋の歌を楽しむときに気をつけたいこと

全部を歌えなくてもいい

歌のはじめだけ、くり返しのところだけ、でもかまいません。少しずつ歌えるところがふえていく過程を、いっしょに楽しんでください。

季節の変わり目は、のどにもやさしく

秋は朝と夕方の気温の差が大きくなることもあり、体調の変化に気をつけたい時期です。歌の前後に水を飲む、のどが疲れていそうな日は短めにするなど、むりをさせないようにしましょう。声のかすれやのどの痛みが続くときは、耳鼻科などのお医者さんに相談してください。

ことばの意味を、いっしょに考える

秋の童謡には、ふだんの会話では使わないことばが出てくることもあります。「これはどんなものかな」と、絵本や図かんでいっしょに調べると、歌への興味が広がります。

まとめ

  • 秋の歌は、どんぐりやまつぼっくりなど、子どもが手にとれるものと結びつきやすい
  • 「どんぐりころころ」「まつぼっくり」「とんぼのめがね」は、動きをつけて楽しめる
  • 「小さい秋みつけた」「里の秋」は、やさしい声で、ことばを大切に歌う
  • 「大きな栗の木の下で」は、速さや大きさをかえて何回でも楽しめる
  • お散歩、いもほり、行事のあいまなど、園の生活と歌をつなげる
  • ピアノがなくても、まねっこ歌い、手びょうし、自然の音で歌は楽しめる
  • 木の実で遊ぶときは大人が見守り、のどにもむりをさせない

秋に親しんだ歌を、ご家族以外の人にも聞いてもらうきっかけとして、こんな場もあります。こどもの歌声グランプリは、オンラインの動画審査だけで出られる歌のコンクールです。幼児からシニア(65歳以上)までの8部門があり、ジャンルは自由です。出た方には、講評とデジタル賞状がとどきます。こどもの歌声グランプリ

幼児小学生童謡

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