歌が好きな人へのプレゼントのえらび方。お子様にも大人にも、よろこばれる考え方
「歌が好きなあの人に、何をプレゼントしたらいいんだろう」 「歌が趣味だと聞いたけれど、くわしくないから、えらび方がわからない」
誕生日や記念日、入学や進級のお祝いなど、プレゼントを考える場面は、いろいろあります。相手が歌好きだとわかっていても、歌のことにくわしくないと、何をえらべばよいのか、まよってしまいますね。
わたしは息子といっしょに、たくさんのコンクールに出てきました。
この記事では、歌が好きな人へのプレゼントのえらび方をまとめます。歌そのものを歌って贈る話ではなく、歌が趣味の人に「もの」や「体験」を贈るときの考え方です。お子様にも、大人やシニアの方にも使えるように、相手に合わせたえらび方と、気をつけたいことも紹介します。
歌が好きな人へのプレゼント、まず考えたいこと
どんなふうに歌を楽しんでいる人か
ひとくちに「歌が好き」といっても、楽しみ方は人によってちがいます。
- 合唱団やコーラスで、なかまと歌っている
- 歌の教室に通って、レッスンを受けている
- カラオケで、好きな歌を思いきり歌うのが楽しみ
- 家で、好きな歌を口ずさむのが好き
- コンクールや発表会に向けて、練習している
まずは、相手がどんなふうに歌を楽しんでいるかを思いうかべてみてください。楽しみ方がわかると、役に立つもの、うれしいものが見えてきます。
「歌うときに使うもの」か「歌の時間そのもの」か
プレゼントは、大きく分けて二つの考え方があります。
- 練習の道具や楽譜など、歌うときに使う「もの」を贈る
- コンサートやレッスンなど、歌にふれる「時間」を贈る
どちらがよいということはありません。ものはあとに残り、使うたびに思い出してもらえます。体験は、その時間そのものが思い出になります。相手の毎日のすごし方や、住まいのことも考えながらえらんでみてください。
さりげなく、好みを聞いておく
歌の道具は、使う人によって好みがちがうことがあります。すでに持っているものと重なってしまうこともあります。会話の中で「練習のとき、何か困っていることはある?」「最近どんな歌を歌っているの?」と、さりげなく聞いておくと、えらぶときのヒントになります。
ものを贈るときの考え方
練習に使う道具
歌の練習をしている人には、練習の時間が少し楽になる道具が役に立つことがあります。
- 楽譜を立てておける譜面台
- 楽譜をまとめてしまえるファイルやケース
- 自分の歌を録音して聞き直せる道具
- テンポをたしかめられる道具
- 姿勢や口の形を見られる鏡
ただし、道具はこだわりのある人もいます。とくに録音の道具は、使い方や好みがいろいろです。迷ったときは、本人といっしょにえらぶのもよい方法です。練習に使う道具の種類は、こちらの記事でくわしく紹介しています。歌の練習に役立つ道具リスト。譜面台・録音・鏡・メトロノームなど、ボイトレに必要なもの
楽譜や歌の本
好きなジャンルがはっきりしている人には、楽譜集や、歌についての読みものもうれしいものです。発声のことが書かれた本、歌の歴史や作曲家のことが書かれた本、好きな歌を集めた楽譜集など、種類はいろいろあります。
楽譜集は、声の高さに合った調で書かれているか、伴奏のピアノ譜がついているかなど、中身によって使いやすさが変わります。わからないときは、本人に「どんな楽譜があるとうれしい?」と聞いてみてください。本のえらび方は、こちらの記事も参考になります。歌が上手くなる本のえらび方。練習本・楽譜集・読みもの、自分に合う1冊の見つけ方
体をいたわる、身のまわりのもの
歌う人の中には、のどや体を冷やさないように気をつけている人もいます。
- 首もとをあたためるストールやマフラー
- 練習のときに水を持ち歩ける水筒
- 部屋の乾燥が気になるときの加湿のための道具
- 温かい飲みものを楽しめるカップやポット
こうしたものは、歌を習っていない人にも使ってもらいやすいのがよいところです。ただ、のどの調子については人それぞれなので、「これでのどがよくなる」といった言い方はしないようにしましょう。痛みやかすれが続くときは、耳鼻科などのお医者さんに相談するように、やさしく声をかけてあげてください。
歌や音楽をモチーフにした小物
音符や楽器の絵がついた文房具、楽譜をはさむクリップ、レッスンバッグなど、歌や音楽をモチーフにした小物もあります。実用的なものより気軽に贈りたいとき、ほかのプレゼントにそえたいときにも使いやすいものです。
体験を贈るという考え方
コンサートや舞台に、いっしょに行く
相手が好きなジャンルのコンサートや、合唱の演奏会、ミュージカルなどに、いっしょに出かけるのも、すてきな贈りものです。生の歌声を聞くことは、歌が好きな人にとって、よい刺激になることがあります。
チケットを渡すだけでなく、「いっしょに行こう」と誘うことで、その日の時間そのものがプレゼントになります。
歌の体験レッスン
「いつか習ってみたい」と話している人には、歌の体験レッスンをいっしょにさがすのもひとつの方法です。ただ、習い事をはじめるかどうかは、本人が決めることです。むりにすすめず、「よかったら、いっしょに見てみない?」くらいの声かけにしておくと、相手も気が楽です。
親に歌の習い事をすすめたいときの考え方は、こちらの記事にまとめています。親に歌の習い事をすすめたい。40代・50代の方が知っておきたい、すすめ方とプレゼントの考え方
歌える場所へ、いっしょに出かける
カラオケや、みんなで歌う会など、歌える場所へいっしょに出かけるのも、歌好きの人にはうれしい時間です。聞き役になって、相手の歌を楽しんで聞くことも、りっぱなプレゼントになります。
歌の思い出を残すお手伝い
発表会やコンクールに出る人には、当日の服をいっしょにえらんだり、本番の写真や動画を残すお手伝いをしたりするのもよいでしょう。本番の前に「おうえんしているよ」と書いたカードを渡すだけでも、気持ちは伝わります。
お子様の場合は、がんばってきた歌のことを、家族で思い出として残すお手伝いも、心に残る贈りものになります。録った動画をいっしょに見返して、「この歌い方、すてきだったね」と声をかけるだけでも、お子様にとってはうれしい時間になることがあります。
相手に合わせたえらび方
お子様に贈るとき
お子様に贈るときは、年れいと、歌とのかかわり方を考えます。
- 小さなお子様には、歌に合わせて楽しめる絵本や、音楽をモチーフにした身のまわりのもの
- 歌を習っているお子様には、レッスンバッグや楽譜ファイルなど、通うのが楽しくなるもの
- コンクールや発表会に出るお子様には、本番の日を気持ちよくむかえられる身じたくのもの
お子様の場合は、お父様・お母様に、いま何があると助かるかを聞いておくと安心です。
大人やシニアの方に贈るとき
大人やシニアの方には、いまの楽しみ方をもっと楽しくするものを考えてみると、えらびやすくなります。合唱団やコーラスに通っている方なら、楽譜をまとめるファイルや、首もとをあたためるもの。家で歌うのが好きな方なら、好きな歌の楽譜集や、いっしょに出かけるコンサートの時間など。
シニアの方には、文字が大きく見やすい楽譜や歌の本、持ち運びやすい軽いものなど、使いやすさも気にかけてえらぶとよいでしょう。
気をつけたいこと
- すでに持っているものと重ならないか、さりげなくたしかめる
- 大きいものや、置き場所がいるものは、住まいの事情を考える
- 習い事やコンクールを、プレゼントのかたちでむりにすすめない
- 「もっと上手になってね」より、「歌っているあなたが好き」という気持ちを伝える
- ものをえらぶのに迷ったら、本人といっしょにえらぶ
プレゼントに短いメッセージをそえると、ものや体験に、贈る人の気持ちがのります。「歌っているときの楽しそうな顔が好きです」のような、ひとことで十分です。
まとめ
- まずは、相手がどんなふうに歌を楽しんでいるかを思いうかべる
- 歌うときに使う「もの」と、歌にふれる「時間」の、二つの考え方がある
- 道具は好みがあるので、さりげなく聞いたり、いっしょにえらんだりする
- 楽譜や本、体をいたわるもの、音楽モチーフの小物も、えらぶ候補になる
- コンサートや歌える場所へいっしょに出かけることも、すてきな贈りもの
- 習い事やコンクールは、むりにすすめない
- メッセージをひとことそえると、気持ちが伝わりやすい
歌が好きな方へのプレゼントとして、教室さがしをいっしょにするのもひとつの方法です。近くの教室や、オンラインで習える教室は、こちらからさがせます。歌の教室さがし
歌の楽しみを、目標のある時間につなげたい方には、こんな場もあります。こどもの歌声グランプリは、オンラインの動画審査だけで出られる歌のコンクールです。幼児からシニア(65歳以上)までの8部門があり、ジャンルは自由です。出た方には、講評とデジタル賞状がとどきます。こどもの歌声グランプリ