本番の準備(動画・衣装・持ち物)

コンクール当日の食事とお弁当。歌う前に食べる時間と、会場でのすごし方

更新日:2026年11月7日 ・ 書いた人:うみ

「コンクール当日、お弁当は持っていったほうがいいの?」 「出番がお昼ごろだと、昼食はいつ食べさせればいいのかな」 「会場の中で、子供がごはんを食べられる場所はあるの?」

歌のコンクールの当日は、受付、着がえ、声出し、出番、結果発表と、やることがたくさんあります。その中で、意外と後まわしになってしまうのが「食事」のことです。おなかがすきすぎても、食べてすぐに歌うのも、お子様にとっては落ちつかないものです。

わたしは息子といっしょに、たくさんのコンクールに出てきました。

この記事では、コンクール当日の食事の段取りについて考えます。いつ食べるか、どこで食べるか、何をどうやって持っていくか、という「流れ」にしぼってまとめました。会場やコンクールによって、きまりや会場のつくりはちがいます。お子様と会場に合わせて、できそうなところから取り入れてみてください。

歌う前に食べるもの・飲むものの中身については、こちらの記事でくわしく書いています。歌う前に食べるもの・飲むもの。本番の日に気をつけたいこと

コンクール当日の食事は「出番」から考える

まずは、当日の流れを紙に書き出してみる

食事の段取りを考えるときは、はじめに当日の流れを書き出してみるのがわかりやすいです。

  • 家を出る時間
  • 会場に着いて、受付をする時間
  • 着がえや、声出しの時間
  • 出番の時間
  • 結果発表や、表彰の時間
  • 帰りの時間

案内の紙に、受付の時間や出番の順番、だいたいの進み方がのっていることがあります。それを見ながら、家族でいっしょに流れをたしかめておくと、「どこで食事を入れられそうか」が見えてきます。

当日の受付から結果発表までの流れは、こちらの記事にもまとめています。歌のコンクール当日の流れ。受付から結果発表まで、はじめてでもあわてないために

歌う前は、出番から少し前に食べ終えるようにする

食べてすぐに歌うと、おなかが苦しく感じたり、息がすいにくく感じたりすることがあります。反対に、おなかがすきすぎていると、力が出にくかったり、気持ちが落ちつかなかったりすることもあります。

そのため、歌う前の食事は、出番から少し前に食べ終えるように、ゆとりをもって考えておくと安心です。どれくらい前がちょうどよいかは、お子様によってちがいます。ふだんのレッスンや、おうちでの練習のときに、「食べてから歌うまで、どのくらいあいていると歌いやすいか」を、お子様といっしょにたしかめておくと、当日の目安になります。

出番の時間ごとに、食事の入れ方を考える

出番がいつになるかで、食事の入れ方は変わってきます。

  • 出番が朝のうちのとき:朝ごはんを、家で少し早めに、ゆっくり食べておく。昼食は歌い終わってから食べる
  • 出番がお昼ごろのとき:朝ごはんをしっかり食べておき、出番の前は軽いものにする。しっかりした昼食は歌い終わってから
  • 出番が午後のとき:昼食は、出番から少し前に食べ終えるようにする。量はふだんより軽めにして、足りない分は歌い終わってからおぎなう

コンクールは、進み方が予定より早くなったり、おそくなったりすることもあります。「予定どおりにいかないこともある」と考えて、少し早めに食べ終える段取りにしておくと、あわてずにすみます。

お弁当や軽食の持っていき方

お弁当は、食べやすさを大切にする

会場では、ひかえ室のすみや、ロビーのいすなど、ゆっくりテーブルを使えない場所で食べることもあります。お弁当は、見た目よりも「食べやすさ」を大切にして考えてみてください。

  • ひと口で食べられる大きさにしておく
  • はしを使わなくても、手やピックで食べられる形にする
  • 衣装をよごしにくいよう、汁気の少ないおかずにする
  • においの強いものは、ひかえめにする

ひかえ室では、ほかの出演者さんもいっしょにすごします。においの強い食べ物は、まわりの方が気になることもあるので、気をつかっておくと安心です。

少しずつ食べられる軽食を、別に用意しておく

出番の前に、しっかりしたお弁当を食べるのはむずかしいこともあります。そんなときのために、少しずつ食べられる軽食を、お弁当とは別に用意しておくと便利です。

  • 小さなおにぎりや、小さく切ったパン
  • ひと口の大きさに切ったくだもの
  • お子様が食べなれている、軽いおやつ

「歌う前は少しだけ、歌い終わったらお弁当」というように、分けて考えておくと、出番の時間が変わっても合わせやすくなります。

食べなれたものを持っていく

本番の日は、お子様もいつもより気持ちがはりつめています。はじめて食べるものより、ふだんから食べなれているものを持っていくと、お子様も安心して口にしやすくなります。

アレルギーがあるお子様や、体のことで気になることがあるお子様は、当日の食事についても、かかりつけのお医者さんに相談しておいてください。

衣装をよごさない工夫

衣装を着たまま食べると、食べこぼしが気になります。

  • 食べるときは、衣装の上から大きめのタオルや、はおりものをかける
  • できれば、衣装に着がえる前に食べておく
  • ウェットティッシュや、手をふくものを持っていく

着がえる前に食事をすませておけると、衣装のことを気にせず、ゆっくり食べられます。持っていく物全体の確認には、こちらのチェックリストも使ってみてください。歌のコンクール当日の持ち物チェックリスト。忘れ物をしないために

会場で食べる場所と、飲食のきまり

会場の飲食のきまりを、前もってたしかめる

ホールや公民館などの会場では、飲食についてきまりがあることがあります。

  • 客席での飲食はできない
  • ロビーや決まった部屋でのみ、飲食ができる
  • ひかえ室での飲食は、水やお茶だけ
  • 会場の中では、飲食ができない

どこで食べてよいかは、会場やコンクールによってちがいます。案内の紙やホームページをよく読み、わからないときは主催の方にたずねてみてください。当日も、会場の係の方の案内にしたがいましょう。ごみは持ち帰るきまりのこともあるので、ごみを入れる袋も持っていくと安心です。

会場の中で食べられないときを考えておく

会場の中で食べられる場所がないこともあります。そのときは、どこで食べるかを前もって考えておくと、当日あわてずにすみます。

  • 会場の近くに、すわって食べられる場所があるか
  • 車で行く場合は、車の中で食べられるか
  • 家を出る前に、食事をすませておけるか

天気によって外で食べられないこともあるので、いくつか考えておけると安心です。

飲みものは、少しずつ口にできるように

当日は、ひかえ室や客席で待つ時間が長くなることもあります。のどがかわいたときに、少しずつ口にできるよう、水とうや、ふたのしまる飲みものを用意しておくと便利です。客席で飲めるかどうかも、会場のきまりにしたがってください。

待ち時間と、食事のあとのすごし方

食べたあとは、ゆっくりすごす時間をとる

食事のあとすぐに、大きな声で声出しをするより、少しゆっくりすごす時間があると、お子様の気持ちも体も落ちつきやすくなります。

  • 静かな場所で、すわって休む
  • 楽譜を見ながら、歌のイメージをたしかめる
  • 小さな声で、ハミングをしてみる

食べたあとの声出しは、お子様のようすを見ながら、軽いものから始めてみてください。

緊張で食べられないときは、無理をさせない

本番前は、緊張で「食べたくない」と言うお子様もいます。そんなときは、無理に食べさせようとしなくてもかまいません。

  • 少しだけ食べられそうなものを、すすめてみる
  • 飲みものだけでも、少しずつ口にする
  • 「歌い終わったら、お弁当を食べようね」と、楽しみをつくる

お父様・お母様があせると、お子様にもその気持ちが伝わります。おだやかに声をかけてあげてください。体調がすぐれないときの考え方は、こちらの記事にまとめています。コンクール当日に体調がわるいとき。出るか休むかの考え方と、その日にできること

歌い終わったあとの食事も、たのしみに

歌い終わると、ほっとして、おなかがすいてくることもあります。結果発表までの待ち時間に、家族でお弁当を食べながら、「よくがんばったね」と声をかけてあげると、お子様にとっても心にのこる時間になります。結果がどうであっても、歌いきったことを、いっしょによろこんであげてください。

まとめ

  • コンクール当日の食事は、まず「出番」から考える
  • 当日の流れを書き出して、どこで食事を入れられるかをたしかめる
  • 歌う前は、出番から少し前に食べ終えるようにし、ちょうどよい間はふだんからたしかめておく
  • 出番の時間に合わせて、朝ごはん・軽食・お弁当を分けて考える
  • お弁当は食べやすさを大切にし、軽食も別に用意しておく
  • アレルギーなど気になることは、かかりつけのお医者さんに相談する
  • 会場の飲食のきまりを前もってたしかめ、当日は係の方の案内にしたがう
  • 緊張で食べられないときは、無理をさせない

食事の段取りが決まっていると、当日はお子様の歌に、落ちついて向き合いやすくなります。歌を楽しむ場は、会場で行われるコンクールだけではありません。こどもの歌声グランプリは、オンラインの動画審査だけで出られる歌のコンクールです。幼児からシニア(65歳以上)までの8部門があり、ジャンルは自由です。出た方には、講評とデジタル賞状がとどきます。こどもの歌声グランプリ

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