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履歴書の趣味に「歌を歌うこと」と書くとき。伝わる書き方と、面接での話し方の例文

更新日:2026年11月7日 ・ 書いた人:うみ

「履歴書の趣味の欄に、歌を歌うことと書いてもいいのかな」 「面接で趣味は歌ですと言ったら、そのあと何を話せばいいの?」

就職や進学の書類を書くとき、趣味の欄でペンが止まってしまうことがあります。歌が好きでも、「歌」とだけ書くと、少し短すぎる気もしますね。

わたしは息子といっしょに、たくさんのコンクールに出てきました。

この記事では、履歴書の趣味に「歌を歌うこと」と書くときの、伝わる書き方をまとめます。あわせて、面接で趣味の歌について話すときの流れと、学生・社会人・中学生や高校生の入試の面接で使える例文も紹介します。どれもこの記事のために作った例文なので、ご自分のことばに直して使ってください。

履歴書の趣味に「歌を歌うこと」と書いてもいい?

趣味の欄は、人がらを知ってもらう場所

履歴書の趣味の欄は、その人がどんなことを楽しみ、どんなふうに毎日をすごしているかを、読む人に知ってもらうための場所です。歌を歌うことは、りっぱな趣味です。気おくれせずに書いてかまいません。

歌は、ひとりでも、なかまとでも楽しめます。声を出すこと、曲をおぼえること、人前で歌うことなど、話をひろげやすいところもあります。

「歌」とだけ書くと、伝わりにくい

いっぽうで、「歌」「カラオケ」とだけ書くと、読む人はどんな楽しみ方をしているのか、思いうかべにくくなります。面接で話のきっかけにしてもらうためにも、少しだけ中身をそえるのがポイントです。

うそや大げさな書き方はしない

何より大切にしたいのは、ほんとうのことを書くことです。たとえば、ときどき歌うだけなのに「毎日きたえています」と書いたり、出ていない大会の名前を書いたりするのはやめましょう。

面接では、書いたことについて、さらにくわしく聞かれることがあります。ほんとうのことなら、ことばにつまっても、自分の気持ちで答えられます。少し地味に見えても、正直な書き方のほうが、話していて楽になります。

伝わる書き方のポイント

どんな歌を、どこで歌っているか

まずは、歌の中身を書きます。

  • 合唱、声楽、ポップス、アニメの歌、昔の歌など、どんな歌か
  • 合唱団、部活、教室、カラオケ、家など、どこで歌っているか
  • ひとりで歌うのか、なかまと歌うのか

これだけでも、読む人の中で、ぐっとすがたが見えやすくなります。

どれくらいつづけているか

「中学生のころから」「社会人になってから」のように、いつから歌っているかを書くと、つづけてきたことが伝わります。年数を書くなら、ご自分の事実どおりに書いてください。

歌から得たことを、ひとことそえる

さいごに、歌を通して感じていることや、身についたことを、ひとことだけそえます。

  • なかまと声を合わせる楽しさ
  • 本番に向けて、こつこつ練習する力
  • 人前で落ちついて話せるようになったこと
  • 気分を切りかえる時間になっていること

ここで大切なのは、話を大きくしすぎないことです。「歌のおかげで何でもできるようになった」ではなく、自分がほんとうに感じていることを、そのまま書くほうが伝わります。

履歴書の趣味の書き方の例文

学生(大学生・専門学校生)の例

  • 歌を歌うこと(大学の合唱サークルで、なかまと声を合わせる楽しさを感じています)
  • 歌を歌うこと。好きな歌の英語の発音を調べながら、少しずつ歌えるように練習しています

社会人の例

  • 歌を歌うこと(休日に歌の教室へ通い、正しい息の使い方を学んでいます)
  • 歌を歌うこと。地域のコーラスに参加し、季節の発表会に向けて練習しています
  • 歌を歌うこと。ひとりでカラオケに行き、録音した声を聞き直して練習するのが楽しみです

中学生・高校生(入試の願書や面接シート)の例

  • 歌を歌うこと。小学生のころから合唱団に入り、ていねいに声をそろえることを大切にしています
  • 歌うこと。家で好きな歌を練習し、家族の前で歌うのが楽しみです

学校によって、趣味を書く欄があるかどうかや、書き方の決まりはちがいます。先生の説明や、配られた書き方の見本をよく読んでから書いてください。

面接で「趣味は歌」と話すときの流れ

面接で趣味を聞かれたら、次のような順番で話すと、まとまりやすくなります。

  • はじめに、趣味は歌を歌うことだと伝える
  • どんな歌を、どこで歌っているかを話す
  • 歌っていて楽しいこと、気をつけていることを話す
  • 歌から感じたことを、ひとことでまとめる

長く話しすぎなくてだいじょうぶです。聞いている人が、もう少し聞きたいと思ったら、つづけて質問してくれます。

学生の面接の例文

「わたしの趣味は、歌を歌うことです。大学では合唱サークルに入っていて、演奏会に向けて、なかまと練習しています。自分の声だけが目立たないように、まわりの声をよく聞いて歌うことを心がけています。人の声に耳をかたむけることは、グループで何かを進めるときにも、大切にしたいと考えています。」

社会人の面接の例文

「趣味は歌を歌うことです。仕事を始めてから、休日に歌の教室に通うようになりました。はじめは思うように声が出ませんでしたが、先生に教わったことをメモして、少しずつ練習しています。うまくいかないところを一つずつ見直していく時間が、自分には合っていると感じています。」

中学生・高校生の入試の面接の例文

「わたしの趣味は、歌うことです。中学校では合唱部に入っていて、合唱コンクールに向けて、パートのみんなで練習してきました。はじめは高い音がうまく出せませんでしたが、先輩に息の使い方を教えてもらい、少しずつ歌えるようになりました。高校でも、音楽にかかわる活動をつづけたいと思っています。」

入試の面接では、むずかしいことばを使うより、自分のことばで、ゆっくりはっきり話すことのほうが大切です。歌が好きな気持ちが、そのまま伝わればじゅうぶんです。歌が好きなお子様の進路の考え方は、こちらの記事にまとめています。歌が好きな子の進路|中学・高校の部活、音楽科、音大、それ以外の道

つづけて聞かれることがある質問と、答え方のヒント

趣味の話のあとに、こんな質問がつづくことがあります。

  • 「どんな歌が好きですか」……好きなジャンルや、好きな理由を話します。曲名を一つ出すなら、なぜ好きなのかもひとことそえると、話がひろがります。
  • 「歌っていて、むずかしいことは何ですか」……息つぎ、高い音、歌詞をおぼえることなど、自分が苦労していることを正直に話し、どう工夫しているかをつけ加えます。
  • 「これからの目標はありますか」……発表会に出てみたい、新しい歌に挑戦したいなど、身近な目標で十分です。

答えを丸暗記するより、話したいことを短いメモにしておき、ことばはその場で選ぶほうが、自然に話せることもあります。

気をつけたいこと

「カラオケ」と書いてもいい?

カラオケも、歌を楽しむりっぱな方法です。ただ、「カラオケ」とだけ書くと、遊びの印象だけが伝わることもあります。「歌を歌うこと(カラオケで、録音を聞き直しながら練習しています)」のように、楽しみ方をそえると、すがたが伝わりやすくなります。

「歌ってください」と言われたら

面接の場で歌をたのまれることは、あまり考えなくてよいと思います。もしそう言われても、むりに歌わなくてかまいません。「人前で歌うのはまだ練習中なので、少しはずかしいです」と、笑顔で正直に伝えれば十分です。人前で歌うことに少しずつなれていきたい大人の方は、こちらも参考にしてください。人前で歌うのがはずかしい大人へ。少しずつなれていく方法

合否につながるとは考えすぎない

趣味の欄は、人がらを知ってもらうための一つの手がかりです。歌の書き方しだいで合否が決まる、というものではありません。気負いすぎず、自分らしく書けば、それでよいのです。

まとめ

  • 履歴書の趣味に「歌を歌うこと」と書いてかまわない
  • 「歌」とだけ書かず、どんな歌を、どこで、いつから歌っているかをそえる
  • 歌から得たことは、ひとことだけ、正直に書く
  • うそや大げさな書き方はせず、自分の事実どおりに書く
  • 面接では、趣味を伝える、中身を話す、感じたことでまとめる、の順で話す
  • 入試の面接では、むずかしいことばより、自分のことばでゆっくり話す
  • 書き方しだいで合否が決まるわけではないので、気負いすぎない

履歴書に書いた「歌を歌うこと」を、これからもっと楽しみたい方は、教室で習ってみるのもひとつの方法です。お住まいの近くの教室や、オンラインで習える教室は、こちらからさがせます。歌の教室さがし趣味の歌を長くつづけるコツは、こちらの記事にまとめています。大人が歌の趣味を長くつづけるコツ。目標の立て方と仲間の見つけ方

歌の目標の一つとして、こんな場もあります。こどもの歌声グランプリは、オンラインの動画審査だけで出られる歌のコンクールです。幼児からシニア(65歳以上)までの8部門があり、ジャンルは自由です。出た方には、講評とデジタル賞状がとどきます。こどもの歌声グランプリ

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