練習・発声のコツ

カラオケが1か月で上手くなる練習プラン。1週目から4週目のすすめ方

更新日:2026年11月7日 ・ 書いた人:うみ

「1か月後に職場の集まりでカラオケがある。それまでに少しでも上手くなりたい」 「カラオケが上手くなるには、どのくらいの練習期間が必要なんだろう」

こんなふうに思って、練習のしかたをさがしている方も多いと思います。何をどの順番でやればいいのかがわからないと、なんとなく歌うだけで日にちがすぎてしまいますよね。

わたしは息子といっしょに、たくさんのコンクールに出てきました。

この記事では、カラオケを1か月で上手くなることをめざす方のために、1週目から4週目までの練習プランをまとめました。1か月で「必ず上手くなる」とは言えませんが、やることを週ごとに分けておくと、むりなく、むだなく練習をすすめやすくなります。

カラオケが上手くなる練習期間の考え方

1か月でかわりやすいことと、時間がかかること

カラオケの練習で、1か月くらいでかわりやすいのは、次のようなことです。

  • 歌う曲のメロディーや歌詞が、しっかり身につく
  • 自分に合うキーがわかる
  • 息つぎの場所が決まって、歌いやすくなる
  • 人前で歌うことに、少しなれる

いっぽうで、声の出し方そのものや、出せる音のはばを広げることは、もう少し長い時間がかかることが多いです。1か月の目標は「あの1曲を、気持ちよく歌いきれるようになる」くらいにしておくと、むりがありません。

練習する曲は1曲か2曲にしぼる

1か月という短い期間では、曲をしぼるのがいちばんの近道です。たくさんの曲を少しずつ練習するより、1曲か2曲をくり返したほうが、変化を感じやすくなります。

1日の練習時間の目安

いそがしい方でも続けられるように、このプランでは次のような時間を考えています。

  • 平日:家で10分から15分くらい
  • 週に1回:カラオケ店で1時間くらい

カラオケ店に行けない週は、家での練習だけでもかまいません。ひとりでカラオケ店を使うときの時間の使い方は、こちらの記事にまとめています。ひとりカラオケで歌の練習をする。時間のつかい方と、録音のすすめ

はじめる前の準備

1か月の目標を1行で書く

まず、1か月後にどうなっていたいかを、1行で書いておきましょう。

  • 「集まりで歌う1曲を、最後まで声がかれずに歌う」
  • 「サビの高いところを、さけばずに歌う」
  • 「歌詞を見ずに、1曲歌えるようになる」

「上手くなる」だけだと、できたかどうかがわかりにくいので、自分でたしかめられる目標にするのがおすすめです。

いまの歌を録音しておく

練習をはじめる前の日に、いまの歌をスマホで録音しておきましょう。4週目に聞きくらべると、1か月の変化に気づきやすくなります。

1週目 曲を知る週

声を出すより「聞く」時間をふやす

1週目は、歌うよりも、曲をよく聞くことが中心です。通勤や家事の時間に、練習する曲をくり返し聞きましょう。

  • メロディーを口ずさめるくらいまで聞く
  • 歌いはじめのタイミングをおぼえる
  • 曲の中で、いちばん高いところと低いところを知る

歌詞を書き出して、息つぎに印をつける

歌詞を紙に書き出すか、プリントして、息をすう場所に印をつけていきます。もとの歌手がどこで息をすっているかを聞きながら決めると、わかりやすいです。

1週目のカラオケ店では、キーをためす

1週目にカラオケ店に行くなら、キーを上げたり下げたりして、らくに歌える高さをさがしてみましょう。1つか2つ下げただけで、ぐっと歌いやすくなることもあります。決めたキーはメモしておきます。

2週目 メロディーを正しく歌う週

小さめの声で、ていねいに

2週目は、メロディーを正しく歌うことに集中します。大きな声を出さなくてもだいじょうぶです。小さめの声で、1つ1つの音の高さをていねいに合わせていきましょう。

  • 音がまちがえやすいところは、そこだけをくり返す
  • 「ラ」や「ル」だけでメロディーを歌ってみる
  • 歌詞をつけるのは、メロディーが合ってから

苦手な部分は「区切って」練習する

1曲を最初から最後まで通すと、むずかしいところの練習回数が少なくなります。サビの入り口や、高い音が続くところなど、苦手な部分だけを取り出して練習しましょう。

2週目のカラオケ店では、録音して聞く

カラオケ店では、スマホで自分の歌を録音してみましょう。その場で聞き返すと、音がずれやすいところや、歌詞がつまるところがわかります。録音した歌のチェックのしかたは、こちらの記事が参考になります。自分の歌は上手い?録音でできるセルフ診断のしかたとチェック項目

3週目 声とリズムをととのえる週

息つぎと声ののばし方を見直す

3週目は、1週目に決めた息つぎの場所で、本当に歌えているかをたしかめます。息が足りなくなるところは、息つぎの場所をふやしたり、少し早めにすったりしてみましょう。

リズムを体で感じる

伴奏に合わせて、手で軽くひざをたたきながら歌ってみてください。歌い出しがおくれやすいところや、ことばがつまるところが見つかります。

強く歌うところ、やさしく歌うところを決める

メロディーがなれてきたら、曲の中で強弱をつけてみましょう。

  • Aメロは、話すようにやさしく
  • サビは、声をのびやかに
  • 曲の終わりは、ていねいにおさめる

全部を同じ大きさで歌うより、ずっと気持ちが伝わりやすくなります。

家での練習は、短くてもまい日

3週目は、家での練習を「まい日少しずつ」にするのがおすすめです。10分だけでも、まい日歌うほうが、週末にまとめて長く歌うより、のどにもやさしく、メロディーもしっかり身につきやすくなります。声を出しにくい日は、歌詞を見ながら曲を聞いて、頭の中で歌うだけでもかまいません。

のどがつかれたら休む

練習がたのしくなってくると、つい歌いすぎてしまうことがあります。のどがつかれたと感じたら、その日は休みましょう。痛みやかすれが何日も続くときは、むりをせず、耳鼻科などのお医者さんに相談してください。

4週目 通して歌い、本番になれる週

最初から最後まで、通して歌う

4週目は、区切らずに1曲を通して歌う練習をふやします。とちゅうでまちがえても止まらずに、最後まで歌いきることを大切にしましょう。

本番と同じように歌ってみる

カラオケ店では、本番を思いうかべながら歌ってみます。

  • 立って歌ってみる
  • マイクを持って歌ってみる
  • 1回目でどれくらい歌えるかをためす

本番では、声ならしをする時間がないことも多いです。1回目から歌える感じをつかんでおくと安心です。お店で歌う前の準備や、当日すぐにできるコツは、こちらの記事にまとめています。カラオケで今日からすぐできる、上手に聞こえるコツ

1か月前の録音と聞きくらべる

最後に、1か月前に録音した歌と、いまの歌を聞きくらべてみましょう。歌詞がなめらかになった、息つぎがらくになった、高いところがさけばなくなったなど、小さな変化を見つけてみてください。

1か月の練習でつまずいたとき

予定どおりにすすまない

いそがしくて練習できない日があっても、だいじょうぶです。1週目の内容が終わらなければ、2週目にくり越してかまいません。週ごとの内容は、あくまで目安です。

あまりかわっていない気がする

1か月で大きな変化を感じられないこともあります。そんなときは、目標をもう少し小さくしてみましょう。「サビだけは気持ちよく歌える」でも、りっぱな進歩です。

曲がどうしても合わない

キーを下げても歌いにくいときは、曲そのものが、いまの声に合っていないのかもしれません。とちゅうで曲をかえるのも1つの方法です。そのときは、1週目からもう一度はじめましょう。

1か月のあとに続けるなら

1か月の練習で「もっと上手くなりたい」と思えたら、それはとてもすてきなことです。同じ流れで次の曲に取り組んでもいいですし、声の出し方を先生にみてもらうのもおすすめです。カラオケ教室やボイトレ教室では、自分では気づきにくいくせを教えてもらえることが多いです。

まとめ

  • 1か月の目標は「1曲を気持ちよく歌いきる」くらいにする
  • 練習する曲は1曲か2曲にしぼる
  • 1週目は曲を聞いて、キーと息つぎを決める
  • 2週目は小さめの声で、メロディーを正しく歌う
  • 3週目は息つぎ、リズム、強弱をととのえる
  • 4週目は通して歌い、本番と同じ形でためす
  • はじめと終わりに録音して、変化を聞きくらべる
  • のどの痛みやかすれが続くときは、お医者さんに相談する

1か月の練習は、自分の声と向き合う、よいきっかけになります。もっと続けてみたくなったら、近くの教室をさがしてみてください。歌の教室さがし練習した歌をだれかに聞いてもらいたくなったときは、こどもの歌声グランプリもおすすめです。オンラインの動画審査だけで出られて、幼児からシニア(65歳以上)までの8部門があり、ジャンルは自由です。講評とデジタル賞状がとどくので、つぎの目標も立てやすくなると思います。こどもの歌声グランプリ

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