子どもが歌いやすいクリスマスの歌。家族で楽しむ歌い方と、ちょっとした工夫
12月になると、町のあちこちでクリスマスの歌が聞こえてきます。お子様も、自然と口ずさんでいるのではないでしょうか。
クリスマスは、家族で歌を楽しむのにぴったりの季節です。この記事では、子どもが歌いやすいクリスマスの歌と、家族での楽しみ方をまとめます。
ここでは、むかしから世界中で歌いつがれている歌を中心に紹介します。歌詞は、絵本や歌の本、音楽の教科書などで、お子様といっしょにたしかめてみてください。
冬の歌については、こちらの記事でも紹介しています。クリスマス会や冬の発表会で歌いたい歌。子どもと楽しむ冬の曲
子どもが歌いやすい歌の条件
クリスマスの歌は、たくさんあります。お子様が歌いやすいのは、こんな歌です。
- メロディがくりかえし出てきて、おぼえやすい
- 高すぎる音や、ひくすぎる音が少ない
- テンポが、はやすぎない
- ことばが、むずかしすぎない
小さなお子様は、まずはサビやくりかえしの部分だけでも大丈夫です。全部おぼえなくても、知っているところをいっしょに歌えれば、それだけで楽しい時間になります。
むかしから歌いつがれているクリスマスの歌
ジングルベル
元気でリズムのいい歌です。くりかえしの部分がおぼえやすいので、小さなお子様でもすぐに歌えるようになります。すずを鳴らしながら歌うと、さらに楽しくなります。
きよしこの夜
しずかで、やさしいメロディの歌です。ゆっくりしたテンポなので、ひとつひとつの音をていねいに歌う練習にもなります。ろうそくの明かりのそばで、そっと歌うのもすてきです。
もろびとこぞりて
明るく、はなやかなふんいきの歌です。教会や学校の行事などで歌われることもあります。くりかえしの部分を、家族みんなで声を合わせて歌うと、もりあがります。
おめでとうクリスマス
英語の歌として知られている、短くてかわいい歌です。くりかえしが多いので、英語の歌に親しむきっかけにもなります。
ひいらぎかざろう
楽しいリズムで、合いの手のような部分がある歌です。家族で「かけあい」をしながら歌うと、楽しめます。
神の御子は今宵しも
ゆったりとした、おごそかなふんいきの歌です。少し大きくなったお子様が、ていねいに歌いたいときにもおすすめです。
このほかにも、クリスマスの歌はたくさんあります。保育園や幼稚園、学校で習ってきた歌があれば、ぜひその歌もいっしょに歌ってみてください。お子様が「先生」になって、家族に歌を教えてくれることもあり、それもまた楽しい時間になります。
歌うときのちょっとしたコツ
明るい歌は、顔も明るく
ジングルベルのような明るい歌は、口角を少し上げて、笑顔で歌うと、声も明るくなります。
しずかな歌は、息をたっぷり
きよしこの夜のようなしずかな歌は、大きな声よりも、やさしい声で歌うのがすてきです。息をたっぷりすって、ゆっくりはきながら歌いましょう。
歌詞の場面を思いうかべる
雪がふっている、星がかがやいている、すずの音がひびいている。歌詞の場面を思いうかべながら歌うと、気持ちのこもった歌になります。
童謡を歌うときのコツは、こちらの記事にもまとめています。童謡を上手に歌うコツ。「ことば」を大切にすると歌はかわる
年れい別の楽しみ方
3歳〜幼稚園のころ
小さなお子様は、歌詞を全部おぼえるより、リズムにのって体を動かすことが楽しい年れいです。
- すずを鳴らしながら、ジングルベルを歌う
- 「ジングルベル」のところだけ、大きな声でいっしょに歌う
- 歌に合わせて、手をたたいたり、足ぶみしたりする
「歌うって楽しい」と感じられれば、それがいちばんです。
小学校低学年
歌詞をおぼえて、1曲まるごと歌えるようになってくる年れいです。
- 歌詞の意味を、いっしょに考えてみる
- 家族の前で、ひとりで1曲歌ってみる
- かんたんな英語の歌に、ちょうせんしてみる
小学校高学年
少しむずかしい歌や、しずかな歌もきれいに歌えるようになってきます。
- きよしこの夜のような、しずかな歌をていねいに歌う
- 家族とパートを分けて、ハーモニーを楽しむ
- きょうだいや、小さなお子様に歌を教えてあげる
人に教えると、自分の歌い方を見なおすきっかけにもなります。
クリスマスの歌で練習できること
クリスマスの歌は、楽しいだけでなく、歌の練習にもなります。
明るい歌で「リズム」の練習
リズムのいい歌は、ことばをはっきり歌う練習にぴったりです。はやくなりすぎないように、手びょうしをしながら歌ってみましょう。
しずかな歌で「息」の練習
ゆっくりした歌は、長いフレーズを、とちゅうで息がきれないように歌う練習になります。どこで息をすうか、お子様といっしょに決めてみるのもいいですね。
くりかえしで「表情」の練習
同じメロディがくりかえし出てくる歌は、1回目と2回目で、少し歌い方をかえてみる練習ができます。「1回目はやさしく、2回目は元気に」など、遊びながらやってみましょう。
家族で楽しむアイデア
クリスマスの「おうち発表会」
クリスマスの日に、家族の前で歌を発表する「おうち発表会」をしてみませんか。
- プログラムを、お子様といっしょに手づくりする
- 一曲ずつ、家族みんなが歌う
- おわったら、はく手と「すてきだったね」
人前で歌う練習にもなり、お子様の自信にもつながります。
楽器といっしょに
すずやタンバリン、カスタネットなど、かんたんな楽器をつかうと、小さなお子様も楽しめます。楽器がなければ、手びょうしだけでもじゅうぶんです。空きばこやペットボトルに、お米やビーズを入れて、手づくりの楽器をつくるのも楽しいですよ。
動画にのこす
クリスマスに歌っている姿を、動画にのこしておくのもおすすめです。毎年とっていくと、お子様の成長がよくわかります。おじいちゃん・おばあちゃんに送ると、とてもよろこばれます。
動画のきれいなとり方は、こちらの記事にまとめています。歌の動画審査、スマホでのきれいなとり方。おうちでできる10のコツ
英語の歌にちょうせん
クリスマスの歌には、もともと英語の歌もたくさんあります。かんたんな英語の歌を、日本語といっしょに歌ってみると、ことばの楽しさにもふれられます。
冬は、のどのケアを大切に
12月は、空気がかわいて、かぜもはやりやすい季節です。歌を楽しむためにも、のどを大切にしましょう。
- 部屋がかわきすぎないようにする
- 水分をこまめにとる
- 外から帰ったら、手あらい・うがいを
- 大声でさけぶ遊びは、ひかえめに
声がかれたり、のどのいたみがつづいたりするときは、むりに歌わせず休ませましょう。心配なときは、耳鼻科で相談してみてください。
のどのケアについては、こちらの記事でもくわしく書いています。子どもののどを守るためにできること。歌をがんばる子の毎日のケア
コンクールや発表会で歌うときは
クリスマスの歌を、発表会やコンクールで歌いたいときは、募集の案内で、曲の決まりをかならずたしかめましょう。
また、歌の動画をSNSなどに出すときは、曲そのものは古くからある歌でも、日本語の歌詞や伴奏の音源によって決まりがあることもあります。家族の中で楽しむだけなら気にしなくて大丈夫ですが、外に出すときは気をつけてください。
まとめ
- 子どもが歌いやすいのは、くりかえしが多く、音が高すぎない歌
- ジングルベル、きよしこの夜、もろびとこぞりてなど、むかしからの歌がおすすめ
- 明るい歌は笑顔で、しずかな歌はやさしい声で
- おうち発表会や、楽器、動画で、家族で楽しむ
- 冬は、のどのケアを大切に
クリスマスに家族の前で歌った経験が、「もっと歌いたい」という気持ちにつながることもあります。そんなときは、動画で出られるコンクールに挑戦してみるのもひとつの方法です。こどもの歌声グランプリは、おうちでとった動画1本で応募でき、全員に講評が届きます。こどもの歌声グランプリ