練習・発声のコツ

子どもが歌いやすいクリスマスの歌。家族で楽しむ歌い方と、ちょっとした工夫

更新日:2026年11月4日 ・ 書いた人:うみ

12月になると、町のあちこちでクリスマスの歌が聞こえてきます。お子様も、自然と口ずさんでいるのではないでしょうか。

クリスマスは、家族で歌を楽しむのにぴったりの季節です。この記事では、子どもが歌いやすいクリスマスの歌と、家族での楽しみ方をまとめます。

ここでは、むかしから世界中で歌いつがれている歌を中心に紹介します。歌詞は、絵本や歌の本、音楽の教科書などで、お子様といっしょにたしかめてみてください。

冬の歌については、こちらの記事でも紹介しています。クリスマス会や冬の発表会で歌いたい歌。子どもと楽しむ冬の曲

子どもが歌いやすい歌の条件

クリスマスの歌は、たくさんあります。お子様が歌いやすいのは、こんな歌です。

  • メロディがくりかえし出てきて、おぼえやすい
  • 高すぎる音や、ひくすぎる音が少ない
  • テンポが、はやすぎない
  • ことばが、むずかしすぎない

小さなお子様は、まずはサビやくりかえしの部分だけでも大丈夫です。全部おぼえなくても、知っているところをいっしょに歌えれば、それだけで楽しい時間になります。

むかしから歌いつがれているクリスマスの歌

ジングルベル

元気でリズムのいい歌です。くりかえしの部分がおぼえやすいので、小さなお子様でもすぐに歌えるようになります。すずを鳴らしながら歌うと、さらに楽しくなります。

きよしこの夜

しずかで、やさしいメロディの歌です。ゆっくりしたテンポなので、ひとつひとつの音をていねいに歌う練習にもなります。ろうそくの明かりのそばで、そっと歌うのもすてきです。

もろびとこぞりて

明るく、はなやかなふんいきの歌です。教会や学校の行事などで歌われることもあります。くりかえしの部分を、家族みんなで声を合わせて歌うと、もりあがります。

おめでとうクリスマス

英語の歌として知られている、短くてかわいい歌です。くりかえしが多いので、英語の歌に親しむきっかけにもなります。

ひいらぎかざろう

楽しいリズムで、合いの手のような部分がある歌です。家族で「かけあい」をしながら歌うと、楽しめます。

神の御子は今宵しも

ゆったりとした、おごそかなふんいきの歌です。少し大きくなったお子様が、ていねいに歌いたいときにもおすすめです。

このほかにも、クリスマスの歌はたくさんあります。保育園や幼稚園、学校で習ってきた歌があれば、ぜひその歌もいっしょに歌ってみてください。お子様が「先生」になって、家族に歌を教えてくれることもあり、それもまた楽しい時間になります。

歌うときのちょっとしたコツ

明るい歌は、顔も明るく

ジングルベルのような明るい歌は、口角を少し上げて、笑顔で歌うと、声も明るくなります。

しずかな歌は、息をたっぷり

きよしこの夜のようなしずかな歌は、大きな声よりも、やさしい声で歌うのがすてきです。息をたっぷりすって、ゆっくりはきながら歌いましょう。

歌詞の場面を思いうかべる

雪がふっている、星がかがやいている、すずの音がひびいている。歌詞の場面を思いうかべながら歌うと、気持ちのこもった歌になります。

童謡を歌うときのコツは、こちらの記事にもまとめています。童謡を上手に歌うコツ。「ことば」を大切にすると歌はかわる

年れい別の楽しみ方

3歳〜幼稚園のころ

小さなお子様は、歌詞を全部おぼえるより、リズムにのって体を動かすことが楽しい年れいです。

  • すずを鳴らしながら、ジングルベルを歌う
  • 「ジングルベル」のところだけ、大きな声でいっしょに歌う
  • 歌に合わせて、手をたたいたり、足ぶみしたりする

「歌うって楽しい」と感じられれば、それがいちばんです。

小学校低学年

歌詞をおぼえて、1曲まるごと歌えるようになってくる年れいです。

  • 歌詞の意味を、いっしょに考えてみる
  • 家族の前で、ひとりで1曲歌ってみる
  • かんたんな英語の歌に、ちょうせんしてみる

小学校高学年

少しむずかしい歌や、しずかな歌もきれいに歌えるようになってきます。

  • きよしこの夜のような、しずかな歌をていねいに歌う
  • 家族とパートを分けて、ハーモニーを楽しむ
  • きょうだいや、小さなお子様に歌を教えてあげる

人に教えると、自分の歌い方を見なおすきっかけにもなります。

クリスマスの歌で練習できること

クリスマスの歌は、楽しいだけでなく、歌の練習にもなります。

明るい歌で「リズム」の練習

リズムのいい歌は、ことばをはっきり歌う練習にぴったりです。はやくなりすぎないように、手びょうしをしながら歌ってみましょう。

しずかな歌で「息」の練習

ゆっくりした歌は、長いフレーズを、とちゅうで息がきれないように歌う練習になります。どこで息をすうか、お子様といっしょに決めてみるのもいいですね。

くりかえしで「表情」の練習

同じメロディがくりかえし出てくる歌は、1回目と2回目で、少し歌い方をかえてみる練習ができます。「1回目はやさしく、2回目は元気に」など、遊びながらやってみましょう。

家族で楽しむアイデア

クリスマスの「おうち発表会」

クリスマスの日に、家族の前で歌を発表する「おうち発表会」をしてみませんか。

  • プログラムを、お子様といっしょに手づくりする
  • 一曲ずつ、家族みんなが歌う
  • おわったら、はく手と「すてきだったね」

人前で歌う練習にもなり、お子様の自信にもつながります。

楽器といっしょに

すずやタンバリン、カスタネットなど、かんたんな楽器をつかうと、小さなお子様も楽しめます。楽器がなければ、手びょうしだけでもじゅうぶんです。空きばこやペットボトルに、お米やビーズを入れて、手づくりの楽器をつくるのも楽しいですよ。

動画にのこす

クリスマスに歌っている姿を、動画にのこしておくのもおすすめです。毎年とっていくと、お子様の成長がよくわかります。おじいちゃん・おばあちゃんに送ると、とてもよろこばれます。

動画のきれいなとり方は、こちらの記事にまとめています。歌の動画審査、スマホでのきれいなとり方。おうちでできる10のコツ

英語の歌にちょうせん

クリスマスの歌には、もともと英語の歌もたくさんあります。かんたんな英語の歌を、日本語といっしょに歌ってみると、ことばの楽しさにもふれられます。

冬は、のどのケアを大切に

12月は、空気がかわいて、かぜもはやりやすい季節です。歌を楽しむためにも、のどを大切にしましょう。

  • 部屋がかわきすぎないようにする
  • 水分をこまめにとる
  • 外から帰ったら、手あらい・うがいを
  • 大声でさけぶ遊びは、ひかえめに

声がかれたり、のどのいたみがつづいたりするときは、むりに歌わせず休ませましょう。心配なときは、耳鼻科で相談してみてください。

のどのケアについては、こちらの記事でもくわしく書いています。子どもののどを守るためにできること。歌をがんばる子の毎日のケア

コンクールや発表会で歌うときは

クリスマスの歌を、発表会やコンクールで歌いたいときは、募集の案内で、曲の決まりをかならずたしかめましょう。

また、歌の動画をSNSなどに出すときは、曲そのものは古くからある歌でも、日本語の歌詞や伴奏の音源によって決まりがあることもあります。家族の中で楽しむだけなら気にしなくて大丈夫ですが、外に出すときは気をつけてください。

まとめ

  • 子どもが歌いやすいのは、くりかえしが多く、音が高すぎない歌
  • ジングルベル、きよしこの夜、もろびとこぞりてなど、むかしからの歌がおすすめ
  • 明るい歌は笑顔で、しずかな歌はやさしい声で
  • おうち発表会や、楽器、動画で、家族で楽しむ
  • 冬は、のどのケアを大切に

クリスマスに家族の前で歌った経験が、「もっと歌いたい」という気持ちにつながることもあります。そんなときは、動画で出られるコンクールに挑戦してみるのもひとつの方法です。こどもの歌声グランプリは、おうちでとった動画1本で応募でき、全員に講評が届きます。こどもの歌声グランプリ

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