歌の教室をやめるとき、先生へのお礼とあいさつ。最後のレッスンの伝え方と品物の考え方
「歌の教室をやめることになったけれど、先生にどうあいさつすればいいの?」 「習い事をやめるとき、お礼の品物はわたしたほうがいい?」 「最後のレッスンで、何と言えばいいのかわからない」
お世話になった先生とのお別れは、なんとなく気まずく感じてしまうこともあります。でも、きちんとお礼を伝えられると、お子様にとっても、お父様・お母様にとっても、気持ちのよい区切りになります。
わたしは息子といっしょに、たくさんのコンクールに出てきました。
この記事では、歌の教室をやめるときの、先生へのお礼とあいさつにしぼってまとめました。最後のレッスンでのあいさつのしかた、ことばの例、お礼の品物の考え方、手紙の例文などを紹介します。
やめることを先生に切り出すときの伝え方については、こちらの記事にまとめています。歌の教室をやめたい・かえたいと思ったとき。考えることと、先生への伝え方
やめるときのお礼とあいさつで、大切にしたいこと
感謝の気持ちを、ことばにして伝える
習い事をやめるときに、まず大切にしたいのは、これまでお世話になったことへの感謝を、ことばにして伝えることです。品物があるかどうかよりも、「ありがとうございました」と顔を見て伝えることが、先生にとってうれしいことです。
やめる理由を、くわしく話さなくてもよい
やめる理由は、ご家庭それぞれです。すべてをくわしく話す必要はありません。「家の事情で」「勉強に集中したいので」など、伝えられる範囲でかまいません。
先生への不満がきっかけでやめる場合も、最後のあいさつでは、そのことにはふれず、お世話になったことへのお礼を中心にすると、おたがいに気持ちよくお別れできます。
お子様自身にも、あいさつの機会をつくる
お子様が先生に直接「ありがとうございました」と言えると、お子様にとっても、習い事をきちんとしめくくる経験になります。どんなことばで伝えるか、前もっておうちでいっしょに考えておくと、お子様も安心です。
最後のレッスンでのあいさつのしかた
あいさつのタイミング
あいさつは、最後のレッスンが終わったときにするのが自然です。レッスンの前は、先生が準備をされていることもあるので、終わってからのほうが、落ちついて話せます。
次の生徒さんのレッスンがすぐにはじまる場合は、長く話しこまず、短くまとめるようにしましょう。
お父様・お母様からのことばの例
- 「長いあいだ、本当にお世話になりました。先生のおかげで、娘は歌うことが大好きになりました」
- 「人前で歌うのがにがてだった息子が、ぶたいに立てるようになったのは、先生のおかげです。ありがとうございました」
- 「家の事情でやめることになりましたが、先生に教えていただいたことは、これからも大切にしていきます」
お子様からのことばの例
- 「先生、いままで歌を教えてくれて、ありがとうございました」
- 「先生とのレッスン、楽しかったです。これからも歌はつづけます」
- 「教えてもらったこと、わすれません」
小さなお子様は、短いひとことでじゅうぶんです。うまく言えなくても、お父様・お母様がとなりで見守ってあげてください。
大人の生徒からのことばの例
- 「これまでていねいに教えていただき、ありがとうございました。歌う楽しさを知ることができました」
- 「仕事の都合でつづけられなくなりましたが、また時間ができたら、歌を習いたいと思っています」
習い事をやめるときのお礼の品物は必要?
品物は、きまりではない
習い事をやめるときに、お礼の品物をわたすかどうかは、きまりではありません。ことばでしっかり感謝を伝えれば、品物がなくても失礼にはなりません。
わたしたい気持ちがあるときは、気持ちの形として用意するとよいでしょう。金額の考え方は、教室や地域によってちがいます。迷ったときは、まわりの保護者の方や教室に聞いてみてください。
教室のきまりをたしかめる
教室によっては、先生が生徒さんからの品物を受け取らないと決めていることがあります。入会のときの案内などを見なおして、わからないときは受付の方に聞いてみると安心です。
えらぶときのポイント
- 先生が気をつかわない、ちょっとしたもの
- 日もちするおかしなど、すぐに食べなくてもよいもの
- 個別にふくろに入っていて、分けやすいもの
先生のお好きなものがわかっていれば、それをえらぶのもよいですね。品物は、レッスンの終わりに、ほかの生徒さんの前ではなく、そっとわたしましょう。
先生へのちょっとした品物のえらび方は、こちらの記事でもくわしく紹介しています。習い事の先生への菓子折り。えらび方とわたし方のマナー
手紙やカードをそえて気持ちを伝える
ことばだけでは伝えきれない気持ちは、手紙やカードにして、品物にそえたり、あいさつのときにわたしたりする方法もあります。
お父様・お母様からの手紙の例
(例文)
先生
これまで、長いあいだ本当にお世話になりました。 はじめて教室にうかがったころ、娘は先生の前で声を出すことさえ、はずかしがっていました。先生が、いつも娘のペースに合わせて、あせらずに教えてくださったおかげで、今では家の中でも楽しそうに歌うようになりました。 このたび、家の事情でレッスンをやめることになりましたが、先生に教えていただいたことは、娘にとって大切な宝物です。 先生のますますのご活躍を、心よりお祈りしております。
お子様からのカードの例
(例文)
先生へ
いままで、歌をおしえてくれて、ありがとうございました。 はっぴょうかいで、先生がほめてくれたことが、とてもうれしかったです。 これからも、歌をすきでいたいです。
みお より
やめる理由に合わせた、あいさつのひとこと
引っ越しのとき
「引っ越すことになり、こちらの教室に通えなくなりました。新しいところでも、歌はつづけていきたいと思います」のように伝えると、先生も安心してくださるはずです。
引っ越しで教室を変えるときのことは、こちらの記事にまとめています。引っ越しで習い事の教室を変えるとき。歌の教室の探し方と、今の先生への伝え方
勉強やほかの習い事に集中するとき
「しばらく勉強に集中することになりました。落ちついたら、また歌いたいと話しています」など、前向きなことばをそえるとよいでしょう。
お子様の気持ちが変わったとき
お子様が「やめたい」と言ったことがきっかけのときも、理由をくわしく話す必要はありません。「本人とよく話し合って、決めました」と伝えるだけでもじゅうぶんです。
最後のレッスンに行けないとき
急な引っ越しや体調などで、最後のレッスンに行けないこともあります。そのときは、電話や、教室で決められている連絡のしかたで、お礼を伝えましょう。
あとから手紙を送ったり、教室にうかがえる日にあらためてあいさつに行ったりする方法もあります。会えなかったからといって、気にしすぎなくても大丈夫です。気持ちを伝えようとすることが、何より大切です。
グループのレッスンや合唱団をやめるとき
グループのレッスンや合唱団では、先生だけでなく、いっしょに歌ってきた仲間にもあいさつをすると、気持ちよくお別れできます。
- 最後の日に、みんなの前でひとことあいさつをする
- 仲のよかったお友だちに、カードをわたす
- お世話になった保護者の方にも、お礼を伝える
みんなへのあいさつをするかどうかは、先生に前もって相談しておくと安心です。
やめたあとも、気持ちのよい関係を
教室をやめたあとも、発表会の案内をいただいたときに見に行ったり、季節のごあいさつのはがきを出したりと、ゆるやかなつながりがつづくこともあります。
また、お子様が大きくなってから「また歌を習いたい」と思うこともあるかもしれません。気持ちよくお別れしておくことは、そんなときのためにも大切です。
まとめ
- やめるときは、品物よりも、顔を見て「ありがとうございました」と伝えることが大切
- やめる理由は、くわしく話さなくてもよい
- あいさつは、最後のレッスンが終わったときに、短くまとめる
- お子様にも、自分のことばでお礼を言う機会をつくる
- お礼の品物はきまりではない。教室のきまりをたしかめ、迷ったら、まわりの保護者や教室に聞いてみる
- 手紙やカードをそえると、ことばだけでは伝えきれない気持ちも伝わる
- 最後のレッスンに行けないときは、電話や手紙でお礼を伝える
歌の教室をやめても、歌うことそのものをやめる必要はありません。新しい教室をさがすときは、こちらも参考にしてください。歌の教室さがし
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