中学校・高校の歌のテスト、練習はどうする?当日までにできることを日にちごとにまとめました
「来週、音楽の授業で歌のテストがある。何から練習すればいいの?」 「中学の歌のテスト、ひとりで歌うのが苦手で、どう準備したらいいかわからない」
中学校や高校の音楽の授業では、歌のテストがあることが多いです。クラスのみんなの前で歌ったり、先生の前でひとりずつ歌ったりと、やり方は学校や先生によってちがいます。
ふだん歌うことがすきな人でも、テストとなると、少しどきどきしますよね。でも、歌のテストは、練習のしかたを知っておけば、当日までにできることがたくさんあります。
わたしは、息子といっしょに、たくさんの歌のコンクールに出てきました。本番に向けて曲をしあげていく流れは、コンクールでも学校の歌のテストでも、にているところがあります。
この記事では、中学校・高校の歌のテストに向けた練習のしかたを、当日までの日にちごとにまとめました。おうちの方が、お子様をそっと応援するときのヒントにもしていただけたらうれしいです。
まずは、歌のテストのことを知ろう
先生が何を見ているのかを聞いておく
歌のテストで先生が見ているところは、学校や先生によってちがいます。授業のときに、先生がどんな話をしていたか、思い出してみましょう。
- 音程(音の高さ)が合っているか
- 歌詞をおぼえて、まちがえずに歌えるか
- 声がしっかり出ているか
- 姿勢や口のあけ方
- 曲の気持ちを考えて歌っているか
わからないときは、先生に「テストでは、どんなところを見ますか」と聞いてもだいじょうぶです。何を練習すればいいかが、はっきりします。
テストの形をたしかめる
- ひとりで歌うのか、何人かで歌うのか
- 1番だけか、さいごまでか
- 楽譜や歌詞を見てもいいのか
- 伴奏はピアノか、音源か
テストの形がわかると、練習のしかたもきめやすくなります。
2週間前〜1週間前 曲となかよくなる
とにかく、たくさん聞く
さいしょにすることは、曲をたくさん聞くことです。授業でつかった音源や、先生が弾いてくれたピアノを思い出しながら、メロディを耳になじませていきます。
- 通学のときや、家でくつろいでいるときに流す
- 楽譜や歌詞を見ながら聞く
- 自分が歌うパートの音を、意識して聞く
合唱曲のパートでテストがある場合は、自分のパートの音をよく聞いておくことが大切です。
歌詞を読んで、意味を考える
歌詞を声に出して読んでみましょう。むずかしいことばや、昔のことばがあれば、意味をしらべておきます。歌詞の場面や気持ちがわかると、おぼえやすくなりますし、歌に表情もつきやすくなります。
歌詞とメロディを早くおぼえるコツは、こちらの記事にもまとめています。子どもが歌詞と曲を早くおぼえるコツ。暗譜がにがてな子も楽しくできる6つの方法
小さな声で、いっしょに歌ってみる
曲になれてきたら、音源に合わせて、小さな声で口ずさんでみましょう。はじめから大きな声で歌わなくてもだいじょうぶです。まずは、メロディと歌詞をからだに入れることを大切にします。
1週間前〜3日前 苦手なところを練習する
苦手なところに、しるしをつける
通して歌えるようになったら、うまくいかないところを見つけます。楽譜や歌詞のプリントに、えんぴつでしるしをつけておきましょう。
- 音が高くて、声が出にくいところ
- 音がとぶところ(急に高くなる、低くなる)
- リズムがむずかしいところ
- 息がくるしくなるところ
- 歌詞をまちがえやすいところ
苦手なところだけを、くり返す
毎回さいしょから歌うより、苦手なところだけをとり出して、何回か練習するほうが、上達しやすくなります。
音がとれないときは、ゆっくりのスピードで歌ったり、歌詞をつけずに「ラ」や「マ」で歌ったりしてみてください。音程が合いにくいときの練習のしかたは、こちらの記事も参考になります。子どもの歌の音程が合わないとき。おうちでできるやさしい練習
息つぎの場所をきめる
息がくるしくなるところは、息つぎの場所がきまっていないことが多いです。歌詞のことばの区切りを見て、「ここで息をすう」という場所に、しるしをつけましょう。息つぎの場所がきまると、さいごまで落ちついて歌いやすくなります。
録音して聞いてみる
スマホで自分の歌を録音して、聞いてみましょう。歌っているときには気づかなかった、音のずれや、歌詞のはっきりしないところがわかります。
はじめは、自分の声を聞くのがはずかしいかもしれません。でも、多くの人が同じように感じるものです。「ここはよくなってきた」というところも、見つけてみてください。
3日前〜前の日 本番のつもりで通す
立って、さいごまで通して歌う
本番が近づいたら、テストと同じように、立ってさいごまで通して歌う練習をしましょう。とちゅうでまちがえても、止まらずに歌いつづける練習をしておくと、本番でもあわてにくくなります。
姿勢と口のあけ方をたしかめる
鏡の前で歌ってみると、自分の姿勢や口の形がわかります。
- 足を肩はばくらいにひらいて、まっすぐ立つ
- 肩の力をぬく
- あごを上げすぎない
- 口を、たてにしっかりあける
姿勢がととのうと、声が出しやすくなります。
だれかに聞いてもらう
家族に聞いてもらうのも、よい練習になります。人の前で歌うことになれておくと、本番のきんちょうも少しやわらぎます。
おうちの方は、聞いたあとに「声がよく出ていたね」「歌詞がはっきり聞こえたよ」など、よかったところから伝えてあげてください。
練習のしすぎに気をつける
前の日に、何回も大きな声で歌いつづけると、のどがつかれてしまいます。前の日は、通しの練習を何回かにとどめて、早めにねるようにしましょう。
テストの当日にできること
朝、かるく声を出す
朝起きてすぐは、声が出にくいものです。学校に行く前に、ハミング(口をとじて「んー」と声を出す)などで、かるく声を出しておくと、声が出やすくなります。
のどをうるおす
水やお茶をこまめに飲んで、のどをかわかさないようにしましょう。冷たすぎるものより、常温くらいのものがのみやすいです。
自分の番の前に
- 深く息をはいて、肩の力をぬく
- 歌いだしの音と歌詞を、心の中でたしかめる
- 「まちがえても、さいごまで歌う」と自分に言う
まちがえても、止まらない
本番で歌詞をまちがえたり、音がずれたりしても、止まらずに歌いつづけることが大切です。少しのまちがいより、さいごまで歌いきることのほうが、聞いている人にとって印象に残ることもあります。
おうちの方ができる応援
歌のテストの練習は、中学生や高校生が自分ですすめるものです。それでも、おうちの方のちょっとした関わりで、練習がしやすくなることがあります。
歌える場所と時間をつくる
家の中で歌うのが、はずかしいと感じるお子様もいます。「この時間は歌ってもいいよ」と声をかけたり、家族が出かけている時間を伝えたりするだけでも、練習しやすくなります。近所が気になるときは、時間帯を考えて、昼間の明るいうちに練習するとよいですね。
口を出しすぎない
練習中に、「音がずれている」「声が小さい」と、つい言いたくなることもあると思います。でも、テストの前は、お子様もきんちょうしています。聞いてほしいと言われたときに聞いて、よいところを伝えるくらいが、ちょうどよいことが多いです。
終わったあとは、ねぎらう
テストが終わったら、結果にかかわらず、「よくがんばったね」と声をかけてあげてください。練習してきたこと、そのものが、大切な経験になります。
気をつけたいこと
のどの調子がわるいとき
かぜをひいていたり、のどが痛かったりするときは、むりに大きな声を出さないでください。先生に早めに相談しておくと安心です。のどの痛みや声のかすれが続くときは、耳鼻科などのお医者さんに相談してください。
声がわりの時期
中学生のころは、声がわりで声が出にくくなる人もいます。高い音がつらいときは、むりに出そうとせず、先生に相談してみましょう。
まとめ
- まずは、先生が何を見ているか、テストの形をたしかめる
- 2週間前〜1週間前は、たくさん聞いて、歌詞を読み、小さな声で歌う
- 1週間前〜3日前は、苦手なところにしるしをつけて、そこだけ練習する
- 3日前〜前の日は、立って本番のつもりで通し、練習のしすぎに気をつける
- 当日は、かるく声を出し、のどをうるおし、まちがえても止まらずに歌いきる
- のどの痛みやかすれが続くときは、お医者さんに相談する
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