歌の習い事は2歳・3歳からできる?小さいお子様の歌の教室のえらび方
「うちの子、まだ3歳だけど、歌の習い事ってできるのかな」 「2歳でも通える歌の教室はあるの?」
歌が大好きで、一日じゅう何かを口ずさんでいるお子様を見ていると、こんなふうに思うお父様・お母様も多いと思います。でも、まだ小さいので、「習い事は早すぎるかな」「じっとしていられるかな」と、まようこともありますよね。
わたしは息子といっしょに、たくさんのコンクールに出てきました。歌は、小さいころから、楽しみながらふれられる習い事の一つだと感じています。
この記事では、歌の習い事を2歳・3歳からはじめたいと考えているお父様・お母様にむけて、この年ごろのお子様が教室でどんなことをするのか、教室のえらび方、体験レッスンで見ておきたいこと、おうちでの楽しみ方をまとめました。
もう少し大きいお子様もふくめた「ボイトレは何歳から」という話は、こちらの記事にくわしく書いています。子どものボイトレは何歳から?年齢別にできることと、教室えらび・家での練習・声の守り方この記事では、2歳・3歳のお子様にしぼってお話しします。
歌の習い事は2歳・3歳からできる?
2歳・3歳から通える教室もある
歌の習い事というと、声楽教室やボイトレ教室を思いうかべる方が多いと思います。こうした教室は、もう少し大きくなってから受け入れていることが多いです。ただ、2歳・3歳のお子様が通える教室もあります。
- 親子でいっしょに参加するリトミック教室
- 幼児向けの音楽教室の、歌やリズムのクラス
- 子ども向けの歌やミュージカルの教室の、小さい子のクラス
- 地域の子育て広場などでひらかれる、歌あそびの会
何歳から受け入れているかは、教室によってちがいます。気になる教室があれば、公式サイトや問い合わせで確かめてみてください。
2歳・3歳の「歌の習い事」は、あそびが中心
2歳・3歳のお子様の歌の習い事は、大人のボイトレのように、声の出し方を練習するものではありません。
- 先生のまねをして、声を出す
- 手あそびうたで、手や体を動かす
- 音楽に合わせて、歩いたり、止まったりする
- 楽器にふれて、音を楽しむ
- お友だちといっしょに、知っている歌を歌う
この時期は、「上手に歌う」ことより、「音楽って楽しい」と感じることがいちばん大切です。歌あそびについては、こちらの記事にもまとめています。幼児とおうちの歌あそび。0〜5歳の歌の時間のつくり方
早くはじめなくても、だいじょうぶ
「小さいうちにはじめないと、おくれてしまうのでは」と心配になる方もいるかもしれません。でも、歌はいくつになってからでもはじめられる習い事です。2歳・3歳で教室に通わなくても、おうちで歌を楽しむ時間があれば、それもりっぱな音楽の時間です。
習い事をはじめるか、まようときに見てほしいこと
歌の習い事をはじめるかどうか、まようときは、ふだんのお子様のようすを少し見てみてください。
- 音楽が流れると、体を動かしたり、声を出したりする
- 同じ歌を「もう1回」と、何度も聞きたがる
- 知らない人やはじめての場所に、少しずつなれてきた
- お父様・お母様といっしょに出かけることを楽しめる
いくつか当てはまるなら、体験レッスンに行ってみるよい時期かもしれません。当てはまらなくても、心配はいりません。お子様のペースに合わせて考えていきましょう。
2歳と3歳では、できることが少しちがう
2歳ごろのお子様
2歳ごろは、ことばがどんどんふえていく時期です。歌のいちぶを、まねして口ずさむようになるお子様も多いです。
- じっと座っていられる時間は、まだ短いことが多い
- お父様・お母様といっしょに参加する、親子クラスが中心
- 歌うより、体を動かすことのほうが好きな子も多い
「先生の話を聞いていない」「歩きまわってしまう」と心配になるかもしれませんが、この年ごろでは、とても自然なことです。
3歳ごろのお子様
3歳ごろになると、短い歌を、さいごまで歌えるようになるお子様もいます。先生の言うことを聞いて、まねをする力も育ってきます。
- 親子クラスから、お子様だけのクラスにうつる教室もある
- お友だちといっしょに歌うことを、楽しめるようになってくる
- 好きな歌、くりかえし歌いたい歌が出てくる
ただ、成長のペースは、一人ひとりちがいます。「3歳だから、これができるはず」とくらべず、お子様のようすを見ながら考えていきましょう。
小さいお子様の歌の教室のえらび方
1. 親子で参加できるか
2歳・3歳のお子様は、はじめての場所や人に、とまどうことがあります。お父様・お母様がそばにいられる親子クラスだと、お子様も安心しやすくなります。
2. 1回のレッスンの時間
小さいお子様は、長い時間、集中するのがむずかしいものです。1回の時間が、お子様に合っているかを見ておきましょう。レッスンの時間は、教室によってちがいます。
3. 先生が小さい子になれているか
2歳・3歳のお子様のクラスでは、先生の声かけや、あきさせない工夫がとても大切です。
- お子様の名前をよんで、話しかけてくれるか
- できたことを、たくさんほめてくれるか
- 歩きまわる子がいても、あたたかく見守ってくれるか
4. 大きな声をむりに出させないか
小さいお子様ののどは、まだやわらかく、きずつきやすいといわれています。大きな声や、高すぎる声をむりに出させず、やさしい声で楽しく歌えるようにしてくれる教室だと安心です。
5. 通いやすさ
小さいお子様といっしょに通うなら、家からの近さや、駐車場・駐輪場の有無、ベビーカーで行きやすいかなども大切です。お昼寝の時間とかさならないかも、考えておきましょう。
6. 料金のしくみ
月謝のほかに、入会金や教材費などがかかる教室もあります。料金は教室によってちがうので、公式サイトや体験のときに確かめておきましょう。
体験レッスンで見ておきたいこと
お子様のようす
体験レッスンでは、先生の教え方だけでなく、お子様のようすをよく見てあげてください。
- 楽しそうな顔をしているか
- 帰り道に、レッスンの歌を口ずさんでいるか
- 「また行きたい」と言うか
はじめは泣いてしまったり、お父様・お母様からはなれなかったりすることもあります。それだけで「合わない」と決めず、何度か参加して、ようすを見るのもよいと思います。
教室のふんいき
- ほかのお子様や、お父様・お母様が楽しそうか
- 教室の広さや、安全への気づかいはどうか
- 先生にいろいろ聞きやすいふんいきか
聞いておきたいこと
- 何歳から何歳までのクラスか
- 親子クラスから、お子様だけのクラスにうつる時期
- お休みしたときの、ふりかえのしくみ
- 発表会などのイベントはあるか
2歳・3歳の歌の習い事で気をつけたいこと
お父様・お母様が、がんばりすぎない
歌の習い事をはじめると、「もっと上手に歌えるように」と思ってしまうこともあるかもしれません。でも、2歳・3歳のお子様にとって大切なのは、楽しいと感じる気持ちです。上手かどうかより、楽しんでいるかを見てあげましょう。
いやがるときは、むりに続けない
お子様がいやがる日がつづくときは、少しお休みするのも一つの方法です。時間をおいてから、また楽しめるようになることもあります。
のどの調子に気をつける
声がかすれる、のどを痛がるといったことが続くときは、むりに歌わせず、耳鼻科などのお医者さんに相談してください。
おうちでできる歌の楽しみ方
教室に通っていても、通っていなくても、おうちでいっしょに歌う時間は、お子様にとって大切なひとときです。
- お風呂や車の中で、いっしょに童謡を歌う
- 手あそびうたで、体を動かしながら歌う
- 歌に出てくる動物や食べもののまねをする
- お子様が歌ったら、「じょうずだね」「楽しいね」と声をかける
お父様・お母様が楽しそうに歌っている姿を見ることも、お子様にとっては大切な学びになります。
まとめ
- 歌の習い事は、2歳・3歳から通える教室もある。何歳からかは教室によってちがう
- 2歳・3歳の歌の習い事は、あそびが中心。楽しいと感じることがいちばん大切
- 2歳ごろは親子クラス、3歳ごろからお子様だけのクラスにうつる教室もある
- 教室えらびでは、親子で参加できるか、時間、先生、のどへの気づかい、通いやすさを見る
- 体験レッスンでは、お子様の楽しそうなようすをよく見る
- のどの痛みやかすれが続くときは、耳鼻科などのお医者さんに相談する
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