コンクールの賞状やメダルの飾り方・しまい方。がんばりの記録として大切にする
「コンクールで賞状をもらったけれど、どこに飾ろう」 「しまっておいたら、いつのまにか折れてしまっていた」
歌のコンクールで賞状やメダルをもらうと、お子様もお父様・お母様も、とてもうれしい気持ちになりますよね。でも、持ち帰ったあと、どう飾ればいいのか、どうしまっておけばいいのか、まようことも多いと思います。
わたしは息子といっしょに、たくさんのコンクールに出てきました。
この記事では、賞状の飾り方と保管方法、メダルやトロフィーのしまい方、数がふえてきたときの整理のしかたをまとめました。賞状やメダルは、順位だけでなく、お子様が練習をつづけてきた「がんばりの記録」です。大切に残しておくためのヒントにしてください。
賞状をもらったら、まずすること
その日のうちに、平らな場所におく
会場でもらった賞状は、持ち帰るとちゅうで折れたり、しめったりしやすいものです。帰ったら、まずは机の上など平らな場所において、しわや折れがないか見ておきましょう。
会場には、クリアファイルや、うすい板の入ったファイルを持っていくと、持ち帰るときに折れにくくなります。
写真をとっておく
飾る前やしまう前に、賞状やメダルの写真をとっておくのがおすすめです。お子様が賞状を持っている写真もいっしょにとっておくと、あとで見返したときに、その日のことを思い出しやすくなります。
写真があれば、もしあとで賞状がよごれたり、色があせたりしても、記録は残ります。
裏に日付とコンクールの名前を書いておく
賞状には、コンクールの名前や日付が書かれていることが多いです。でも、メダルやトロフィーには、くわしいことが書かれていないこともあります。
メダルの箱や、しまう袋に、日付とコンクールの名前、歌った曲などをメモしておくと、何年もたってから見ても、どの本番のものかがわかります。
賞状の飾り方
額に入れて飾る
賞状を飾るなら、額(がく)に入れるのが、いちばん長持ちしやすい方法です。額には、いろいろな大きさがあるので、賞状の大きさを測ってからえらびましょう。
- 賞状の大きさにあった額をえらぶ
- 表にアクリル板(とうめいな板)やガラスがついたものだと、ほこりがつきにくい
- 子ども部屋に飾るなら、割れにくい板のものが安心
- かべにかけるか、棚におくかを先に決めておく
飾る場所のえらび方
賞状は紙でできているので、光やしめり気によって、色があせたり、波打ったりすることがあります。飾る場所は、次のようなところをさけるのがおすすめです。
- 日光が直接あたる窓のそば
- 台所やおふろの近くなど、しめり気の多いところ
- エアコンの風が直接あたるところ
- 外のかべに面していて、結露(水てき)がつきやすいかべ
家族の目にとまる場所に飾る
リビングや、お子様の部屋の、家族の目にとまる場所に飾ると、お子様にとって「がんばったことを、家族が大切にしてくれている」と感じられるきっかけになります。
ただ、きょうだいがいるおうちでは、ひとりの賞状だけが目立つと、気持ちがゆれることもあります。それぞれのがんばりを飾るコーナーにするなど、家族に合った形を考えてみてください。
飾りかえて、楽しむ
賞状がふえてきたら、ぜんぶを飾る必要はありません。いちばん新しいものだけを飾り、前のものはしまっておく、というように、ときどき入れかえるのもよい方法です。飾っていない賞状は、次にお話しする方法でしまっておきましょう。
賞状の保管方法
折らずに、平らなまましまう
賞状をしまうときは、折らずに平らなまま保管するのが基本です。一度折れてしまうと、あとがのこってしまいます。
- 賞状が入る大きさのファイルや、うすい箱に入れる
- 賞状ホルダー(二つ折りの表紙)があれば、それに入れたまましまう
- 重いものを上にのせない
- 立ててしまうときは、ななめにならないよう、すきまをつめる
しめり気と光をさける
しまう場所も、飾る場所と同じで、しめり気と光をさけるのが大切です。押し入れの下の段など、しめり気がたまりやすいところより、本棚や引き出しの上のほうが向いていることが多いです。
気になるときは、しまう箱に、乾燥剤(しめり気をとるもの)をいっしょに入れておく方法もあります。
賞状どうしの間に、紙をはさむ
何まいかの賞状をかさねてしまうときは、あいだにうすい紙をはさんでおくと、インクがうつったり、こすれたりするのをふせぎやすくなります。
メダルとトロフィーのしまい方
メダルは、もらった箱やケースにもどす
メダルは、もらったときの箱やケースにもどしてしまうのが、いちばん安心です。箱がないときは、やわらかい布や袋につつんでおくと、きずがつきにくくなります。
- 金属どうしがぶつからないように、1つずつ分けてしまう
- リボンは、くしゃくしゃにならないよう、軽くまいておく
- さわったあとは、やわらかい布で軽くふく
メダルを飾るときは
メダルを飾るなら、壁にかけるフックや、メダル用のかざり台を使う方法があります。賞状の額のそばにかけると、ひとつのコーナーとしてまとまって見えます。
日光が直接あたると、リボンの色があせることがあるので、置く場所には気をつけましょう。
トロフィーは、ほこりに気をつける
トロフィーは、形がでこぼこしているため、ほこりがたまりやすいものです。棚に飾るときは、ときどきやわらかい布やはけで、ほこりをはらってあげましょう。
小さなお子様がいるおうちでは、たおれてけがをしないよう、手のとどきにくい高さに置くと安心です。
数がふえてきたときの整理のしかた
「がんばりファイル」をつくる
賞状がふえてきたら、ひとつのファイルにまとめて「がんばりファイル」をつくるのもおすすめです。
- 賞状を、日付の古いじゅんにならべる
- となりのページに、その日のプログラムや、講評の紙を入れる
- お子様のひとことメモ(「たのしかった」「きんちょうした」など)をそえる
賞状だけでなく、その日の気持ちやことばもいっしょに残すと、あとで見返したときに、思い出がよりはっきりよみがえります。
デジタル賞状も、まとめて保存する
最近は、動画審査のコンクールなどで、デジタル賞状(画像やPDFの賞状)がとどくこともあります。デジタル賞状は、スマホやパソコンの中で、ほかの写真にまぎれてしまいがちです。
- 「コンクール」などの名前のフォルダをつくって、まとめて入れる
- ファイル名に、日付とコンクールの名前を入れておく
- スマホのほかに、パソコンなどべつの場所にもコピーしておく
- 気に入ったものは、紙に印刷して、ほかの賞状といっしょに飾る
お子様といっしょに、整理する
整理するときは、できればお子様といっしょにやってみてください。「この日は、さいごまで歌えたね」「この曲、練習がんばったね」と話しながらならべると、がんばってきたことを、お子様自身がふりかえる時間になります。
お子様の歌の思い出を、動画やことばで残す方法は、こちらの記事でまとめています。お子様の歌を記念に残す。動画・アルバム・ことばで、成長の記録を思い出にする方法
賞状やメダルがなかった日のことも、大切に
賞がなくても、出たことはがんばりの記録
コンクールでは、いつも賞がもらえるわけではありません。でも、練習をして、本番の場に立ったことは、それだけでりっぱながんばりです。
賞状がなかった日も、プログラムや参加証、写真などを「がんばりファイル」に入れておくと、お子様がつづけてきた道のりが、ひとつの記録になります。
結果が思うようでなかったときの声のかけ方は、こちらの記事にまとめています。コンクールで思うような結果が出なかったとき。親子でのふりかえり方
順位より、成長を見る
賞状やメダルがならぶと、つい順位に目がいきがちです。でも、見返したときに大切なのは、「前より長く歌えるようになった」「ひとりで舞台に立てた」といった、お子様の成長です。飾るときも、しまうときも、そのことを心のどこかにおいておくとよいと思います。
まとめ
- 賞状は、持ち帰ったらまず平らにおき、写真をとっておく
- 賞状の飾り方は、額に入れて、日光としめり気をさけた場所に
- 賞状の保管方法は、折らずに平らなまま、光としめり気をさけてしまう
- メダルは1つずつ分けてしまい、トロフィーはほこりと置く高さに気をつける
- 数がふえたら「がんばりファイル」にまとめ、デジタル賞状もフォルダで整理する
- 賞がなかった日の記録も残して、お子様の成長を見守る
がんばりの記録は、これから先の練習の、心の支えにもなります。次の目標をさがしている方は、こどもの歌声グランプリものぞいてみてください。オンラインの動画審査だけで出られて、幼児からシニア(65歳以上)までの8部門があり、ジャンルは自由です。講評とデジタル賞状がとどくので、お子様の「がんばりファイル」に、新しい1ページがふえるかもしれません。こどもの歌声グランプリ