コンクール・発表の場

おとなのための童謡・唱歌コンクールとは?部門・日程・参加費・課題曲と、動画で出るときの準備

更新日:2026年11月4日 ・ 書いた人:うみ

この記事の内容は、2026年11月の時点で公式サイトでたしかめたものです。かわることがあるので、申しこむ前にかならず公式サイトをご確認ください。

公式サイト:https://g-doyo.org/wintercontest/

「子どものころに歌った童謡を、もう一度ちゃんと歌ってみたい」 「子どものコンクールについていくうちに、わたしも歌いたくなった」

そんな大人の方に向けた童謡・唱歌のコンクールがあります。「おとなのための童謡・唱歌コンクール」です。

わたしは、息子といっしょにたくさんの歌のコンクールに出てきました。会場で、お子様を見守るお父様・お母様が、小さな声でいっしょに口ずさんでいる姿を見かけることもよくあります。大人が出られる童謡のコンクールは、まだ多くありません。この記事では、2026-27冬の回について、公式サイトにのっていることをもとに、出られる方、部門、日程、参加費、曲のきまり、申しこみの流れをまとめます。

どんなコンクール?

おとなのための童謡・唱歌コンクールは、三世代童謡協会がひらいている、大人のための童謡・唱歌のコンクールです。童謡・唱歌が好きな方なら、経験やレベルは問わないとされています。

予選も本選も、動画で審査します。おうちでとった動画を送って出るので、全国どこからでも参加できます。

公式サイトには、審査で大切にすることとして、自然な発声、日本語のひびきや抒情(しみじみとした気持ち)の表現、その人らしさ、歌うことを楽しむ姿勢があげられています。むずかしい技をきそうというより、日本の歌を、ことばを大切にして歌うことを見てもらえるコンクールだと感じます。

だれが出られる?(部門・年れい)

出られるのは、20歳以上の方です。2026年のうちに20歳になる方もふくみ、年れいは2026年12月31日の時点でかぞえます。

趣味や学びとして歌っている方のためのコンクールです。いま、プロの演奏家や歌手として、つづけて出演料をもらって活動している方は出られません。1回だけお礼をもらったことがある方や、音楽教室で教えている方は、つづけての演奏活動がなければ出られる、と書かれています。

部門 人数 年れいの区分
ソロ部門 1人 20〜40代の部/50〜60代の部/70代以上の部
重唱部門 2〜4人 一般/70代以上の部(全員が70代以上のとき)

重唱部門は、斉唱(みんなで同じメロディーを歌う)でも、重唱(ちがうパートに分かれて歌う)でも出られます。メンバー全員が、出られる条件に合っている必要があります。ご夫婦や、きょうだい、合唱のお仲間で出るのもよさそうです。

日程

段階 日程
予選(動画を出す期間) 2026年12月12日(土)〜12月20日(日)
予選の結果発表 2026年12月25日(金)15時
本選(動画を出す期間) 2027年1月23日(土)〜1月31日(日)
本選の結果発表 2027年2月8日(月)15時
選ばれた方による童謡フェスティバル 大阪 2027年4月18日(日)/東京 2027年5月1日(土)

予選の動画を出す期間は、9日間です。年末のいそがしいじきと重なるので、早めにとっておくと安心です。

フェスティバルに出る方は、賞をとったかどうかにかかわらず選ばれる、と書かれています。出るかどうかは自由で、出演の参加費は無料です。伴奏のお金や交通費は、自分でしはらいます。

参加費

部門 予選 本選
ソロ 20〜40代・50〜60代 6,000円 15,000円
ソロ 70代以上 6,000円 10,000円
重唱 一般 1組 6,000円 15,000円+1人につき1,100円
重唱 70代以上 1組 6,000円 10,000円+1人につき1,100円

エントリーしたあとは、参加費は返ってきません。しはらいは、公式サイトの決済ページから行います。クレジットカード、コンビニ、銀行振込などからえらべます。決済の手数料がかかる場合もあります。

課題曲・曲のきまり

予選は課題曲から1曲

予選は、公式サイトにのっている23曲の課題曲の中から1曲をえらびます。歌う時間は3分以内です。課題曲の曲名は、公式サイトの一覧で見てください。

本選は童謡・唱歌の自由曲を1曲

本選は、自由曲を1曲歌います。時間は5分以内です。予選で歌った曲とはちがう曲にします。

自由曲にえらべるのは、次のような歌です。

  • 戦後から今までの童謡・こどもの歌
  • 大正からの童謡、明治からの唱歌
  • 平成以降に作られた、新しい創作童謡
  • 学校の音楽の教科書にのっている歌

いっぽう、ミュージカルの歌、ポップス・演歌、アニメの歌・映画の音楽、民謡・寮歌・軍歌、外国の曲は、原則として使えません。学校や保育園で歌われている曲でも、これらにあたるときは使えません。課題曲の一覧のうち、予選で歌っていない曲を自由曲にすることもできます。まようときは、エントリーの前に、問い合わせフォームから曲名、作詞者、作曲者を書いて聞いてみるよう案内されています。

そのほかのきまり

  • 予選も本選も、すべて暗譜(歌詞や楽譜を見ないで歌う)で歌う
  • 時間はきちんと守る

伴奏をピアノにするか、音源にするか、伴奏なしでもよいかについては、このページではたしかめられませんでした。公式サイトでご確認ください。協会のサイトには、練習や動画審査に使える伴奏音源のリストや、伴奏音源を作るサービスの案内があります。

童謡の曲えらびや、課題曲の練習のしかたは、こちらの記事も参考にしてください。童謡コンクールの曲のえらび方。年れい別のおすすめと、さけたいえらび方コンクールの課題曲の練習のすすめ方。楽譜をもらってから本番までの流れ

申しこみの流れ

公式サイトのエントリー方法のページには、次の順番がのっています。

  1. 動画をとる。スマートフォンでとってもよい
  2. 動画のデータを送る。LINE公式アカウントのトークで送るか、ギガファイル便にアップロードしてURLを控える。LINEで送るときは、かならず名前を書く
  3. 予選の参加費を、決済ページからしはらう
  4. 部門ごとのエントリーフォームから申しこむ(決済した方の名前や、ギガファイル便のURLも書く)

動画の準備と、参加費のしはらいがすんでから、さいごにフォームで申しこむ流れです。

協会では、ワンポイントアドバイスつきの動画撮影会もひらいていて、その場で予選の動画をとることもできます。撮影会の参加費は、予選の参加費とはべつにかかります。ピアノ伴奏をつけるオプションもあります。申しこみは、希望する日の5日前までです。

審査と結果

予選も本選も、動画で審査します。結果発表の日時は、上の日程の表のとおりです。

この回は、審査員が出た方ひとりひとりに講評をとどける、とされています。賞は次のとおりです。

  • グランプリ(すべての部門で1人か1組):トロフィー、講評
  • 金賞・銀賞・銅賞・審査員特別賞(各部門):賞状、講評
  • 出た方みんな:講評

審査のしかたや結果についての問い合わせは、受けつけていません。

こんな方に向いている

  • 子どものころに親しんだ童謡や唱歌を、あらためて歌ってみたい方
  • 合唱団や歌の教室で練習してきたことを、ひとつの目標にしてみたい方
  • 遠くの会場まで行くのはたいへんだけれど、コンクールに出てみたい方
  • ご夫婦やお友だちと、重唱で出てみたい方
  • 70代以上で、同じ年代の方と同じ部門で歌いたい方
  • 講評をもらって、自分の歌のよいところや、のびしろを知りたい方

お子様が童謡のコンクールに出ているご家庭なら、親子でそれぞれ、こども向けと大人向けのコンクールに出てみる、という楽しみ方もできそうです。

大人が出られる歌のコンクールは、こちらの記事でもまとめています。大人が出られる歌のコンクール。会場で歌う大会と動画で応募する大会、自分に合うえらび方

出る前の準備

まず、課題曲を声に出して読む

童謡や唱歌は、ことばがとても大切な歌です。歌う前に、歌詞を声に出して読んでみてください。どこで息をすうか、どのことばを大切に伝えたいかが、見えてきます。予選の課題曲は23曲あるので、何曲か歌ってみて、自分の声にいちばん合う曲をえらぶのもよいと思います。

本選の自由曲も、予選の前に考えておく

予選の結果発表は12月25日、本選の動画を出す期間は1月23日からです。そのあいだは1か月ほどで、年末年始もはさみます。予選の曲とはちがう曲を歌うので、本選の曲の候補も、予選の前に決めておくと、あわてずにすみます。

暗譜は早めに

予選から暗譜がひつようです。歌詞を見ないで歌えるようになってから、表現を考える時間がとれるように、早めにおぼえはじめましょう。

ためしどりをして、自分で聞いてみる

本番の動画をとる前に、一度ためしにとってみるのがおすすめです。声がきれいに入っているか、顔の表情が見えるか、時間が3分(本選は5分)をこえていないかをたしかめます。動画のとり方のくふうは、こちらの記事にまとめています。歌の動画審査、スマホでのきれいなとり方。おうちでできる10のコツ

体調に合わせて、むりをしない

冬のコンクールなので、かぜをひきやすいじきです。のどの調子がよい日にとれるよう、動画を出す期間のはじめのほうで、一度とっておくと安心です。

まとめ

  • おとなのための童謡・唱歌コンクールは、20歳以上で、趣味や学びとして歌う方のための、動画のコンクール
  • ソロ部門は3つの年代、重唱部門(2〜4人)は一般と70代以上に分かれている
  • 2026-27冬の回は、予選の動画が12月12日〜20日、本選の動画が1月23日〜31日
  • 参加費は、予選6,000円。本選は部門によってちがう
  • 予選は23曲の課題曲から1曲(3分以内)、本選は童謡・唱歌の自由曲1曲(5分以内)。どちらも暗譜
  • 出た方みんなに講評がとどく

くわしいことや最新の情報は、申しこむ前にかならず公式サイトでたしかめてください。

ほかの歌のコンクールは、/concours/ でさがすことができます。動画で出られるコンクールには「こどもの歌声グランプリ」もあり、幼児からシニアまでの8部門で、ジャンルは自由、出た方みんなに講評がとどきます。大人の方も出られるので、よかったらのぞいてみてください。こどもの歌声グランプリ

おとなシニア童謡

つぎの一歩を さがす

あわせて読みたい