コンクール・発表の場

動画で出られる子どもの歌のコンクールまとめ。おうちから挑戦できます

更新日:2026年11月4日 ・ 書いた人:うみ

「遠くの会場までは行けない」 「小さいきょうだいがいて、一日つきそうのはむずかしい」

そんなお父様・お母様にもうれしいのが、動画で出られるコンクールです。いまは、予選から全国大会まで、すべて動画で審査するコンクールもあります。

動画で出るコンクールのよいところ

  • 全国どこからでも出られる。交通費やホテル代がかからない
  • なっとくできるまで、何度でもとりなおせる
  • 体調のいい日、気分のいい時間にとれる
  • 人前で緊張しやすいお子様も、いつもの声で歌える

気をつけたいところ

  • 本物のステージの緊張感は、経験できない
  • とり方で、声の聞こえ方がかわる
  • 伴奏に、市販のCDやカラオケが使えないことがある

たとえば全日本こどもの歌コンクールでは、予選だけはCDなどの音源にあわせて歌えますが、本選と全国大会では、著作権の関係で市販のCDやカラオケ音源は使えません。(募集要項)

動画のコンクールがむいているお子様

  • はじめてコンクールに出る
  • 人前に立つと、緊張して声が出にくくなる
  • 小さなきょうだいがいて、家族で遠出がむずかしい
  • 体調をくずしやすく、本番の日を決めにくい
  • 講評をもらって、おうちの練習に生かしたい

反対に、「大きなステージで歌ってみたい」という気持ちが強いお子様には、会場で歌うコンクールも経験させてあげたいですね。

動画で出られるコンクール

コンクール 対象 参加費 審査の形
童謡こどもの歌コンクール 小学3年生以下のキッズ部門など 無料 応募はデータで送る。グランプリ大会は会場
全日本こどもの歌コンクール 3歳〜中学生 予選 税込9,900円 予選から全国大会まで動画
こども童謡コンクール 3歳〜中学生 予選 6,000円 予選・本選とも動画
こどもの歌声グランプリ 幼児(3歳〜年長)、小学生低学年・高学年、中学生、高校生、大学生、一般(64歳まで)、シニア(65歳以上)の8部門 1部門 8,800円(税込) 動画1本・1回の審査

※2026年11月時点。くわしくは各公式サイトでたしかめてください。(童謡こどもの歌コンクール・こども童謡コンクール)

えらぶときに見る7つのポイント

動画のコンクールは、それぞれ決まりが少しずつちがいます。募集要項で、つぎのことをたしかめておきましょう。

  1. 動画の長さ:何分以内か。前奏をふくむかどうか
  2. 編集してよいか:切ったりつないだりしてよいか、1回でとる決まりか
  3. うつし方:全身か、上半身でよいか。カメラを止めておく決まりはあるか
  4. 伴奏:生のピアノだけか、音源でもよいか。市販のCDは使えるか
  5. 送り方:動画のファイルを送るのか、動画サイトのリンクを送るのか
  6. 講評:全員に届くか、入賞した人だけか
  7. 予選のあと:本選も動画か、会場に行く必要があるか

とくに2と4は、とったあとに気づくと、とりなおしになってしまいます。とる前に、かならずたしかめてください。

伴奏はどうする?

動画のコンクールでいちばんまよいやすいのが、伴奏です。おもに、つぎの3つの方法があります。

  • 生のピアノで伴奏してもらう:いちばん自然に歌えますが、ピアノを弾ける方と、ピアノのある場所が必要です。
  • コンクールが用意した音源をつかう:公式サイトで伴奏音源を配っているコンクールもあります。いちばん手軽です。
  • 伴奏音源をつくってもらう:先生や伴奏者にお願いして、録音してもらう方法です。

どの方法がつかえるかは、コンクールによってちがいます。伴奏音源の用意のしかたは、べつの記事でくわしく書いています。伴奏音源はどうする?歌のコンクールでカラオケが使えない理由と、5つの用意のしかた

動画で出るときの流れ

  1. 募集要項を読んで、曲と部門を決める
  2. 伴奏を用意する(生のピアノか、認められた音源)
  3. 動画をとる
  4. 申込みフォームから、動画を送る(YouTubeの「限定公開」を使うコンクールも多い)
  5. 参加費をはらう

動画のとり方は、こちらの記事にまとめています。歌の動画審査、スマホでのきれいなとり方。おうちでできる10のコツ

しめきりまでの、準備の目安

動画のコンクールは、しめきりの直前にあわててとると、お子様がつかれてしまいます。1か月前から、つぎのようにすすめると、よゆうを持てます。

時期 すること
1か月前 募集要項を読み、曲と部門を決める。伴奏の方法を決める
3週間前 伴奏に合わせて練習する。ためしに1回とって、声の聞こえ方を見る
2週間前 本番のつもりでとる日を決める。服や、とる場所をととのえる
1週間前 本番の動画をとる。うまくいかなければ、べつの日にもう一度
しめきり前 チェックリストでたしかめて、送る

しめきり当日は、送る人が多くて、つながりにくくなることもあります。2〜3日前には送り終えておくと安心です。

動画を送る前のチェックリスト

とり終わったら、送る前にもう一度、通して見てみましょう。

  • 歌いはじめから終わりまで、声がきちんと聞こえるか
  • 伴奏の音が大きすぎて、声がかくれていないか
  • とちゅうで画面がゆれたり、止まったりしていないか
  • 決められた長さにおさまっているか
  • お名前や曲名など、決められた情報を正しく書いたか
  • リンクを送るときは、ひらいて見られるか、ほかの家族のスマホでたしかめたか

お子様の安全のために

動画のコンクールでは、お子様の動画がネットにのることがあります。つぎのことを、ご家族で話しあってから決めてください。

  • 動画サイトにのせるときは「限定公開」にして、「公開」にしない
  • お子様の顔をうつすかどうかは、ご家族で決める
  • 学校の制服や名札、家の外の景色、まどから見える建物など、場所がわかるものはうつさない
  • 結果が出てしばらくしたら、動画を消すか、非公開にする

動画は、一度広まると取り消すのがむずかしいものです。少しでも心配なことがあれば、コンクールの事務局に、動画がどこで見られるのかを聞いてみましょう。

結果や講評がとどいたら

動画のコンクールのよいところは、お子様の歌が動画としてのこることです。講評がとどいたら、送った動画をもう一度、親子で見てみてください。

講評に書かれていたことを、動画の中でたしかめると、「ここのことだね」と、お子様にもわかりやすくなります。半年後、1年後にとった動画とならべて見ると、成長もはっきりわかります。結果だけでなく、その歩みをのこせるのも、動画ならではの楽しみです。

会場のコンクールと、上手に組み合わせる

動画のコンクールと、会場のコンクールは、どちらがよいというものではありません。

ふだんは動画のコンクールで講評をもらいながら力をつけ、年に1回くらい、近くの会場のコンクールで本番の経験をする。そんな組み合わせなら、お金や時間の負担をおさえながら、どちらのよさも味わえます。

よくある質問

Q. スマホでとってもいいですか?

はい、いまのスマホなら十分です。高いカメラやマイクを買う必要はありません。とり方のコツは、上でご紹介した記事にまとめています。

Q. 何回までとりなおしていいですか?

回数に決まりがないか、募集要項でたしかめておきましょう。決まりがなくても、何度もとるとお子様の声がつかれてしまいます。1日に数回までにして、のどがいたいときはお休みしましょう。

Q. 家族の声や生活の音が入ってしまったら?

少しの音なら、あまり気にしなくて大丈夫なことが多いです。気になるときは、まどをしめる、家族に静かにしてもらうなど、とる時間を決めておくと安心です。

Q. 動画のコンクールでも、緊張しますか?

カメラの前でも、「これが本番」と思うと緊張するお子様はいます。それも大切な経験です。うまくいかなくても、とりなおせるので大丈夫だよ、と声をかけてあげてください。

まとめ

動画で出られるコンクールは、お金も時間もおさえて挑戦できるのがいちばんのよさです。はじめてのコンクールにも、もう一歩上をめざすお子様にも、おすすめです。

おうちから動画1本で出られて、全員に講評が届き、審査員へのお礼もいらないコンクールをさがしているなら、こどもの歌声グランプリもぜひのぞいてみてください。こどもの歌声グランプリ

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