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歌の先生へのお礼の手紙の書き方。発表会・コンクールのあとに使える例文

更新日:2026年11月7日 ・ 書いた人:うみ

「発表会のあと、先生にお礼の手紙をわたしたい」 「コンクールまでつきそってくださった先生に、気持ちを伝えたい」 「でも、歌の先生への手紙に、何を書けばいいのかわからない」

習い事の先生にお礼の手紙を書こうとすると、はじめの一文から手がとまってしまうことがあります。

わたしは息子といっしょに、たくさんのコンクールに出てきました。

この記事では、歌の先生へのお礼の手紙の書き方にしぼってお伝えします。手紙の組み立て方、お子様から・お父様お母様から・大人の生徒からの例文、書くときに気をつけたいこと、わたし方をまとめました。例文は、そのまま使うのではなく、ご自分のことばに少しずつおきかえて使ってみてください。

お礼の品物やお金をどうするかについては、こちらの記事にまとめています。声楽の先生へのお礼はいくら?相場とわたし方を、コンクールに出てきた母が本音で書きます

先生へのお礼の手紙は「上手な文」より「気持ちが伝わる文」

むずかしいことばは、いらない

お礼の手紙というと、かしこまった書き方をしなければ、と思うかもしれません。でも、歌の先生への手紙は、ていねいなことばづかいができていれば、それでじゅうぶんです。

むずかしいあいさつのことばをならべるよりも、「先生のこのひとことが、うれしかった」「この練習のおかげで、ここが歌えるようになった」と、ご自分のことばで書いたほうが、先生の心にとどきやすくなります。

長さよりも、中身を大切に

手紙は、長ければよいというものではありません。便せんの半分ほどでも、気持ちがこもっていれば、先生はうれしく読んでくださるはずです。書くことが思いつかないときは、むりに文をのばさず、短くまとめてかまいません。

手紙を書く前に、用意しておきたいもの

便せんとふうとう

便せんとふうとうは、白や、うすい色のおちついたものだと、どんな先生にもわたしやすくなります。季節の花の絵が小さく入ったものなども、やわらかい印象になります。

お子様が書く場合は、お子様がえらんだかわいい便せんやカードでも、もちろんかまいません。お子様らしさが伝わり、先生にもよろこんでいただけることがあります。

ペン

黒か、こい青のペンが読みやすいです。消せるペンは、時間がたつと文字がうすくなることもあるので、さけたほうが安心です。

下書きをしておく

いきなり便せんに書くと、書きまちがえたときにあわててしまいます。メモ用紙やスマホに下書きをしてから、清書するとおちついて書けます。

お礼の手紙の組み立て方

歌の先生へのお礼の手紙は、次の流れで書くと、まとまりやすくなります。

はじめのあいさつ

季節のことばや、「いつもありがとうございます」という気持ちから書きはじめます。

  • すっかり秋らしい空になりましたね。
  • 寒い日がつづいていますが、お元気でいらっしゃいますか。
  • いつもていねいなレッスンを、ありがとうございます。

伝えたいお礼

何についてのお礼なのかを、はっきり書きます。「発表会では、たいへんお世話になりました」「コンクールまで、つきそってくださり、ありがとうございました」のように書くと、伝わりやすくなります。

心にのこったこと

ここが手紙の中心です。レッスンの中で心にのこっている、先生のことばや練習を書きます。

  • 「息を前にとばすように」と教えていただいたこと
  • 高い音が出なくてなやんでいたとき、ゆっくり待ってくださったこと
  • 本番の前に「楽しんでおいで」と声をかけてくださったこと

このように、その先生だからこそのことを書くと、気持ちが伝わりやすくなります。

これからのこと

「これからも、楽しく歌っていきたいです」「つぎの目標に向けて、また練習をがんばります」など、前向きなことばを書きます。

むすびのあいさつ

「季節のかわりめですので、どうぞおからだを大切になさってください」「これからも、どうぞよろしくお願いいたします」などで、手紙をしめくくります。さいごに、日づけと名前を書きます。

例文:お子様から先生へ

小さなお子様の場合

まだ文字を書くのがむずかしいお子様は、お父様・お母様が文を書き、お子様が名前だけ書いたり、絵をそえたりする形でもよいと思います。

(例文)

せんせいへ

はっぴょうかい、たのしかったです。 せんせいと いっしょに れんしゅうしたから、 おおきな こえで うたえました。 また おうたを おしえてください。

ゆい より

小学生のお子様の場合

小学生になると、お子様が自分で考えて書けるようになってきます。お父様・お母様は、何を書くか、いっしょに話しながら考えるお手つだいをしてあげてください。

(例文)

先生へ

コンクールまで、たくさん教えてくださって、ありがとうございました。 ぶたいに立つ前は、とてもどきどきしていました。でも、先生が「いつもどおりで大丈夫」と言ってくださったので、さいごまで歌うことができました。 先生に教えてもらった、口を大きくあけて歌うことを、これからもわすれずにがんばります。 またレッスンで、よろしくお願いします。

そうた より

例文:お父様・お母様から先生へ

発表会のあとに

(例文)

先生

日ごとに寒さがましてまいりましたが、お元気でいらっしゃいますか。 先日の発表会では、たいへんお世話になりました。 ぶたいの上で、はずかしがらずに歌う娘の姿を見て、家族みんなでおどろきました。人前で歌うことがにがてだった娘が、ここまで歌えるようになったのは、先生がいつもあせらず、娘のペースに合わせて教えてくださったおかげです。 家でも「先生みたいに歌いたい」と、楽しそうに練習しています。 これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

コンクールのあとに

(例文)

先生

このたびのコンクールでは、本番まで、ていねいにご指導いただき、まことにありがとうございました。 結果にかかわらず、息子が自分の歌を最後まで歌いきれたことを、うれしく思っております。練習の中で、先生がひとつひとつのことばの意味をいっしょに考えてくださったことで、息子の歌が少しずつ変わっていくのを感じていました。 この経験を、つぎの目標につなげていけたらと思います。 季節のかわりめですので、どうぞおからだを大切になさってください。

コンクールの結果を見たあとのすごし方は、こちらの記事でも紹介しています。コンクールの結果が出たあとにすること。講評・お礼・つぎの目標まで

例文:大人の生徒から先生へ

大人になってから歌を習っている方も、発表会や、レッスンの区切りの時期などに、手紙で気持ちを伝えることができます。

(例文)

先生

いつも楽しいレッスンを、ありがとうございます。 先日の発表会では、ぶたいに立つ前に先生がかけてくださったことばに、とても助けられました。 歌を習いはじめたころは、人前で声を出すことさえ、はずかしく感じていました。今では、レッスンの日が待ちどおしく、毎日のはげみになっています。 まだまだ思うように歌えないところもありますが、これからも、少しずつ練習をかさねていきたいと思います。 今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

お礼の手紙で気をつけたいこと

ほかの生徒さんとくらべない

「ほかの生徒さんより上手に歌えた」のような書き方は、さけたほうが安心です。先生にとっては、どの生徒さんも大切な生徒さんです。お子様やご自分が、前とくらべてどう変わったかを書くようにしましょう。

結果のことだけを書かない

コンクールの手紙では、結果のことばかりになってしまうことがあります。賞をとれたときも、とれなかったときも、練習の中で教えていただいたことや、本番までの道のりへのお礼を中心に書くと、あたたかい手紙になります。

先生の名前や字をまちがえない

先生のお名前の漢字は、教室の案内などでたしかめてから書きましょう。手紙のあて名は「先生」とつけるだけで、ていねいな形になります。「様」と重ねる必要はありません。

先生のお返事を気にしない

手紙は、気持ちを伝えるためのものです。「お返事をください」のような書き方はせず、先生の負担にならないようにしましょう。

手紙のわたし方

レッスンの終わりに、ひとことそえて

手紙は、レッスンの終わりに「先日はありがとうございました。よろしければ、あとで読んでください」と、ひとことそえてわたすと、先生も受け取りやすくなります。レッスンの前は、先生が準備でいそがしいこともあるので、終わってからのほうが落ちついてわたせます。

お子様から直接わたす

お子様が書いた手紙は、できればお子様から直接わたせるとよいですね。はずかしがるときは、お父様・お母様がとなりにいてあげるだけでも、お子様は安心してわたせます。

オンラインレッスンの場合

先生と直接会えない場合は、教室の住所あてに郵送する方法もあります。送ってよいかどうか、前もって教室にたしかめておくと安心です。

発表会のあとのお礼の考え方は、こちらの記事にまとめています。発表会のあと、先生へのお礼はどうする?いる・いらないの考え方

まとめ

  • 歌の先生へのお礼の手紙は、上手な文よりも、気持ちが伝わることが大切
  • 便せんはおちついたものを。お子様が書くときは、お子様がえらんだものでもよい
  • はじめのあいさつ、お礼、心にのこったこと、これからのこと、むすびの流れで書く
  • その先生だからこそのことばや練習を書くと、気持ちが伝わりやすい
  • ほかの生徒さんとくらべず、結果だけでなく練習へのお礼を中心に書く
  • レッスンの終わりに、ひとことそえてわたす

心をこめて書いた手紙は、先生にとっても、お子様やご自身にとっても、歌をがんばってきたことの大切な記念になります。先生と練習してきた歌を、また新しい目標に向けて歌ってみたいときは、こんな場もあります。こどもの歌声グランプリは、オンラインの動画審査だけで出られる歌のコンクールです。幼児からシニア(65歳以上)までの8部門があり、ジャンルは自由です。出た方には、講評とデジタル賞状がとどきます。こどもの歌声グランプリ

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