コンクールで入賞したときのお祝いメッセージ。例文と、気持ちが伝わる伝え方
「孫がコンクールで入賞したと聞いた。お祝いのことばを送りたい」 「友だちのお子様が賞をもらったみたい。どんなメッセージがいいのかな」
うれしい知らせを聞いたとき、すぐにお祝いを伝えたいと思いますよね。でも、いざ書こうとすると、「おめでとう」のあとに何を書けばいいのか、まようこともあると思います。
わたしは息子といっしょに、たくさんのコンクールに出てきました。
この記事では、コンクールで入賞したときのお祝いメッセージについて、家族以外の方から送るときの例文と文面にしぼってまとめます。おじいさま・おばあさま、親せき、友だちやそのお父様・お母様、習い事のなかま、大人の入賞者へのメッセージ、そしてお祝いをもらったときのお返事の例文まで紹介します。
例文は、そのまま使っても、相手に合わせてかえてもかまいません。
お祝いメッセージを書くときの3つのポイント
「おめでとう」と「がんばってきたこと」をセットにする
いちばん伝えたいのは「おめでとう」です。そこに、これまでの練習やがんばりをみとめることばを、ひとつそえてみてください。「賞をとったこと」だけでなく、「そこまでの道のり」をみとめてもらえると、うれしさがぐっと大きくなります。
賞の名前や順位を、むりに書かなくてもいい
コンクールの賞には、いろいろな名前があります。金賞、銀賞、優秀賞、奨励賞など、どれがどのくらいなのか、まよってしまうこともあるでしょう。賞の名前をまちがえるのが心配なときは、「入賞おめでとう」「賞をもらえたんだね」と書けば、だいじょうぶです。賞の種類については、こちらの記事でくわしく紹介しています。コンクールの賞の種類。金賞と1位の違いは?優秀賞・奨励賞などの意味もやさしく
ほかの人とくらべない
「〜ちゃんより上だったね」「つぎは1位だね」など、ほかの人や、もっと上の賞とくらべることばは、さけたほうが安心です。入賞したこと、そのものをいっしょによろこぶ気持ちで書いてみてください。
おじいさま・おばあさまから、お孫さんへの例文
おじいさま・おばあさまからのお祝いは、お孫さんにとって、とくべつなうれしさがあるものです。
小さなお孫さんへ
- 「ひなちゃん、にゅうしょう、おめでとう。ばあばは、とってもうれしいよ。こんど、ひなちゃんのおうたを、きかせてね」
- 「りくくん、すごいね。まいにち、おうたのれんしゅうをがんばったから、すてきなしょうがもらえたんだね。じいじも、ばあばも、おおよろこびです」
小学生・中学生のお孫さんへ
- 「さきちゃん、入賞おめでとう。ママから聞いて、おばあちゃんは思わず手をたたいてしまいました。毎日の練習が実をむすんだね。本当によくがんばりました」
- 「ゆうきくんへ。賞をもらったと聞いて、じいじはとてもほこらしい気持ちです。歌が好きな気持ちを、これからも大切にしてね」
お祝いにそえて
カードやお手紙といっしょに、小さなお花やおかしをそえるのもすてきです。品物は気持ちなので、むりのないはんいでかまいません。ビデオ通話で「おめでとう」を伝えて、歌を聞かせてもらうのも、思い出になります。
親せきから送る例文
親せきからのお祝いは、少しあらたまった文面にすると、きちんとした印象になります。
- 「このたびは、コンクールでの入賞、おめでとうございます。日ごろの練習の成果ですね。これからのご活躍も、楽しみにしています」
- 「みおちゃん、入賞おめでとう。お正月に会ったとき、歌の話をたくさんしてくれたね。その歌が、たくさんの人に届いたんだね。またみんなで集まったときに、聞かせてね」
お父様・お母様あてに送るときは、「お子様の入賞、おめでとうございます。おうちでのサポートも、たいへんだったことと思います」と、そばで支えてきた家族へのねぎらいをそえると、よろこばれることがあります。
友だち・友だちのお父様・お母様から送る例文
お子様の友だちから
お子様同士なら、短いことばでじゅうぶんです。
- 「かのんちゃん、にゅうしょうおめでとう!すごいね。こんど、おうたおしえてね」
- 「はやとくん、おめでとう。発表会で聞いた歌、本当にかっこよかったよ」
友だちのお父様・お母様へ
保護者同士でお祝いを伝えるときは、お子様と、支えてきたお父様・お母様の両方にむけたことばにすると、あたたかい文面になります。
- 「あおいちゃん、入賞おめでとうございます。いつもがんばっている姿を見ていたので、わたしまでうれしくなりました。お母様も、本当におつかれさまでした」
- 「ひろくんの入賞、おめでとうございます。毎週のレッスン、親子でがんばってこられましたね。また、ひろくんの歌を聞ける日を楽しみにしています」
相手の気持ちに気をつける
同じコンクールにお子様が出ていて、結果がわかれたときは、お祝いの伝え方に少し気をつかうこともあるでしょう。そんなときも、「おめでとう」をすなおに伝えてよいと思います。ただ、グループのメッセージなど、たくさんの人が見る場所より、相手だけに送るほうが、おたがいに気が楽なこともあります。
習い事・合唱のなかまから送る例文
いっしょに練習してきたなかまからのお祝いは、心にひびくものです。
- 「入賞、おめでとうございます。レッスンで聞くたびに、すてきな声だなと思っていました。わたしも、とても元気をもらいました」
- 「同じ教室のなかまとして、本当にうれしいです。おめでとう。こんど、練習のコツを教えてね」
大人の入賞者へのお祝いメッセージの例文
大人やシニアの方がコンクールで入賞したときも、まわりからのお祝いはうれしいものです。
- 「入賞、おめでとうございます。お仕事とならべて練習をつづけてこられたこと、心から尊敬しています」
- 「すてきな知らせを、ありがとうございます。いくつになっても、新しいことにちょうせんする姿に、わたしも元気をもらいました。本当におめでとうございます」
- 「おめでとう!練習の話をいつも聞いていたので、自分のことのようにうれしいです。こんどは、ぜひ聞きに行かせてね」
お祝いをもらったときのお返事の例文
お祝いをもらったら、できるだけ早めに、お礼を伝えましょう。お子様に、ひとことでも書いてもらうと、送った方もよろこびます。
- お子様から:「おうえんしてくれて、ありがとう。これからも、うたをがんばるね」
- お父様・お母様から:「あたたかいお祝いのことばを、ありがとうございます。本人もとてもよろこんでいました。これからも、楽しく歌をつづけていけたらと思います」
- 大人の方から:「お祝いのメッセージ、ありがとうございます。みなさんの応援のおかげです。これからも、楽しみながら歌っていきます」
お祝いのメッセージで気をつけたいこと
よろこんでほしい気持ちから書いたことばが、相手の負担になってしまうこともあります。
- 「つぎは全国だね」「もっと上をめざしてね」と、つぎの結果をもとめる
- 「才能があるね」だけで、がんばりにふれない
- 写真や結果を、本人や家族にことわらずにSNSなどにのせる
- 賞の名前や順位を、まちがえたまま書く
とくにSNSにのせるときは、お子様の名前や顔がわかる写真にならないよう、かならずお父様・お母様に聞いてからにしましょう。
伝え方と、伝えるタイミング
カード・手紙・メッセージアプリ
- カードや手紙:形にのこるので、何回も読み返せる
- メッセージアプリ:すぐに届くので、うれしい気持ちを早く伝えられる
- 電話・ビデオ通話:声で伝えると、気持ちがまっすぐ届く
お子様にとっては、カードやお手紙が、がんばりの記録として大切な宝物になることもあります。賞状やメダルといっしょに、しまっておくのもよいでしょう。賞状やメダルの飾り方・しまい方は、こちらの記事にまとめています。コンクールの賞状やメダルの飾り方・しまい方。がんばりの記録として大切にする
タイミング
お祝いは、結果を知ったら、なるべく早めに伝えるのがおすすめです。少し時間がたってしまっても、「おそくなってしまったけれど」とひとことそえれば、気持ちはちゃんと伝わります。
まとめ
- お祝いは「おめでとう」と「がんばってきたこと」をセットで伝える
- 賞の名前がわからないときは「入賞おめでとう」でだいじょうぶ
- ほかの人や、もっと上の賞とはくらべない
- 祖父母、親せき、友だち、なかまで、ことばの形を少しずつかえる
- 保護者には、支えてきたことへのねぎらいもそえる
- お祝いをもらったら、早めにお礼を伝える
歌のがんばりがみとめられた日は、本人にとっても、まわりの人にとっても、うれしい一日です。つぎの目標をさがしているお子様や大人の方には、こんなコンクールもあります。こどもの歌声グランプリは、オンラインの動画審査だけで出られる歌のコンクールです。幼児からシニア(65歳以上)までの8部門があり、ジャンルは自由です。出た方には、講評とデジタル賞状がとどきます。こどもの歌声グランプリ