心のこと・声かけ

コンクールの結果を待つ間の不安とのつきあい方。結果発表はいつ?落ちつかない気持ちのととのえ方

更新日:2026年11月7日 ・ 書いた人:うみ

「コンクールの結果が出るまで、そわそわして何も手につかない」 「結果発表はいつなのか、何度もたしかめてしまう」 「子どもが『落ちてたらどうしよう』と不安そうにしている」

歌のコンクールでは、歌ったその日に結果がわかるとはかぎりません。動画審査のコンクールや、後日に結果を知らせるコンクールでは、歌いおえてから結果が出るまで、待つ時間があります。この時間は、お子様にとっても、お父様・お母様にとっても、気持ちが落ちつかないものです。

わたしは息子といっしょに、たくさんのコンクールに出てきました。

この記事では、結果が出る前の「待つ時間」にしぼってお話しします。結果発表がいつかの確かめ方、待っている間に不安になる理由、お子様への声のかけ方、お父様・お母様ご自身の気持ちのととのえ方、待つ間のすごし方をまとめました。

結果が出たあとの声かけについては、こちらの記事にまとめています。コンクールの結果が出たあとの声かけ。入賞したとき・だめだったとき、親が伝えたいこと

コンクールの結果発表はいつ?

発表の時期は、コンクールによってちがう

コンクールの結果発表がいつになるかは、コンクールによってちがいます。

  • 本番の日に、会場で発表される
  • 後日、ホームページで発表される
  • メールや郵便で、出場者に知らせが届く
  • 予選の結果だけ先に知らされ、本選はあとで発表される

動画審査のコンクールでは、応募のしめきりのあとに審査がはじまるため、結果が出るまでに時間がかかることもあります。

要項で、発表の方法と時期を確かめておく

結果発表がいつかは、要項や応募ページに書かれていることがあります。応募するときに、次のことを確かめておくと安心です。

  • 結果は、いつごろ発表されるか
  • どこで知らせがあるか(ホームページ、メール、郵便など)
  • 入賞した人だけに知らせが届くのか、全員に届くのか
  • 講評や賞状は、結果といっしょに届くのか、あとで届くのか

わからないときは、問い合わせ先にたずねてみてもかまいません。ただ、審査中に何度も問い合わせるのはひかえ、書かれている時期まで待つようにしましょう。

知らせを見のがさないための準備

メールで結果が届く場合は、知らせが迷惑メールのフォルダに入ってしまうこともあります。応募したときのメールアドレスと、受信の設定を確かめておくと、見のがしをふせげます。

家族のだれが知らせを確かめるのか、前もって決めておくのもよい方法です。

結果を待つ間に、不安になるのはなぜ?

自分ではどうにもできない時間だから

歌うまでは、練習をしたり、体調を整えたりと、自分でできることがありました。でも、歌いおわったあとは、もう結果を待つことしかできません。

自分の力でかえられないことを待つ時間は、だれにとっても落ちつかないものです。不安になるのは、ふしぎなことではありません。

がんばってきた気持ちが強いほど、気になる

結果がこんなに気になるのは、それだけ本気で練習にとりくんできたからです。不安な気持ちは、がんばってきたことのしるしでもあります。

「気にしないようにしよう」と思うほど、かえって気になってしまうこともあります。気になる自分を、まずはそのまま受けとめてあげてください。

動画審査ならではの、気になること

動画審査では、とった動画を何度も見返せるぶん、「あそこの音がずれていたかも」「もっとよい動画があったかも」と、気になるところが目についてしまうこともあります。

もう送ったあとの動画を、何度も見返してつらくなるときは、しばらく見ないようにするのもひとつの方法です。

お子様が不安そうにしているとき

気持ちを聞いて、そのまま受けとめる

お子様が「落ちてたらどうしよう」と口にしたときは、すぐに「だいじょうぶだよ」と打ち消さず、まずは気持ちを聞いてあげてください。

  • 「どきどきするよね」
  • 「それだけ、がんばったんだもんね」
  • 「どんなところが気になっているの?」

気持ちをことばにして受けとめてもらえると、お子様は「この気持ちをもっていてもいいんだ」と、少し安心できることがあります。

結果より、がんばったことを伝える

待っている間は、つい結果の話ばかりになってしまいます。そんなときこそ、結果とは関係のない、お子様のがんばりを伝えてあげてください。

  • 「毎日、練習をつづけていたね」
  • 「本番で、最後まで歌えたのがすごかったよ」
  • 「あの歌声、とてもすてきだったよ」

結果がどうであっても、がんばってきた時間はなくならない、ということを、ことばで伝えておくと、お子様の心のささえになります。

「もし、だめだったら」の話も、少しだけしておく

お子様によっては、「入賞できなかったら、どう思われるだろう」と心配していることもあります。

「どんな結果でも、あなたの歌が好きなのはかわらないよ」と、前もって伝えておくと、お子様は結果を待つ間も、少し安心してすごせることがあります。ただ、ここで話しすぎると、かえって不安を大きくすることもあるので、お子様のようすを見ながら、軽く伝えるくらいでかまいません。

小さなお子様の場合

小さなお子様は、結果を待つという感覚が、まだはっきりしていないこともあります。お子様が気にしていないなら、お父様・お母様から結果の話を何度も出さなくてもかまいません。

お父様・お母様ご自身の不安とのつきあい方

親のほうが落ちつかないこともある

お子様より、お父様・お母様のほうが結果を気にしてしまうこともあります。応募ページを何度も開いたり、メールを何度も確かめたりしてしまうのは、それだけお子様を応援しているからです。

ただ、親の不安が、お子様に伝わってしまうこともあります。お子様の前では、なるべくいつもどおりにすごすことを心がけてみてください。

確かめる時間を決めておく

結果が気になって、何度もメールやホームページを見てしまうときは、「朝と夜にだけ確かめる」のように、見る時間を決めておくのもよい方法です。

確かめる時間以外は、ほかのことに気持ちを向けてみましょう。それだけで、少し心が軽くなることがあります。

気持ちを、だれかに話す

不安な気持ちをひとりでかかえていると、どんどん大きくなってしまいます。家族やパートナーに、「どきどきするね」と話してみるだけでも、気持ちがほぐれることがあります。

同じ教室に通う保護者の方と話すときは、ほかのご家庭の結果をたずねすぎないよう、気をつけましょう。

結果を待つ間のすごし方

いつもの生活を、大切にする

結果を待つ間も、ごはんを食べて、学校や仕事に行き、ねる時間をとる、といった、いつもの生活をつづけることが、気持ちを安定させる助けになります。

とくに、ねる前に結果のことを考えすぎると、ねつきが悪くなることもあります。ねる前は、好きな本を読む、あたたかい飲み物をのむなど、ほっとできる時間にしてみてください。

歌を、楽しむ時間にもどる

コンクールのために、同じ曲をくりかえし練習してきたお子様もいらっしゃると思います。結果を待つ間は、コンクールの曲からはなれて、好きな歌を自由に歌ってみるのもよい時間です。

  • 好きなアニメや童謡を、家族で歌う
  • 歌ってみたかった曲を、ためしに歌ってみる
  • 音楽をきいて、のんびりすごす

「歌うのって楽しい」という気持ちに立ちもどれると、結果を待つ時間も、少しやわらかくすごせるかもしれません。

がんばった記録を、まとめておく

結果が出る前に、今回のコンクールに向けてがんばったことを、家族でふりかえってみるのもよい方法です。

  • 練習でできるようになったこと
  • 先生に教えてもらったこと
  • 本番で、よかったと思うところ

結果が出る前にまとめておくと、結果にまどわされずに、がんばりそのものを残しておくことができます。

体調にも気をつける

不安な気持ちがつづくと、食欲がなくなったり、ねむりが浅くなったりすることもあります。お子様のようすがいつもとちがうときは、ゆっくり休めるようにしてあげてください。

心やからだのつらさが長くつづくときは、ひとりでかかえず、お医者さんや学校の先生などに相談してみてください。

結果が届いたら

結果が届いたら、まずはお子様といっしょに確かめる時間をつくりましょう。どんな結果でも、「待っている間も、よくがんばったね」と声をかけてあげてください。

結果に思うところがあるときの気持ちのととのえ方や、講評の受けとめ方については、こちらの記事も参考にしてください。コンクールで思うような結果が出なかったとき。親子でのふりかえり方コンクールの結果が出たあとにすること。講評・お礼・つぎの目標まで

まとめ

  • コンクールの結果発表がいつかは、コンクールによってちがうので、要項で確かめる
  • 知らせの届き方や、メールの設定を前もって確かめておく
  • 結果を待つ間に不安になるのは、がんばってきたからこそ
  • お子様の気持ちは、打ち消さずにそのまま受けとめ、がんばりを伝える
  • お父様・お母様は、確かめる時間を決めたり、だれかに話したりして、不安をためない
  • 待つ間は、いつもの生活を大切にし、好きな歌を楽しむ時間にもどる
  • 体や心のつらさがつづくときは、ひとりでかかえず相談する

結果を待つ時間は、親子でがんばってきたことを、あらためて大切に思える時間でもあります。歌うことを楽しみながら、また次の目標を見つけたいときに、こんな場もあります。こどもの歌声グランプリは、オンラインの動画審査だけで出られる歌のコンクールです。幼児からシニア(65歳以上)までの8部門があり、ジャンルは自由です。出た方には、講評とデジタル賞状がとどきます。こどもの歌声グランプリ

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