春から歌の習い事を始める。新学期・新年度のはじめ方と、教室えらびの時期
「新学期になったら、何か習い事を始めたい」 「春から歌を習ってみたいけれど、いつごろ教室をさがせばいいのかな」
春は、新しいことを始めたくなる季節です。お子様の学年が上がったり、大人の方も仕事の年度がかわったりして、「今年こそ」と思う方も多いと思います。歌の習い事も、春から始める方がふえる習い事のひとつです。
わたしは息子といっしょに、たくさんのコンクールに出てきました。歌は、思い立ったときにいつでも始められます。ただ、春から始めると、気持ちを切りかえやすく、予定も組みやすいというよさがあります。
この記事では、歌の習い事を春から始めるときの流れをまとめます。教室をさがしはじめる時期、体験レッスンまでにしておくこと、新学期のいそがしさとのつきあい方、通いはじめの春のすごし方まで、お子様と大人の方、それぞれに分けてお話しします。
歌の習い事を春から始めるよさ
気持ちを切りかえやすい
新学期や新年度は、まわりの人も新しいことを始める時期です。「4月から始める」と決めておくと、自分の中でも区切りがつき、はじめの一歩をふみ出しやすくなります。
お子様にとっても、「新しい学年になったから、新しいことをやってみよう」という気持ちは、とても自然です。お父様・お母様から声をかけるときも、きっかけをつくりやすい時期だと思います。
1年の予定を立てやすい
春に始めると、1年の流れを見ながら練習の予定を立てやすくなります。
- 夏休みに、少し多めに練習する
- 秋や冬の発表会を目標にする
- 1年たった春に、ふりかえりをする
教室の発表会の時期や回数は、教室によってちがいます。体験レッスンのときに、1年の流れを聞いておくと安心です。
同じ時期に始める人がいる
春は、入会する人がふえやすい時期です。グループレッスンの教室では、同じころに始めた人がいると、心強く感じることもあります。新しいクラスをつくる教室もあるので、気になる方は早めに問い合わせてみてください。
教室をさがしはじめる時期のめやす
春休みの前から、少しずつ調べておく
4月から通いはじめたいときは、その前から教室を調べておくと、あわてずにすみます。春休みのあいだに体験レッスンに行けると、新学期が始まってからの予定も立てやすくなります。
ただ、何か月前から動けばいいかは、教室や地域によってちがいます。人気の曜日や時間はうまりやすいこともあるので、「この曜日に通いたい」という希望がある方は、早めに問い合わせておくと安心です。
新学期が始まってから決めるのも、あり
一方で、新学期が始まってみないと、学校や仕事の予定がわからないこともありますよね。
- 学校の時間割が決まってから考えたい
- ほかの習い事や部活との組み合わせを見たい
- 仕事の残業がどれくらいあるか、知ってから決めたい
そんなときは、4月の終わりから5月ごろに、生活がおちついてから体験に行くのもよい方法です。春に始めることにこだわりすぎず、むりなく通える時期をえらんでください。
通いやすい教室をさがす
教室をさがすときは、家や学校、職場からの通いやすさがとても大切です。近くの教室や、オンラインで受けられる教室をさがすときは、こちらのページもつかってみてください。歌の教室さがし
体験レッスンまでにしておくこと
何を習いたいのかを、ざっくり決める
歌の習い事といっても、いろいろな種類があります。
- 声楽(クラシックの歌)
- ボーカル・ボイトレ(ポップスなど)
- 童謡や合唱
- ミュージカル
はっきり決まっていなくても、だいじょうぶです。「こんな歌が好き」「こんなふうに歌いたい」を、ひとことでもことばにしておくと、体験レッスンで先生に伝えやすくなります。
通える曜日と時間を書き出す
新学期は、予定がかわりやすい時期です。体験に行く前に、通えそうな曜日と時間を、いくつか書き出しておきましょう。
- 平日の夕方か、土日か
- 学校や仕事のあと、何時ごろなら間に合うか
- ほかの習い事とかさならないか
お子様の場合は、送りむかえができるかどうかも考えておきたいところです。
体験レッスンで見ておきたいこと
体験レッスンでは、先生との相性や、教室のふんいきを見ておくことが大切です。お子様の場合は、楽しそうにしているか、先生の話を聞けているか、表情も見てあげてください。
体験レッスンで見るべきことは、こちらの記事にくわしくまとめています。歌の体験レッスンで見るべき5つのこと。聞いておきたい質問リストつき
新学期のいそがしさと、どうつきあうか
春は、つかれやすい時期
新しいクラス、新しい先生、新しい友だち。お子様にとって、春はたのしい反面、気をつかうことも多い時期です。大人の方も、新年度は仕事がいそがしくなりがちです。
新しい習い事をいっぺんに始めると、思った以上につかれてしまうことがあります。
- 習い事を始めるのは、ひとつずつにする
- はじめの月は、レッスンの回数を少なめにする
- つかれている日は、家での練習をお休みにする
「せっかく始めたから」と、がんばりすぎなくてもだいじょうぶです。
5月ごろの「つかれ」に気をつける
新学期が始まって少したつと、つかれが出てくることもあります。歌の練習をいやがったり、元気がなかったりするときは、まず休むことを大切にしてください。
お子様が「行きたくない」と言ったときは、すぐに「やめる・やめない」を決めずに、気持ちを聞いてあげることから始めるとよいと思います。
通いはじめの春のすごし方
はじめの1か月は「なれる」こと
通いはじめの1か月は、教室までの道や、先生の話し方、レッスンの流れになれることがいちばんの目標です。うまく歌えなくても、気にしなくてだいじょうぶです。
お子様の通いはじめの1か月については、こちらの記事でくわしくお話ししています。子どもの歌の教室、はじめての1か月。通いはじめてからの流れと、おうちのサポート
家での練習は短くていい
レッスンで習ったことを、家で少しだけやってみましょう。長い時間でなくても、5分くらいからでじゅうぶんです。
- 習った曲を1回歌ってみる
- 口をとじて「んー」とハミングする
- 先生に言われたことを、1つだけ思い出す
お子様の場合は、「今日は何をしたの?」と聞いてあげるだけでも、レッスンのふりかえりになります。
春の空気と、のどのこと
春は、朝と夜の気温の差が大きい日もあります。花粉やほこりで、のどや鼻がむずむずする方もいるかもしれません。
- 水やお茶をこまめにのむ
- 帰ったら、うがいをする
- 声がかすれる日は、むりに歌わない
のどの痛みやかすれが何日も続くときは、むりをせず、耳鼻科などのお医者さんに相談してください。
春から始めるときに、よくあるなやみ
まわりの子が、もう上手に見える
教室に入ると、先に通っている子が上手に歌っているのを見て、お子様が気おくれしてしまうこともあります。でも、はじめた時期も、年れいも、一人ひとりちがいます。「前の自分とくらべてみようね」と声をかけてあげると、安心しやすくなると思います。
春をのがしたら、おそい?
春に始められなかったからといって、おそいということはありません。夏休みや秋から始める方もたくさんいます。気持ちと予定がととのったときが、その方にとっての始めどきです。
大人の方が春から始めるとき
「4月から」と決めて、手帳に書く
大人の方は、いそがしさにまぎれて、つい先のばしにしてしまうこともありますよね。「4月から始める」と決めたら、体験レッスンに行く日を、先に手帳やカレンダーに書いておくのがおすすめです。
年度の目標と合わせて考える
新年度は、1年の目標を考えやすい時期です。
- 1年後に、好きな曲を1曲歌いきる
- 秋に、教室の発表会に出てみる
- 録音した自分の声を、春と秋で聞きくらべる
大きな目標でなくてもだいじょうぶです。自分でたしかめられる、小さな目標を立てておくと、続けやすくなります。
オンラインのレッスンも考えてみる
仕事の予定が読みにくい方は、オンラインで受けられる教室もえらびやすいと思います。通う時間がいらないので、新年度のいそがしい時期でも、レッスンの時間をとりやすくなります。
まとめ
- 歌の習い事を春から始めると、気持ちを切りかえやすく、1年の予定も立てやすい
- 4月から通いたいときは、春休みの前から少しずつ教室を調べておく
- 新学期の予定がわかってから、5月ごろに始めるのもよい方法
- 体験の前に、習いたいことと、通える曜日と時間を書き出しておく
- 春はつかれやすい時期なので、習い事はひとつずつ、むりなく始める
- のどの痛みやかすれが続くときは、お医者さんに相談する
春は、歌を始めるのにぴったりの季節です。まずは通いやすい教室をさがして、体験レッスンに行ってみてください。練習した歌をだれかに聞いてもらいたくなったら、こどもの歌声グランプリものぞいてみてください。オンラインの動画審査だけで出られて、幼児からシニア(65歳以上)までの8部門があり、ジャンルは自由です。講評とデジタル賞状がとどくので、1年の目標のひとつにしてみるのもよいと思います。こどもの歌声グランプリ