子どもの歌の楽譜はどこで手に入る?楽譜集のえらび方と、コピーのきまり
「子どもが歌いたい曲の楽譜がほしいけれど、どこで買えばいいの?」 「子供の歌の楽譜集って、たくさんあって、どれがおすすめなのかわからない」
お子様が歌を習いはじめたり、発表会やコンクールに出ることになったりすると、楽譜が必要になる場面がふえてきます。でも、いざさがしてみると、手に入れ方も、楽譜集の種類もいろいろで、迷ってしまうお父様・お母様も多いと思います。
わたしは、息子といっしょに、たくさんの歌のコンクールに出てきました。楽譜は、歌の練習にかかせないものの一つです。
この記事では、子どもの歌の楽譜の手に入れ方と、楽譜集のえらび方、そして楽譜のコピーについてのきまりを、わかりやすくまとめました。
子どもの歌の楽譜が必要になるのは、どんなとき?
教室のレッスンで
歌の教室では、先生が楽譜を用意してくれることもあれば、「この曲の楽譜を買ってきてください」と言われることもあります。どちらになるかは、教室によってちがいます。
発表会やコンクールで
発表会やコンクールでは、伴奏をしてくれる方に楽譜をわたすことがあります。また、コンクールによっては、楽譜について決まりがあることもあるので、要項(参加のきまりが書いてある案内)を先によく読んでおきましょう。
おうちでの練習で
楽譜があると、歌詞をたしかめたり、息つぎの場所を書きこんだりできます。まだ楽譜が読めないお子様でも、歌詞と音の動きをいっしょに見ることで、曲をおぼえる助けになります。
子どもの歌の楽譜の手に入れ方
1 楽器店や書店で買う
楽器店や、大きな書店の音楽コーナーには、子どもの歌の楽譜集がならんでいることが多いです。手にとって中をたしかめられるので、はじめて楽譜を買うときには安心です。
- 曲の高さ(キー)が、お子様の声に合いそうか
- 伴奏の楽譜がのっているか
- 文字の大きさが、お子様に見やすいか
店の方に「子どもが歌う〇〇という曲がのっている楽譜集はありますか」と聞いてみると、さがしてもらえることもあります。
2 インターネットで買う
インターネットの書店や、楽譜をあつかうお店でも、楽譜集を買うことができます。曲名や「童謡」「子どもの歌」などのことばで検索すると、たくさん出てきます。
ただ、中身を見られないことも多いので、目次や、のっている曲の一覧がわかるものをえらぶと安心です。
3 1曲ずつダウンロードする
最近は、1曲ずつ楽譜をダウンロードして買えるサービスもあります。ほしい曲が1曲だけのときや、急いでいるときには便利です。
- 歌のメロディだけか、伴奏もついているか
- 曲の高さを、えらべるかどうか
- 印刷できる回数などに、きまりがあるか
サービスによって、できることやきまりがちがうので、買う前に説明をよく読んでください。
4 教室や先生から手に入れる
歌の教室に通っているなら、まずは先生に相談するのがいちばんです。先生がおすすめの楽譜集を教えてくれたり、教室で用意してくれたりすることもあります。
5 図書館で見てみる
図書館には、楽譜集がおいてあることもあります。買う前に中身をたしかめたいときや、いろいろな曲を見くらべたいときに、つかいやすいですね。借りた楽譜をコピーするときのきまりについては、このあとでお話しします。
楽譜をさがす前に、メモしておきたいこと
楽譜をさがしはじめる前に、次のことをメモしておくと、お店でもインターネットでも、見つけやすくなります。
曲名と、作詞・作曲をした人
同じ曲名でも、ちがう曲があることがあります。曲名だけでなく、作詞と作曲をした人の名前もメモしておくと、まちがえずにさがせます。
歌う形
ひとりで歌うのか、何人かで歌うのか、合唱なのかによって、ひつような楽譜はかわります。合唱なら、パートが分かれた楽譜がひつようです。
伴奏をどうするか
ピアノの方に弾いてもらうのか、音源をつかうのか、伴奏なしで歌うのかも、たしかめておきましょう。ピアノの方に弾いてもらうなら、伴奏ののった楽譜を用意します。
先生からの指定があるか
教室の先生が「この楽譜集で」と指定することもあります。ちがう楽譜を買ってしまうと、高さや伴奏がちがって、レッスンで合わないこともあるので、先にたしかめておくと安心です。
子供の歌の楽譜集、おすすめのえらび方
「子供の歌の楽譜集で、おすすめはどれ?」と聞かれることがあります。どの楽譜集がよいかは、お子様の年れいや、つかい方によってかわります。ここでは、えらぶときに見ておきたいポイントをまとめました。
目的に合った楽譜集をえらぶ
楽譜集には、いろいろな種類があります。
- 童謡や唱歌をたくさん集めたもの
- 季節や行事ごとに曲がならんでいるもの
- 合唱用に、いくつかのパートに分かれているもの
- 声楽の練習用に、子ども向けの曲を集めたもの
- ピアノを弾きながら歌えるようにしたもの
おうちで楽しく歌いたいなら、なじみのある曲がたくさんのっているものを。発表会やコンクールの曲をさがしているなら、伴奏の楽譜がしっかりのっているものをえらぶとよいですね。
曲の高さを見る
同じ曲でも、楽譜集によって高さがちがうことがあります。大人向けの楽譜集では、子どもには低すぎたり、高すぎたりすることもあります。子ども向けと書かれているものや、先生にすすめられたものをえらぶと安心です。
伴奏があるかどうか
歌のメロディだけがのっている楽譜集と、ピアノ伴奏までのっている楽譜集があります。発表会などでピアノの方に弾いてもらうときは、伴奏ののっている楽譜が必要です。
見やすさ
小さなお子様がつかうなら、音符や歌詞の文字が大きく、ゆったりと書かれているものが見やすいです。ふりがながついていると、ひとりで歌詞を読む助けになります。
歌詞の説明がついているか
楽譜集によっては、曲が作られたころの話や、歌詞の意味の説明がのっているものもあります。お子様と読みながら歌うと、曲への気持ちが深まりやすくなります。
楽譜のコピーには、きまりがあります
「コピーしてもいいの?」と思ったら
楽譜は、作曲した人や作詞した人、そして楽譜を作った出版社の大切な作品です。そのため、楽譜のコピーには、きまりがあります。
「書きこみ用にコピーしたい」「伴奏の方にわたしたい」などと思ったときは、自分で判断せずに、先生や出版社の案内にしたがってください。楽譜集のうしろのほうに、コピーについての説明が書かれていることもあります。
迷ったら、先生に聞く
教室のレッスンや発表会でのつかい方については、先生が教室のきまりを知っていることが多いです。わからないことがあったら、遠慮せずに聞いてみましょう。コンクールに出るときは、要項に楽譜についての説明があるかどうかも、たしかめておくと安心です。
ダウンロードした楽譜も同じ
インターネットで買った楽譜も、つかい方にきまりがあります。印刷してよい回数や、ほかの人にわたしてよいかどうかなどは、サービスの説明を見てたしかめてください。
手に入れた楽譜を、練習で生かすコツ
まずは、いっしょにながめてみる
楽譜が読めなくても、だいじょうぶです。「ここで音が高くなるね」「ここは長くのばすところだね」と、お子様といっしょに楽譜をながめるだけでも、曲の形が見えてきます。楽譜の読み方を、もう少し知りたいときは、こちらの記事も参考にしてください。楽譜が読めなくても歌える?楽譜のよみ方のはじめの一歩
息つぎや気をつけるところを書きこむ
楽譜に息つぎの場所や、先生に言われたことを書きこんでおくと、おうちでの練習がしやすくなります。書きこみのしかたは、こちらの記事にまとめています。楽譜への書きこみ方。息つぎ・強弱・先生のアドバイスのメモ
大切にあつかう
楽譜は、長くつかうものです。クリアファイルやファイルに入れて、折れたりやぶれたりしないようにしておきましょう。曲ごとにファイルを分けておくと、次にその曲を歌うときにも、すぐにとり出せます。
まとめ
- 子どもの歌の楽譜は、楽器店・書店、インターネット、ダウンロード、教室、図書館などで手に入る
- 楽譜集は、目的、曲の高さ、伴奏のあるなし、見やすさで見くらべる
- おすすめの楽譜集は、お子様の年れいやつかい方でかわるので、先生にも相談する
- 楽譜のコピーにはきまりがあるので、先生や出版社の案内にしたがう
- 楽譜は、いっしょにながめたり、書きこんだりして、練習に生かす
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