カルチャーセンターの歌の講座。えらび方と、むりなく通うためのコツ
「カルチャーセンターで、歌の講座を受けてみたい」 「カルチャースクールで声楽を習うのって、どんな感じなんだろう」
歌を習ってみたいと思ったとき、カルチャーセンターの講座が気になる方も多いと思います。駅の近くや、買い物のついでに立ちよれる場所にあることも多く、大人の方がはじめやすい習い事のひとつです。
わたしは息子といっしょに、たくさんのコンクールに出てきました。
歌の習い事には、個人の教室、音楽教室、地域の講座など、いろいろな形があります。そのなかでカルチャーセンターの講座は、ほかの習い事となりあわせで、気軽に通えるところがよさのひとつです。
この記事では、カルチャーセンターやカルチャースクールの歌の講座について、どんな講座があるのか、どうえらべばよいのか、そして、むりなく通うためのコツをまとめました。
なお、料金や回数、講座の内容は、センターや講座によってちがいます。くわしいことは、それぞれのセンターの案内でたしかめてくださいね。
カルチャーセンターの歌の講座って、どんなもの?
いろいろな習い事が、ひとつの場所に集まっている
カルチャーセンターは、語学、手芸、運動、音楽など、いろいろな講座がひとつの場所で受けられるところです。歌の講座も、その中のひとつとしてひらかれていることが多いです。
- 駅の近くや、商業施設の中にあることが多い
- 平日の昼や夜、休みの日など、時間帯がいろいろある
- はじめての方むけの講座も多い
- 期間のきまった講座が多く、区切りをつけやすい
歌の講座の種類
カルチャーセンターの歌の講座には、たとえばこんなものがあります。
- 声楽(クラシックの歌)の講座
- 合唱やコーラスの講座
- ボイトレ(声の出し方)の講座
- カラオケの講座
- シャンソンやジャズなど、ジャンルをしぼった講座
- 日本の歌や童謡を楽しむ講座
同じ歌の講座でも、ジャンルや目的によって、ふんいきがずいぶんちがいます。
グループレッスンが中心のことが多い
カルチャーセンターの歌の講座は、何人かでいっしょに受けるグループレッスンが中心のことが多いです。センターによっては、個人レッスンをえらべることもあります。
グループレッスンには、ほかの人の歌を聞いて学べる、なかまができやすい、というよさがあります。いっぽうで、ひとりひとりを見てもらえる時間は、個人レッスンより短くなりやすいです。
カルチャースクールで声楽を習うときのこと
声楽の講座で、よくすること
カルチャースクールの声楽の講座では、はじめに体をほぐしたり、発声練習をしたりしてから、曲の練習にすすむことが多いです。
- 姿勢や息のつかい方の練習
- 声をひびかせる練習
- 日本の歌曲や、イタリア歌曲などの練習
- 講座の最後に、ひとりずつ歌う時間がある
内容は先生によってちがうので、案内や体験でたしかめてみてください。
声楽をはじめてみたい方へ
大人になってから声楽をはじめるときの、たのしさや教室えらびについては、こちらの記事でくわしくまとめています。大人から声楽をはじめる。クラシックの歌のたのしさと、教室えらび
カラオケやポップスの講座とのちがい
声楽の講座と、カラオケやポップスの講座では、声の出し方や歌う曲がちがいます。どちらが合うかまよう方は、こちらの記事も参考にしてみてください。カラオケ教室と声楽教室、どちらが合う?おとなが歌を習うときのえらび方
カルチャーセンターの歌の講座のえらび方
1 自分の目的に合っているか
まず、自分がどんなふうに歌いたいのかを考えてみましょう。
- きちんと発声を学びたい → 声楽やボイトレの講座
- みんなで声を合わせたい → 合唱やコーラスの講座
- 好きな歌を気持ちよく歌いたい → カラオケやポップスの講座
- なつかしい歌を楽しみたい → 日本の歌や童謡の講座
目的がはっきりすると、講座をえらびやすくなります。
2 講座のレベルと人数
- はじめての方むけか、経験者むけか
- 1つの講座に、何人くらいが参加しているか
- 途中から入っても、ついていけるか
人数が多いと、にぎやかで楽しいいっぽう、先生に見てもらえる時間は短くなりやすいです。少人数の講座がよいか、にぎやかな講座がよいか、自分の好みも考えてみてください。
3 先生の教え方
- 説明がわかりやすいか
- ひとりひとりに声をかけてくれるか
- むりに大きな声や高い声を出させないか
- 質問しやすいふんいきか
先生との相性は、つづけやすさに大きくかかわります。体験や見学ができるなら、ぜひ一度、ようすを見てみてください。
4 通いやすさ
- 家や職場から通いやすい場所か
- 仕事や家事の予定と合う時間帯か
- 雨の日や、つかれている日でも行けそうか
どんなによい講座でも、通うのが大変だと、だんだん足が遠のいてしまいます。通いやすさは、えらぶときにとても大切なポイントです。
5 費用のしくみ
カルチャーセンターでは、受講料のほかに、入会金や施設の利用料、教材費などがかかることがあります。
- 受講料は、毎月か、講座の期間ごとか
- 入会金や年会費はあるか
- 楽譜や教材の費用は別にかかるか
- 休んだときの扱いはどうなるか
センターによってしくみがちがうので、申しこむ前にたしかめておきましょう。
申しこみと体験の流れ
案内を見て、気になる講座をえらぶ
多くのカルチャーセンターでは、講座の案内を、ホームページやパンフレットで見ることができます。気になる講座を、いくつかえらんでおきましょう。
体験や見学ができるか聞く
講座によっては、1回だけ体験できたり、見学できたりすることがあります。はじめての方は、体験してから決めると安心です。
申しこむ時期に気をつける
カルチャーセンターの講座は、季節ごとに新しい期がはじまることが多いです。新しい期のはじめに入ると、ほかの方と同じところからスタートしやすくなります。途中から入れる講座もあるので、気になったら窓口で聞いてみてください。
近くの歌の教室もあわせてくらべてみたい方は、こちらのページも使ってみてください。歌の教室さがし
仕事や家事とならべて、むりなく通うコツ
予定に先に入れておく
講座の日を、カレンダーや手帳に先に書きこんでおくと、ほかの予定と重なりにくくなります。
講座の前後の時間を上手に使う
カルチャーセンターが駅の近くや商業施設の中にあると、講座の前後に買い物や用事をすませることもできます。習い事を「ついで」に組みこめると、通うのがらくになります。
家では短い時間だけ歌う
講座で習った歌を、家で少しだけ口ずさんでみましょう。長い時間でなくても、だいじょうぶです。習ったことを思い出すだけでも、つぎの講座がぐっと楽しくなります。
休んでも、自分をせめない
仕事や家のことで、行けない日があってもだいじょうぶです。また行ける日に、楽しんで参加すれば、それでじゅうぶんです。
のどと体をいたわる
歌ったあとにのどがつかれたら、水をのんで、声を休めましょう。痛みやかすれが何日も続くときは、むりをせず、耳鼻科などのお医者さんに相談してください。
講座の期が終わるときに考えたいこと
カルチャーセンターの講座は、期間を区切っていることが多いので、期が終わるたびに「このまま続けるか」を考えるきっかけがあります。
- 講座をはじめたときの目的に、近づけているか
- 先生やなかまとのふんいきは、自分に合っているか
- 通う時間や費用に、むりはないか
- つぎは、ちがうジャンルの講座もためしてみたいか
続けると決めたら、同じ講座のつぎの期を申しこみます。もっと声の出し方を深めたいと感じたら、同じ先生の上のレベルの講座や、個人レッスンを考えてみるのもよいと思います。区切りがあるからこそ、自分の気持ちを見なおしやすいのも、カルチャーセンターのよいところです。
カルチャーセンターの講座が合う人、ほかの形が合う人
カルチャーセンターの講座は、こんな方に合いやすいと思います。
- まずは気軽に歌を習ってみたい
- なかまといっしょに、楽しく歌いたい
- 期間を区切って、ためしてみたい
- 通勤や買い物のついでに通いたい
いっぽうで、「ひとりひとりをじっくり見てもらいたい」「コンクールをめざしたい」という方は、個人の教室もいっしょに考えてみるとよいかもしれません。どちらがよい、わるいではなく、自分の目的に合った形をえらぶことが大切です。
まとめ
- カルチャーセンターの歌の講座は、大人がはじめやすい習い事のひとつ
- 声楽、合唱、ボイトレ、カラオケなど、講座の種類はさまざま
- 目的、レベルと人数、先生、通いやすさ、費用のしくみを見てえらぶ
- 体験や見学ができれば、ようすを見てから決める
- 予定に先に入れ、家では短い時間だけ歌って、むりなくつづける
- のどの痛みやかすれが続くときは、お医者さんに相談する
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