心のこと・声かけ

雨の日はおうちで歌あそび。外で遊べない日に、子供と楽しむ雨の童謡と工夫

更新日:2026年11月7日 ・ 書いた人:うみ

雨がつづくと、お子様は外で思いきり遊べず、おうちの中でたいくつしてしまうことがあります。お父様・お母様も、「今日は何をして遊ぼうかな」と、なやんでしまう日があるかもしれません。

「雨の日に、子供とおうちでできる遊びはないかな」 「雨の童謡を、子供といっしょに歌ってみたい」 「外で遊べない日に、少しでもからだを動かしてほしい」

そんなお父様・お母様に向けて、この記事では、雨の日におうちで楽しめる歌あそびをまとめました。

わたしは息子といっしょに、たくさんのコンクールに出てきました。

ここでは、コンクールのための練習ではなく、雨の日ならではの歌の楽しみ方をお伝えします。雨にまつわる童謡や唱歌、雨の音を使った遊び、おうちの中でからだを動かせる歌あそびを、やさしく紹介します。

小さなお子様とのふだんの歌あそびについては、こちらの記事にまとめています。この記事では、雨の日の楽しみ方にしぼってお話しします。幼児とおうちの歌あそび。0〜5歳の歌の時間のつくり方

雨の日だからこそ、歌の時間を

雨の日を「つまらない日」にしない

外で遊べない日は、お子様にとって、がまんの日になってしまうことがあります。でも、雨の日には、雨の日ならではの楽しみもあります。雨の音を聞いたり、雨の歌をうたったりする時間は、晴れの日にはできないことです。

「今日は雨だから、雨の歌をうたおうか」と声をかけるだけで、雨の日が少し特別な日にかわるかもしれません。

季節を感じるきっかけに

雨の歌には、かえるやかたつむり、あじさいなど、雨の季節に見られるものが出てくる歌があります。歌をきっかけに、「かたつむりって、雨の日に見かけるね」と、季節の話を広げることもできます。

声を出すと、気分がかわる

おうちの中にいると、なんとなく気持ちがしずんでしまうこともあります。お子様といっしょに歌って声を出すと、気分が少し明るくなることがあります。

雨の日に歌いたい童謡・唱歌

ここでは、古くから歌いつがれてきた歌の中から、雨や雨の季節にまつわる歌を紹介します。

童謡「あめふり」

雨の日に、お母さんがかさを持ってむかえに来てくれる、というようすをうたった童謡です。雨の音をあらわすような楽しいことばが出てきて、お子様も口ずさみやすい歌です。

かさや長ぐつを用意して、雨の日のおでかけごっこをしながら歌うのも楽しいですね。

唱歌「かたつむり」

かたつむりに話しかけるようにうたった唱歌です。短くておぼえやすく、小さなお子様とも歌いやすい歌です。

歌いながら、指でかたつむりのつのを作ってみるなど、手の動きをつけると、さらに楽しくなります。

童謡「あめふりくまのこ」

雨の日の小さなくまの子のようすをうたった童謡です。お話のように場面がかわっていくので、絵本を読むような気持ちで歌えます。

歌のあとに、「くまのこは、何をしていたのかな」と、お子様と歌のお話をふりかえってみるのもよいでしょう。

童謡「てるてる坊主」

あしたは晴れてほしい、という気持ちをこめて、てるてる坊主にお願いする歌です。雨の日に、てるてる坊主を作りながら歌うと、歌と遊びがひとつにつながります。

輪唱「かえるの合唱」

かえるの鳴き声がつぎつぎにひびいていく、楽しい歌です。追いかけるように歌う輪唱は、小学生のお子様にも楽しめます。

はじめはみんなで同じように歌い、なれてきたら、お父様・お母様が少しおくれて歌い始めてみてください。声が重なる楽しさを味わえます。

雨の音を使った歌あそび

雨の音を聞いてみよう

まずは、窓の近くで、お子様といっしょに雨の音に耳をすませてみてください。「ぽつぽつ」「ざあざあ」「しとしと」など、雨の音はその日によってかわります。

「今日の雨は、どんな音かな」と話しながら、聞こえた音をことばにしてみましょう。

雨の音をまねして歌う

聞こえた雨の音を、声でまねしてみるのも楽しい遊びです。小さな雨は小さな声で、強い雨は大きめの声で、と声の大きさをかえてみると、声を使い分ける練習にもなります。

そのあとで「あめふり」などの歌をうたうと、雨の音をイメージしながら歌えるかもしれません。

おうちにあるもので、雨の音を作る

おうちにあるもので、雨の音を作ってみるのもおすすめです。

  • ペットボトルに、お米や小さなビーズを入れて、ゆっくりかたむける
  • 指先で、テーブルをとんとんとたたく
  • 紙をくしゃくしゃと軽くまるめる

作った雨の音に合わせて歌うと、手作りの伴奏のようになります。小さなものを使うときは、お子様が口に入れないよう、そばで見守ってください。

からだを動かす、雨の日の歌あそび

かえるになって、ぴょんぴょん

「かえるの合唱」を歌いながら、かえるのようにしゃがんで、ぴょんととんでみましょう。外で遊べない日でも、からだを動かすことができます。

集合住宅などで下の階の音が気になるときは、大きくとばずに、ひざを曲げのばしするくらいにしてください。

かたつむりになって、ゆっくり

「かたつむり」を歌いながら、ゆっくりとはうように動くのも楽しい遊びです。かえるの速い動きと、かたつむりのゆっくりした動きをくらべてみると、お子様もおもしろがってくれることがあります。

手あそび歌で、すわったまま楽しむ

からだを大きく動かせないときは、すわったままできる手あそび歌がおすすめです。「グーチョキパーでなにつくろう」なら、手の形でかたつむりやかえるを作ってみることもできます。

「むすんでひらいて」のように、手を動かしながら歌える歌も、雨の日のおうちで楽しめます。手あそび歌をもっと知りたい方は、こちらの記事もどうぞ。親子で楽しめる手あそび歌。小さなお子様と、歌うことを好きになる時間

歌にふりつけをつけてみる

雨の歌に、自分たちでふりつけを考えてみるのも楽しい遊びです。かさをさすしぐさ、雨がふるようすを指であらわすしぐさなど、お子様のアイデアをとりいれてみてください。ふりつけの作り方は、こちらの記事でも紹介しています。童謡にふりつけをつけて歌おう。小さなお子様と楽しむ、歌の振り付けの作り方

雨の日の歌あそびを、もっと楽しくする工夫

てるてる坊主を作って歌う

ティッシュや布でてるてる坊主を作り、窓辺につるしてから「てるてる坊主」を歌ってみましょう。顔をかくのも、お子様にとって楽しい時間になります。

作ったてるてる坊主を観客にして、小さな歌の発表会をひらくのもすてきです。

かさや長ぐつを小道具に

おうちの中で、かさ(とじたもの)や長ぐつを小道具にして歌うと、ごっこ遊びのようになります。とがったところでけがをしないよう、使い方には気をつけてください。

雨の絵をかいて、歌う

雨の歌を歌ったあとに、歌に出てきたものを絵にかいてみるのもよい方法です。かたつむり、かえる、かさ、あじさいなど、お子様が思いうかべたものを自由にかいてもらいましょう。

かいた絵を見ながらもう一度歌うと、歌のようすがよりはっきりと思いうかぶかもしれません。

録音して、あとで聞いてみる

雨の日に歌った歌を、スマホで録音しておくのもおすすめです。晴れた日に聞きかえすと、「雨の日にこんな歌をうたったね」と、思い出話ができます。

雨の日に気をつけたいこと

声を出しすぎない

おうちの中で楽しくなると、つい大きな声でさけぶように歌ってしまうことがあります。のどにむりがかからないよう、話すくらいの声の大きさで歌うことを、ときどき思い出させてあげてください。のどの痛みや声のかすれがつづくときは、耳鼻科などのお医者さんに相談してください。

部屋の空気と、しっけ

雨の季節は、部屋の中がむしむしすることもあります。ときどき換気をしたり、水分をとったりしながら、気持ちよく歌える環境をととのえてください。

むりにさそわない

お子様が歌う気分ではないときは、むりにさそわなくてもかまいません。お父様・お母様が楽しそうに歌っていると、お子様が自分から近よってくることもあります。

まとめ

  • 雨の日は、雨の日ならではの歌の楽しみがある
  • 「あめふり」「かたつむり」「あめふりくまのこ」「てるてる坊主」「かえるの合唱」などで雨の季節を感じる
  • 雨の音を聞いたり、声でまねしたり、おうちにあるもので作ったりして遊ぶ
  • かえるやかたつむりになって、からだを動かしながら歌う
  • 手あそび歌やふりつけで、すわったままでも楽しめる
  • てるてる坊主や絵、録音で、雨の日の歌の時間をもっと楽しく
  • 声を出しすぎず、むりにさそわず、気持ちよく歌える環境で

雨の日のおうちの歌あそびから、お子様が歌うことをもっと好きになることもあります。おうちで歌を楽しむお子様の、ひとつの目標になる場もあります。こどもの歌声グランプリは、オンラインの動画審査だけで出られる歌のコンクールです。幼児からシニア(65歳以上)までの8部門があり、ジャンルは自由です。出た方には、講評とデジタル賞状がとどきます。こどもの歌声グランプリ

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