全日本こどもの歌コンクールとは?部門・日程・参加費・曲のきまりと、動画で出るときのポイント
この記事の内容は、2026年11月の時点で公式サイトでたしかめたものです。かわることがあるので、申しこむ前にかならず公式サイトをご確認ください。
公式サイト:https://www.sing.or.jp/the8th-all-japan-childrens-song-contest/
「全日本こどもの歌コンクールって、どんなコンクール?」 「動画で出られるって聞いたけれど、どうやって申しこむの?」
歌が好きなお子様のお父様・お母様から、こんな声を聞くことがあります。わたしも息子といっしょに、たくさんの歌のコンクールに出てきました。はじめてのコンクールは、わからないことが多いものです。
この記事では、全日本こどもの歌コンクール(第8回)について、公式サイトにのっていることをもとに、出られる人、部門、日程、参加費、曲のきまり、申しこみの流れを、ひとつずつまとめます。
どんなコンクール?
全日本こどもの歌コンクールは、一般社団法人全日本こどもの歌教育協会がひらいている、こどものための歌のコンクールです。
いちばん大きなとくちょうは、予選、本選、全国大会のすべてを、動画で審査することです。おうちやスタジオ、ホールなどでとった動画を送って出ます。遠くの会場まで行かなくても、全国どこからでも出られるのは、小さなお子様のいるご家庭にはうれしいところです。
曲は、すべて自由曲です。ジャンルも問われません。童謡やこどもの歌はもちろん、クラシック、ミュージカルの歌、ポップスなど、お子様の好きな歌、お子様に合う歌でチャレンジできます。
だれが出られる?(部門・年れい)
出られるのは、3歳以上の未就学児から中学生までです。年れいや学年は、2026年9月1日(予選がはじまる日)の時点でかぞえます。
部門は、ひとりで歌う「独唱」と、2人以上で歌う「重唱・合唱」に分かれています。
| 部門 | 出られる人 |
|---|---|
| 独唱 幼児の部 | 3歳以上の未就学児 |
| 独唱 小学1〜3年生の部 | 小学1〜3年生 |
| 独唱 小学4〜6年生の部 | 小学4〜6年生 |
| 独唱 中学生の部 | 中学生 |
| 重唱・合唱 | 2人以上。未就学児から中学生まで、自由に組める |
独唱と重唱・合唱の両方に申しこむこともできます。きょうだいやお友だちといっしょに歌いたいお子様は、重唱・合唱の部門も考えてみてください。
日程
第8回の日程は、次のとおりです。動画を出す期間は、どれも「必着」(しめきりの日までにとどく)です。
| 段階 | 動画を出す期間 | 結果 |
|---|---|---|
| 予選 | 2026年9月1日〜9月10日(23時59分まで) | 9月14日(メールでお知らせ) |
| 予選(重唱・合唱の追加の受付) | 9月28日まで | 9月30日 |
| 本選 | 2026年11月2日〜11月9日 | 11月20日 |
| 全国大会 | 2027年1月4日〜1月11日 | 2027年1月29日 |
全国大会では、YouTubeでの聴衆賞の投票もあります(2027年1月23日10時〜24日17時)。
2026年11月の時点で、第8回の予選の受付はおわっています。いまからはじめて出たい方は、次の回の募集を公式サイトでまってください。第8回は、予選が9月、本選が11月、全国大会が1月という流れでした。次の回も同じじきになるかは、公式サイトでご確認ください。
参加費
参加費は、段階ごとにかかります。金額はすべて税込です。
| 段階 | 独唱 | 重唱・合唱 |
|---|---|---|
| 予選 | 9,900円 | 14,300円 |
| 本選 | 幼児 15,400円/小1〜3年 16,500円/小4〜6年 17,600円/中学生 18,700円 | 1団体 19,800円+1人 1,100円 |
| 全国大会 | 幼児 18,700円/小1〜3年 19,800円/小4〜6年 20,900円/中学生 22,000円 | 1団体 24,200円+1人 1,650円 |
- 協会の会員は、各段階で550円(税込)の割引があります(1人1部門まで)
- 伴奏音源を作ってもらうおねがいは、各段階11,000円(税込)です
- 参加費は、どんな理由でも返ってきません
予選、本選、全国大会と進むと、そのたびに参加費がかかります。申しこむ前に、全国大会まで進んだときの金額も見ておくと安心です。
課題曲・曲のきまり
曲は、すべて自由曲で、ジャンルは自由です。ただし、歌う時間の上限があります。
| 段階 | 独唱 | 重唱・合唱 |
|---|---|---|
| 予選 | 3分まで | 4分まで |
| 本選 | 幼児 3分/小1〜3年 4分/小4〜6年 5分/中学生 6分 | 7分まで |
| 全国大会 | 本選と同じ | 8分まで |
そのほかのきまりは、こちらです。
- 本選と全国大会の独唱は、2曲以上歌うこともできる
- 同じ曲を、予選・本選・全国大会でつづけて歌ってもよい
- 本選と全国大会は、暗譜(歌詞や楽譜を見ないで歌う)がひつよう。伴奏する方は楽譜を見てよい
- 伴奏の楽器は問われない。弾き語りや、伴奏なし(無伴奏)でもよい
- 予選は、CDなどの音源に合わせて歌ってもよい
- 本選と全国大会では、市販のCDやカラオケの音源は使えない(著作権のため)。協会のピアニストに伴奏音源を作ってもらうこともできる
- 曲名は、それぞれのしめきりのあとはかえられない
予選では音源に合わせて歌えても、本選からは市販のCDやカラオケが使えなくなります。予選のときから、本選の伴奏をどうするかを考えておくと、あわてずにすみます。伴奏音源については、こちらの記事でまとめています。伴奏音源はどうする?歌のコンクールでカラオケが使えない理由と、5つの用意のしかた
自由曲なので、「どの曲にしよう」とまよう方も多いと思います。曲えらびのヒントは、こちらの記事も参考にしてください。童謡コンクールの曲のえらび方。年れい別のおすすめと、さけたいえらび方
動画のとり方のきまり
予選は、とる場所(おうち、スタジオ、ホールなど)も、マイクを使うかどうかも自由です。入場や退場、おじぎも、してもしなくてもかまいません。ファイルの形はmp4かmovで、フォームにつけて送るときは25MBまでです。
本選と全国大会は、きまりがくわしくなります。
- カメラは横向きでとる
- 画質は1920×1080(フルHD)、30fps
- カメラ2台で同時にとる(正面と、ななめ横から。ひざから上がうつるように)。できれば三脚を使う
- カメラが1台しかないときは、正面だけでもよい
- 歌の動画とはべつに、1分以内の「自由動画」(正面だけ)も出す。本選は「コンクール出場への想いや曲のことなど」、全国大会は「意気込みや伝えたいこと」がテーマ
動画のとり方のくふうは、こちらの記事にくわしく書いています。歌の動画審査、スマホでのきれいなとり方。おうちでできる10のコツ
申しこみの流れ
申しこみの方法は、段階ごとにちがいます。
- 予選:公式サイトのフォームか、LINEから申しこむ。動画は、フォームにつける、YouTubeの限定公開のURLを書く、ギガファイル便で送る、のどれかで出す。参加費は銀行振込
- 本選:公式サイトのエントリーフォームから申しこみ、動画のURL(3つの欄がある)を書く
- 全国大会:動画のURLを、協会のメールに送る
前の回(第7回)の全国大会で賞をとった方は、予選がめんじょになります。ただし、予選のエントリーはひつようです。
審査と結果
予選、本選、全国大会のどれも、動画で審査します。予選の結果は、メールで知らされます。審査のしかたや結果についての問い合わせは、受けつけていません。
賞には、各部門のグランプリ、金賞、銀賞、銅賞、奨励賞のほか、審査員長賞、協会特別賞、聴衆賞などがあります。地方の放送局や新聞社の特別賞もあります。
講評や表彰状は、結果発表のあとに郵送でとどきます。賞によっては、おわってから2か月以上かかることもあるそうです。
こんな方に向いている
- 遠くの会場まで行くのがむずかしい、小さなお子様のいるご家庭
- 童謡だけでなく、クラシックやミュージカル、ポップスなど、好きなジャンルの歌で出たいお子様
- きょうだいやお友だちと、重唱・合唱で出てみたいお子様
- 予選、本選、全国大会と、目標をもって少しずつ進んでいきたいお子様
出る前の準備
予定は、全国大会まで見ておく
このコンクールは、予選から全国大会まで、およそ5か月にわたります。予選を通ると、2か月たたないうちに本選の動画を出すことになります。予選に申しこむときに、本選と全国大会の動画をとるじきの予定もあけておけるか、カレンダーで見ておきましょう。
曲は「いまの声で、らくに歌えるか」でえらぶ
自由曲だと、むずかしい曲をえらびたくなることもあります。でも、動画ではお子様の声のようすが、そのままとどきます。高すぎる音や、長すぎる曲をむりに歌うより、いまの声で、気持ちよく歌える曲のほうが、お子様のよさが伝わりやすいと思います。時間の上限も、部門ごとにちがうので、かならずはかってみてください。
とる前に、ためしどりをする
本番の動画をとる前に、一度ためしにとって、家族で見てみるのがおすすめです。声がきれいに入っているか、顔の表情が見えるか、ひざから上がうつっているかをたしかめます。カメラ2台でとるときは、2台の角度もこのときに決めておくと、本番がらくになります。
暗譜は早めに
本選と全国大会は暗譜がひつようです。歌詞をおぼえて、意味を感じながら歌えるようになるまでには、時間がかかります。予選のあとすぐに練習できるように、早めにおぼえはじめると安心です。
送る前に、きまりをもう一度読む
画質、カメラの向き、時間、ファイルの形など、動画のきまりはたくさんあります。送る前に、募集要項をもう一度読んで、ひとつずつたしかめてください。きまりに合っていないことがわかると、結果発表のあとでも通過や入賞がとりけされることがあると書かれています。
まとめ
- 全日本こどもの歌コンクールは、3歳以上の未就学児から中学生までが出られる、動画のコンクール
- 独唱は4つの年れいの部門、ほかに2人以上の重唱・合唱の部門がある
- 第8回は、予選が9月、本選が11月、全国大会が2027年1月。いまは予選の受付はおわっている
- 参加費は段階ごとにかかる。全国大会までの金額も見ておく
- 曲は自由曲でジャンル自由。本選からは暗譜がひつようで、市販のCDやカラオケは使えない
- 本選からは、動画のとり方のきまりがくわしくなる
コンクールの情報は、かわることがあります。申しこむ前には、かならず公式サイトで最新の募集要項をたしかめてください。
ほかの歌のコンクールは、/concours/ でさがすことができます。おうちでとった動画で出られるコンクールでは、「こどもの歌声グランプリ」もあり、幼児からシニアまでの8部門で、ジャンルは自由、出た方みんなに講評がとどきます。よかったら、あわせてのぞいてみてください。こどもの歌声グランプリ