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歌の動画をきれいにとるコツ。スマホ・マイク・部屋の音と、安心して公開するための注意点

更新日:2026年11月4日 ・ 書いた人:うみ

「歌の動画をとってみたけれど、思ったより音がわるい」 「コンクールに動画で応募したいけれど、どうとればいいかわからない」

いまは、スマホ1台で歌の動画をとれる時代です。歌ってみた動画をのせたり、オンラインのコンクールに応募したり、自分の歌を動画で見返したり。動画は、歌を楽しむための身近な道具になりました。

でも、いざとってみると、声がこもっていたり、伴奏ばかり大きかったり、画面が暗かったりと、うまくいかないこともありますよね。

歌の動画は、高い機材がなくても、少しのくふうでぐっと聞きやすくなります。

この記事では、歌の動画をきれいにとるコツと、お子様の動画をインターネットに出すときに気をつけたいことをまとめます。

まずは「音」をいちばん大切に

歌の動画で、いちばん大切なのは音です。映像が少しくらいよくなくても、声がきれいに聞こえれば、歌のよさは伝わります。

部屋えらび

  • 音がひびきすぎない部屋をえらぶ
  • カーテンやじゅうたん、本だななどがある部屋は、音がひびきにくい
  • おふろ場や、何もないがらんとした部屋は、音がひびきすぎることがある

ひびきすぎる部屋でとると、声がぼやけて聞こえます。反対に、ふとんやクッションが多すぎる部屋だと、声がこもることもあります。何か所かでためしどりをして、いちばん聞きやすい場所をさがしてみましょう。

まわりの音に気をつける

  • エアコンや換気扇の音
  • 冷蔵庫や洗たく機の音
  • 外の車の音や、ペットの声

録音してみると、ふだん気にならない音が、思った以上に入っていることがあります。とるときだけ、止められるものは止めておくと安心です。

スマホでとるときのコツ

スマホの置き方

  • 三脚やスタンドをつかって、スマホを固定する
  • 歌う人の口から、少しはなれたところに置く
  • 近すぎると、大きな声のときに音がわれることがある

手でもってとると、画面がゆれたり、さわった音が入ったりします。スマホスタンドは、身近なお店でも手に入ることが多いです。

画面の向き

応募するコンクールによっては、たての画面か、よこの画面か、きまりがあることがあります。とる前に、かならず応募のきまりをたしかめておきましょう。きまりがないときは、歌う人の顔や上半身がしっかりうつる向きをえらぶとよいと思います。

明るさ

  • 窓の光が、歌う人の前から当たるようにする
  • うしろに窓があると、顔が暗くうつりやすい
  • 夜にとるときは、部屋の明かりを明るくする

マイクをつかうときは

スマホの内蔵マイクでも、じゅうぶんきれいにとれることがあります。もっと音をよくしたいときは、外づけのマイクをつかう方法もあります。

  • スマホにさしてつかう、小さなマイク
  • パソコンにつなぐ、USBマイク
  • 録音専用の機械

マイクにはいろいろな種類があり、値段もさまざまです。はじめから高いものを買わなくても、まずはスマホでためしてみて、それから考えても遅くありません。

伴奏とのバランス

伴奏の音量

伴奏が大きすぎると、歌が聞こえにくくなります。反対に小さすぎると、歌う人がリズムをとりにくくなります。ためしどりをして、声と伴奏のバランスをたしかめましょう。

生のピアノで伴奏するとき

ピアノで伴奏するときは、スマホをピアノのすぐそばに置かないようにします。歌う人とピアノの両方から、同じくらいはなれた場所に置くと、バランスがよくなりやすいです。

音源に合わせて歌うとき

カラオケの音源などに合わせて歌うときは、イヤホンで音源を聞きながら歌う方法と、スピーカーから流す方法があります。応募するコンクールのきまりで、どちらがいいかがかわることもあるので、たしかめておきましょう。

とったあとにチェックしたいこと

  • イヤホンでも聞いて、声がはっきり聞こえるか
  • 雑音や、とちゅうで音がわれているところはないか
  • 歌い始めとおわりが、きれたりしていないか
  • 顔が暗くうつっていないか

何度かとりなおしてもかまいません。ただ、何回もとりつづけると、のどがつかれてしまいます。時間を決めて、休みながらとるようにしましょう。

動画をとるときの緊張とのつきあい方は、こちらの記事でも書いています。本番で緊張する子へのことば。歌のコンクール前に親ができること

お子様の動画を公開するときの注意点

歌ってみた動画を、インターネットに公開したいと思うこともあるかもしれません。とくに未成年のお子様の動画を出すときは、お父様・お母様がいっしょにたしかめてください。

限定公開をつかう

動画サイトには、リンクを知っている人だけが見られる「限定公開」などのしくみがあることが多いです。家族や先生に見てもらうだけなら、だれでも見られる形にしなくてもじゅうぶんです。

うつっているものに気をつける

  • お子様の顔を、どこまで出すか家族で決める
  • 学校の制服や名札、体操服の名前がうつっていないか
  • 家の外のけしきや、窓から見える建物で、場所がわからないか
  • 部屋にある郵便物や、カレンダーの書きこみがうつっていないか

一度インターネットに出た動画は、あとで消しても、ほかの人に保存されていることがあります。公開する前に、もう一度ゆっくり見なおしましょう。

コメントや連絡に気をつける

  • コメント欄を閉じるか、家族が見るようにする
  • 知らない人からの連絡には、返事をしない
  • 本名や学校名、住んでいる地域を書かない
  • 動画の説明文や、つかっているSNSのプロフィールにも気をつける

動画を見た人から「スカウトしたい」「デビューのお手伝いをします」といった連絡が来ることもあります。中には、レッスン代や登録料など、先にお金をはらわせようとするものもあります。お子様あての連絡は、お父様・お母様が先に目を通し、すぐに返事をしないようにしてください。

アカウントの管理やパスワードも、お子様だけにまかせず、家族でいっしょに見ておくと安心です。

歌う曲の権利について

曲には、作詞・作曲をした人の権利があります。さらに、CDや配信の原曲の音源や、カラオケの音源には、それをつくった会社などの権利が、べつにあることが多いです。

動画サイトの中には、音楽の権利を管理している団体と契約をしているところもあります。ただ、契約の内容はサイトによってちがい、すべての曲や音源が自由につかえるわけではありません。とくに、原曲の音源やカラオケの音源をそのまま流して歌う場合は、べつの許可が必要になることがあります。

  • つかう動画サイトの、音楽についての説明をたしかめる
  • 伴奏の音源に、つかい方のきまりが書かれていないか見る
  • 自分や家族のピアノ伴奏で歌うと、音源の心配がへることがある
  • コンクールに応募するときは、その大会の音源のきまりをたしかめる

よくわからないときは、公開はせずに家族や先生に見てもらうだけにする、という方法もあります。

わたしも、息子のコンクールの応募動画を、家で何度もとりなおしてきました。

コンクールの応募動画でも、同じことが大切

オンラインのコンクールに応募するときも、ここまでのコツはそのまま役立ちます。審査では、まず歌がきちんと聞こえることが大切です。審査のポイントについては、こちらの記事にまとめています。歌のコンクール、審査員はどこを見ている?点数につながる7つのポイント

また、動画だと何度でもとりなおせる分、「完ぺきな1本」をめざしすぎてつかれてしまうこともあります。曲をしっかり覚えておくと、とるときの緊張もへります。暗譜のコツは、こちらの記事が参考になると思います。子どもが歌詞と曲を早くおぼえるコツ。暗譜がにがてな子も楽しくできる6つの方法

何本かとって、見くらべてみる

動画をとるのになれてきたら、同じ曲を何本かとって、見くらべてみるのもおすすめです。

  • 立つ場所をかえて、音のちがいを聞く
  • スマホの高さをかえて、顔のうつり方を見る
  • 朝と夕方で、光のちがいをたしかめる

少しずつ条件をかえてみると、自分の声や部屋に合ったとり方が見つかります。一度いい形が見つかったら、スマホの置き場所や明かりの位置をメモしておくと、つぎにとるときもすぐに準備できます。

また、とった動画は、日づけをつけて保存しておきましょう。何か月かたってから見返すと、歌がどれだけ成長したかがよくわかります。お子様にとっても、自分の成長を感じられる大切な記録になります。

まとめ

  • 歌の動画は、まず音を大切にする。ひびきすぎない部屋と、まわりの音に注意
  • スマホは三脚などで固定し、口から少しはなれた場所に置く
  • 画面の向きや伴奏のきまりは、応募するコンクールの案内でたしかめる
  • 伴奏と声のバランスは、ためしどりで調整する
  • とったあとは、イヤホンでも聞いてチェック。のどがつかれないよう休みながらとる
  • お子様の動画は、限定公開をつかい、顔や制服、場所がわかるものに注意する

動画のとり方になれてきたら、その動画をコンクールに送ってみるのもひとつの楽しみです。こどもの歌声グランプリは、幼児から小学生、中学生、高校生、大学生、一般、シニアまで、それぞれの部に、おうちでとった動画1本で応募できます。出場した全員に講評が届くので、よかったらのぞいてみてください。こどもの歌声グランプリ

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