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東京国際管・弦・声楽コンクールとは?第5回 声楽部門の部・日程・参加料・曲のきまり

更新日:2026年11月7日 ・ 書いた人:うみ

この記事の内容は、2026年11月の時点で公式サイトでたしかめたものです。かわることがあるので、申しこむ前にかならず公式サイトをご確認ください。

公式サイト:https://www.tiaa-jp.com/tiwsvc/ 募集要項(PDF):https://www.tiaa-jp.com/tiwsvc/pdf/guidelines_tiwsvc_5.pdf

東京国際管・弦・声楽コンクールは、管楽器・弦楽器・声楽の3つの部門があるコンクールです。声楽部門には、高校生、大学生、プロをめざす方の部のほかに、音楽を仕事にしていない愛好者のための「マスターズ」の部があり、50歳以上の方の部もあります。

この記事では、2026年にひらかれている第5回の声楽部門について、公式の要項でたしかめたことをまとめます。第5回の予選の受付はすでにおわっています。次の回をめざす方の下調べとして読んでいただけたらと思います。

どんなコンクール?

主催は、東京の一般社団法人 東京国際芸術協会です。

予選、准本選、本選の3つの段階があり、どれも会場で歌う形です。動画での審査はありません。予選は全国16の会場でひらかれ、住んでいる場所に近い会場をえらびやすくなっています。

このコンクールのとくちょうは、講評です。要項には、各審査員が一人一人に直筆の講評を書き、合否にかかわらず全員にわたすと書かれています。予選で通過できなくても、先生からのことばを受けとれるのは、つぎの練習につながります。

だれが出られる?(部・年れい)

年れいは、2027年4月1日の時点でかぞえるとされています(要項では「予選に出る年度に誕生日をむかえた年れい」と書かれています)。2026年にひらかれる回ですが、要項にはこの日づけがのっています。

部 出られる人
高校生(高校1・2年生/高校3年生) 高校1〜3年生(満20歳以下)。高校3年生の部には浪人生もふくむ
大学生 大学1〜4年生(満24歳以下)。短大・専門学校はふくむが、大学院生はふくまない
新進声楽家 21〜30歳。音楽の専門教育を受けた方
プロフェッショナル 満18歳以上。音楽の専門教育を受けた方
マスターズF 愛好者 18〜33歳
マスターズA 愛好者 34〜49歳
マスターズG(男声・女声) 愛好者 満50歳以上

生まれた日の範囲は、要項にくわしくのっています。

マスターズの部(F・A・G)には、高校・音楽大学に在学している方、音楽の団体に入っている方、音楽を仕事にしている方は出られません。大人になってから歌を習っている方のための部と考えるとわかりやすいと思います。

これまでにこのコンクールの本選で第1位になった方は、マスターズをのぞき、同じ部門・部には出られません。

日程(第5回・2026年)

段階 日にち 会場
予選 2026年6月21日〜8月30日(会場ごとにちがう) 全国16会場
准本選 10月4日〜10月12日 東大阪・東京(江戸川区・三鷹)
本選 11月12日(木) 横浜みなとみらいホール 小ホール
本選 11月18日(水) J:COM浦安音楽ホール
本選 11月28日(土) 小松川さくらホール(江戸川区)

予選の会場は、北海道(札幌)、宮城(仙台)、埼玉、千葉(我孫子)、東京(江戸川区・清瀬・八王子)、神奈川(川崎)、静岡、愛知(名古屋)、京都、大阪(豊中)、兵庫(神戸)、岡山、広島、熊本です。

本選は、部によって日と会場が分かれています。

本選の日 部
11月12日(横浜) 高校1・2年生、高校3年生、プロフェッショナル、マスターズF・A
11月18日(浦安) マスターズG(男声・女声)
11月28日(江戸川区) 大学生、新進声楽家

予選・准本選・本選は、どれも会場ごとにしめきりがあり、すべて必着です。いくつもの会場の予選を受けるときは、会場ごとに新しく申しこみます。

参加料

参加料は、部と段階(予選・准本選・本選)によってちがい、8,800円〜21,000円(税込)のはんいです。部ごとのくわしい金額は、募集要項か公式サイトでご確認ください。

はらい方は、クレジットカード、銀行ふりこみ、コンビニ払いからえらべます。

しめきりの前なら、マイページから辞退でき、1,100円をひいてかえってきます。しめきりのあとに休んだときは、かえってきません。

公式伴奏

予選の一部の会場(埼玉・千葉・東京・神奈川・愛知・京都・大阪・兵庫)と、准本選・本選では、公式伴奏をお願いできます(希望制)。

内容 伴奏料
1曲(前もって合わせ15分、本番1回) 11,000円
2曲(前もって合わせ20分、本番1回) 14,300円

伴奏合わせは、コンクールの前の日にかならず出ます。楽譜は、歌う調のものを用意して郵送します。ピアニストは移調しないとされています。

曲のきまり

声楽部門で歌うのは、クラシックの曲だけです。声楽の発声で歌います。

  • 予選・准本選・本選とも暗譜。譜面台はつかえない
  • 原調・原語で歌う。慣習としてみとめられている調・ことばはよい。歌曲は移調してよい
  • 申しこむときの声域にそって曲をえらぶ。准本選・本選で声域をかえることはできない
  • アリアをとちゅうから歌うことはできない。長い前奏・間奏ははぶいてよい
  • 准本選・本選は、予選とちがう曲を歌う(准本選と本選は同じ曲でもよい)。マスターズの部は、3つの段階とも同じ曲でもよい
  • 時間は、申しこむときにきまりの中におさめる。曲と曲のあいだは時間にふくむ
  • 時間をこえると、10秒ごとに1点へる

部と段階ごとの曲数と時間は、要項の表でご確認ください。

暗譜でホールに立つのは、大人の方でも大きなチャレンジです。課題曲の練習のすすめ方は、こちらの記事も参考にしてください。コンクールの課題曲の練習のすすめ方。楽譜をもらってから本番までの流れ

申しこみの流れ

  1. 公式サイトの「ネット申込」から、会場ごとのしめきりまでに予選を申しこむ
  2. 予選を通過したら、結果のメールにあるURLか公式サイトから、准本選を申しこむ
  3. 准本選を通過したら、同じように本選を申しこむ

70歳以上で、インターネットでの申しこみがむずかしい方は、FAXか郵送で申しこむサポートがあります(事務手数料1件3,300円)。しめきりは、ふつうのしめきりの2日前です。

審査と結果

予選・准本選は3〜7名の審査員の平均点、本選は、いちばん高い点といちばん低い点をのぞいた平均点で決まります。

段階 通過・入賞すると
予選 准本選に出られる。予選合格証
准本選 本選に出られる。准本選合格証。成績のよい方に優秀賞メダル(本選の日にわたされる)
本選 順位に応じて表彰状・トロフィー・賞金など。ほかに審査員賞・奨励賞・入選もある(くわしくは要項でご確認ください)

賞金は、マスターズをのぞく部にあります。たとえば高校生の部は、第1位7万円、第2位5万円、第3位3万円です。入賞した方には、副賞のリサイタルへの出演や、海外のマスタークラスの受講料免除の推薦などもあります(くわしい対象は要項でご確認ください)。

結果は当日会場で発表されます。講評は会場でわたされ、わたせないときは、あとからメールかマイページでとどきます。合格証は郵送されます。

審査は無料で見学できます(人が多いときは入場制限あり)。

こんな方に向いている

  • 近くの会場で予選を受けたい高校生・大学生の方
  • 大人になってから声楽を習っていて、愛好者の部で挑戦したい方
  • 50歳をすぎても、本格的な舞台をめざしたい方
  • 合否にかかわらず、先生からの講評がほしい方

大人の方が出られる声楽コンクールは、こちらの記事にもまとめています。大人・アマチュアが出られる声楽コンクール。部門や審査の流れ、40代・50代・60代からの挑戦

出る前の準備

まずは、自分がどの部に入るかをたしかめましょう。とくにマスターズの部は、出られない方のきまりがあるので、要項をよく読んでおくと安心です。

曲は、予選と准本選・本選でちがう曲を用意する部があります。先生と相談しながら、段階ごとの曲を早めに決めておきましょう。時間には曲と曲のあいだもふくまれるので、通して時間をはかる練習が大切です。会場で歌うときの緊張については、こちらの記事も参考にしてください。本番で緊張する子へのことば。歌のコンクール前に親ができること

まとめ

  • 東京国際芸術協会がひらく、管・弦・声楽のコンクール。声楽部門は高校生からマスターズ(愛好者)まで
  • 第5回は、予選 2026年6月21日〜8月30日(全国16会場)、准本選 10月、本選 11月12日・18日・28日
  • 参加料は、部と段階により8,800円〜21,000円(税込)
  • クラシックだけ。予選から本選まですべて暗譜
  • 合否にかかわらず、全員に直筆の講評がとどく
  • 第6回の日程は、公式サイトでご確認ください

ほかの大人の方が出られるコンクールは、/concours/ からさがせます。オンラインの動画審査だけで出られる「こどもの歌声グランプリ」にも、幼児からシニア(65歳以上)までの8部門があり、ジャンルは自由で、出た方みんなに講評とデジタル賞状がとどくので、よかったらのぞいてみてください。こどもの歌声グランプリ

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