心のこと・声かけ

コンクールの前に送る応援メッセージの例文。家族・祖父母・友だちからのことば

更新日:2026年11月7日 ・ 書いた人:うみ

「もうすぐ、孫が歌のコンクールに出るらしい。何か、ひとこと送りたい」 「友だちが本番をむかえるけれど、どんなことばをかけたらいいのかな」

コンクールの前に応援メッセージを送りたいと思っても、いざ書こうとすると、ことばにまよってしまうことがあります。「がんばって」だけだとそっけない気がするし、長く書きすぎても、相手の負担にならないか心配になりますよね。

わたしは息子といっしょに、たくさんのコンクールに出てきました。

この記事では、コンクールの応援メッセージの例文を、送る人ごとにまとめました。お父様・お母様、おじいさま・おばあさま、友だち、習い事のなかま、そして大人の方へ送るときの例文です。あわせて、プレッシャーにならない書き方や、送るタイミングについてもお話しします。

例文は、そのまま使ってもよいですし、相手に合わせてことばをかえてもかまいません。ひとことでも、気持ちのこもったメッセージは、本番の前の大きな力になります。

応援メッセージを書く前に、知っておきたいこと

「結果」より「これまで」と「楽しんで」

応援メッセージで大切にしたいのは、結果のことより、これまでがんばってきたことをみとめることばです。「入賞してね」「1番になってね」ということばは、うれしい反面、プレッシャーになることもあります。

  • これまでの練習をみとめる
  • 本番を楽しんでほしいと伝える
  • どんな結果でも、応援していると伝える

この3つを入れると、相手の気持ちが軽くなるメッセージになりやすいです。

短くてもだいじょうぶ

本番の前は、相手も準備でいそがしいことがあります。長い手紙より、さっと読めるひとことのほうが、うれしいこともあります。読んで、ふっと笑顔になれるくらいの長さを目安にしてみてください。

相手の名前を入れる

メッセージのはじめに、相手の名前を入れるだけで、「自分のために書いてくれた」という気持ちが伝わります。小さなお子様には、よびなれた呼び方で書いてあげるとよいでしょう。

お父様・お母様から、お子様への例文

毎日いちばん近くで見ているからこそ、伝えられることばがあります。カードにして、楽譜のあいだや、カバンの中にそっと入れておくのもすてきです。

小さなお子様へ

  • 「はるちゃん、毎日おうたの練習、がんばったね。あしたは、たのしくうたってきてね。ママとパパは、いちばん前でおうえんしているよ」
  • 「そうくんのうた、だいすきだよ。いつもみたいに、にこにこでうたってね」

小学生のお子様へ

  • 「ゆいへ。ここまで、毎日コツコツ練習してきたね。その時間は、ちゃんと声にのこっているよ。あしたは、ゆいの歌を楽しんできてね」
  • 「けんたへ。緊張しても、だいじょうぶ。むねをはって、いつもの歌を聞かせてね。どんな日になっても、ずっと応援しているよ」

中学生・高校生のお子様へ

大きくなったお子様には、少しおとなに近いことばで伝えるのもよいと思います。

  • 「本番、いよいよだね。むずかしいところを何回も練習していたの、ちゃんと見ていたよ。自分を信じて、思いきり歌ってきてね」
  • 「ここまで来たこと自体が、すごいことだと思う。あしたは、歌うことそのものを楽しんでね」

おじいさま・おばあさまから、お孫さんへの例文

はなれてくらしていても、おじいさま・おばあさまからのメッセージは、お孫さんにとって心強いものです。電話やビデオ通話、手紙、メッセージアプリなど、つたえ方はいろいろあります。

  • 「みおちゃんへ。コンクールに出ると聞いて、おばあちゃんはとてもうれしいです。みおちゃんのやさしい歌声を、遠くから応援しています」
  • 「たいちくんへ。毎日練習しているって、ママから聞いたよ。それだけで、じいじはほこらしい気持ちです。あしたは、楽しんでおいで」
  • 「あきちゃんへ。むかし、いっしょに歌ったことを思い出しています。あきちゃんの歌が、たくさんの人に届きますように。おうちから応援しているね」

書くときのちょっとした工夫

  • お子様が読みやすいように、ひらがなを多めにする
  • 小さなお子様には、絵やシールをそえる
  • 「会場に行けなくても、応援しているよ」と伝える

会場に行けないときも、「見ているよ」「応援しているよ」と伝わるだけで、お子様は安心することがあります。

友だちから送る例文

子ども同士で送るとき

お子様が友だちにメッセージを書くときは、むずかしく考えなくてだいじょうぶです。お子様の気持ちを、そのままことばにできるように、そっと手つだってあげてください。

  • 「りなちゃん、コンクールがんばってね。りなちゃんの歌、だいすきだよ」
  • 「ゆうとくん、あしたの本番、おうえんしているよ。おわったら、またいっしょにあそぼうね」

大人の友だちへ送るとき

大人の方がコンクールに出るときも、友だちからのメッセージはうれしいものです。

  • 「いよいよ本番だね。いそがしい中で練習をつづけてきたこと、本当にすごいと思う。あしたは、自分のための時間を楽しんできてね」
  • 「ステージに立つと決めた勇気を、心から応援しています。終わったら、ゆっくり話を聞かせてね」

家族から、コンクールに出る大人の方への例文

歌のコンクールには、大人やシニアの方が出ることもあります。家族からのひとことは、照れくさくても、きっと心に残ります。

  • 夫・妻から:「仕事のあとに練習していたの、ちゃんと知っているよ。あしたは、思いきり歌ってきてね」
  • お子様から、お父様・お母様へ:「ママ、がんばってね。ママの歌、だいすきだよ」
  • 大きくなったお子様から、シニアのご両親へ:「いくつになっても新しいことにちょうせんする姿を、ほこりに思っています。楽しんできてね」

習い事のなかま・合唱のなかまから送る例文

同じ教室や合唱団のなかまからのことばは、いっしょに練習してきたからこそ、心にひびくことがあります。

  • 「いつもレッスンで、きれいな声だなと思って聞いていました。あしたは、のびのび歌ってきてくださいね」
  • 「同じ教室のなかまとして、応援しています。練習のときの、あの明るい歌声を楽しみにしています」
  • 「出番がちかくなったら、こっそり心の中で応援しています。おたがいに、楽しもうね」

同じコンクールに出るなかま同士なら、「おたがいに楽しもうね」と伝えあうと、気持ちが軽くなることもあります。

送るタイミングと、つたえ方

前の日か、当日の朝がおすすめ

応援メッセージは、本番の前の日か、当日の朝に届くようにするのがよいと思います。あまり早すぎると忘れてしまうこともありますし、本番の直前だと、相手がメッセージを見るよゆうがないこともあります。

当日の朝は、受付や準備でばたばたすることもあります。返事をいそがせないよう、「お返事はいらないよ」とひとことそえると、相手も気が楽です。

手紙・カード・メッセージアプリ

  • 手紙やカード:前もって渡しておくと、本番の前に読み返せる
  • メッセージアプリ:はなれていても、すぐに届けられる
  • 電話・ビデオ通話:声を聞くと、安心するお子様もいる
  • 動画のメッセージ:おじいさま・おばあさまの笑顔を、何回も見返せる

本番を見に行く家族のマナーや、会場での応援のしかたについては、こちらの記事にまとめています。お子様の歌の本番を見に行くときの、家族のマナーと応援のしかた

書くときに気をつけたいこと

さけたいことば

よかれと思ったことばが、相手の負担になってしまうこともあります。

  • 「ぜったい入賞してね」「1位をとってね」
  • 「まちがえないようにね」「失敗しないでね」
  • 「となりのクラスの子よりうまく歌ってね」のような、ほかの人とくらべることば
  • 「お金をかけたんだから」「これだけやったんだから」

とくに「まちがえないでね」は、まちがえることを、かえって意識させてしまうことがあります。「楽しんでね」「いつもどおりでいいよ」と言いかえてみてください。

相手の気持ちに合わせる

本番の前は、そっとしておいてほしい人もいます。メッセージは短めにして、返事をもとめないようにすると、相手も気が楽です。緊張しやすいお子様へのことばのかけ方は、こちらの記事も参考にしてください。本番で緊張する子へのことば。歌のコンクール前に親ができること

まとめ

  • 応援メッセージは「これまで」をみとめて、「楽しんで」と伝える
  • 短くても、名前を入れると気持ちが伝わる
  • 家族、祖父母、友だち、なかまで、ことばを少しずつかえる
  • 送るのは前の日か、当日の朝がおすすめ。返事はもとめない
  • 「入賞してね」「まちがえないでね」は、プレッシャーになることもある

あたたかいことばは、本番のステージに立つ人の、大きなお守りになります。家族みんなでお子様の歌を応援する場として、こんなコンクールもあります。こどもの歌声グランプリは、オンラインの動画審査だけで出られる歌のコンクールです。幼児からシニア(65歳以上)までの8部門があり、ジャンルは自由です。出た方には、講評とデジタル賞状がとどきます。こどもの歌声グランプリ

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