おうちカラオケの楽しみ方。家で歌うときの音量と、家族で楽しむ工夫
「お店に行かなくても、家でカラオケができたらいいな」 「子どもが歌が大好きで、家でも思いきり歌わせてあげたい」
さいきんは、テレビやスマホを使って、家でカラオケを楽しむ方がふえています。お店まで出かけなくても、好きな時間に、家族だけで気がねなく歌えるのは、おうちカラオケならではのよさです。
わたしは息子といっしょに、たくさんのコンクールに出てきました。
この記事では、家でのカラオケの楽しみ方にしぼってお話しします。おうちカラオケをはじめるときに用意したいもの、まわりに気をつけたい音量や時間帯、家族みんなで楽しむための工夫、のどをいたわるコツまでをまとめました。
おうちカラオケのよいところ
時間や人の目を気にせずに歌える
お店のカラオケは、時間がかぎられていたり、出かける準備が必要だったりします。家なら、思いついたときに、すぐに歌えます。「人前で歌うのは少しはずかしい」という方も、家族の前なら、のびのび歌えるでしょう。
小さなお子様や、シニアの方もいっしょに楽しめる
小さなお子様は、お店の大きな音や、知らない場所にとまどうことがあります。また、外出に少し負担を感じるシニアの方もいらっしゃいます。家なら、なれた場所で、つかれたらすぐに休めます。三世代でいっしょに歌える時間をつくりやすいのも、おうちカラオケのよさです。
歌の練習にもなる
家で何度も歌っていると、歌詞やメロディが自然と身についていきます。歌のテストや発表会の前に、楽しみながら練習する場としても使えます。
おうちカラオケをはじめるときに用意したいもの
ここでは、特定の商品名ではなく、どんなものがあると便利かをお伝えします。
曲を流すもの
テレビ、スマホ、タブレット、パソコンなど、家にあるものを使ってカラオケの曲を流すことができます。画面に歌詞が出るものだと、みんなで見ながら歌いやすくなります。小さな画面より、テレビなど大きめの画面に映すと、家族みんなで見やすくなります。
マイク
マイクがなくても歌えますが、あると気分がぐっと盛り上がります。家で使うなら、声を大きくしすぎないものや、音量を調整できるものが使いやすいでしょう。マイクを使うときは、スピーカーとの距離によって「キーン」という音が出ることがあるので、近づけすぎないように気をつけます。
歌詞を見る工夫
画面の文字が小さくて見えにくいときは、画面の近くにすわる、文字の大きさを調整するなどの工夫をしてみましょう。小さなお子様には、お父様・お母様がとなりで歌詞を指でなぞってあげると、いっしょに歌いやすくなります。
家で歌うときの音量のめやす
おうちカラオケで、いちばん気をつけたいのが音量です。家族は楽しくても、となりや上下のお部屋には、思った以上に音がひびいていることがあります。
曲の音は、話し声より少し大きいくらい
曲の音量は、ふつうに話している声より少し大きいくらいをめやすにしましょう。歌う人の声が、曲にしっかり乗って聞こえるくらいがちょうどよいです。曲の音が大きすぎると、歌う人も負けないように大きな声を出してしまい、のどがつかれやすくなります。
低い音は、とくにひびきやすい
太鼓やベースのような低い音は、かべやゆかを通って、となりのお部屋にひびきやすいといわれています。スピーカーをゆかに直接おかず、台の上にのせる、かべから少しはなすなどの工夫をすると、ひびきをおさえやすくなります。
歌う声も、少しおさえめに
家で歌うときは、お店で歌うときより、少しだけ声をおさえるくらいがちょうどよいです。大きな声を出さなくても、気持ちをこめれば、歌は十分にとどきます。
お部屋の中でできる防音の工夫については、こちらの記事でくわしくまとめています。歌の練習の防音、アパートでもできる工夫。お部屋の中でできることと、防音グッズの考え方
時間帯とご近所への心くばり
歌う時間帯を決めておく
朝早い時間や、夜おそい時間は、さけるのが安心です。家族で「歌うのは夕方まで」「夜は8時まで」というように、ルールを決めておくと、ついつい長くなるのをふせげます。時間を具体的に決めておくと、お子様にもわかりやすいでしょう。
窓やドアをしめる
歌う前に、窓やドアをしめておきましょう。とくに夏は窓を開けていることが多いので、声が外にもれやすくなります。カーテンをしめるだけでも、少し音がやわらぎます。
集合住宅では、とくに気をつける
アパートやマンションなどにお住まいの場合は、とくに音量と時間帯に気をつけましょう。建物のきまりで、楽器や大きな音について決められていることもあります。気になるときは、管理会社などにたしかめておくと安心です。
家族みんなで楽しむ工夫
順番を決めて、みんなが歌えるようにする
家族でカラオケをすると、歌が好きな人ばかりが歌ってしまうこともあります。くじ引きやじゃんけんで順番を決めたり、ひとり1曲ずつ回したりすると、みんなが楽しめます。
歌わない人も楽しめる役わりをつくる
歌うのが少しにがてな家族もいるかもしれません。そんなときは、歌うだけでなく、いろいろな役わりをつくってみましょう。
- 曲を選ぶ係
- 手びょうしや、タンバリンなどで盛り上げる係
- 歌い終わった人に、ひとことかんそうを言う係
- 歌っているところを、動画にとる係
役わりがあると、歌わない人も「いっしょに楽しんでいる」と感じやすくなります。
テーマを決めて歌う
ただ歌うだけでなく、テーマを決めると、もっと楽しくなります。
- 季節の歌の日
- 家族それぞれの、思い出の歌の日
- お父様・お母様が子どものころに聞いていた歌の日
- アニメや子ども番組の歌の日
テーマにそって歌うと、家族どうしで「この歌、知ってる」「この歌はどんなときに聞いていたの?」と、会話もふくらみます。
デュエットや、みんなで合唱する
ひとりで歌うのがはずかしいお子様には、お父様・お母様といっしょに歌うデュエットがおすすめです。家族みんなで1曲を歌うのも、おうちカラオケならではの楽しみ方です。
小さな発表会にしてみる
いつものカラオケに、ちょっとした「発表会」の気分をとり入れるのも楽しい工夫です。歌う人が前に立って、はじめにあいさつをしたり、歌い終わったらみんなで拍手をしたりするだけで、すてきな思い出になります。おうちで発表会をひらくアイデアは、こちらの記事でもまとめています。おうちで小さな発表会をひらこう。家族の前で歌う練習と、楽しくする工夫
のどをいたわるコツ
歌う前に、かるく声を出す
いきなり大きな声で歌うと、のどにむりがかかります。歌う前に、ハミングや、かるい声出しをして、声をあたためておきましょう。
水をこまめにのむ
歌っているあいだは、のどがかわきやすくなります。水やお茶を近くにおいて、1曲歌うごとにひと口のむようにしましょう。
長く歌いすぎない
家だと時間を気にしなくてよいぶん、つい長く歌ってしまいがちです。とくにお子様は、楽しくなると、のどがつかれていても歌いつづけてしまうことがあります。時間を決めて、つかれる前に休むようにしましょう。
声がかすれる、のどが痛いといったようすがあれば、その日は歌うのをお休みしてください。痛みやかすれが何日も続くときは、耳鼻科などのお医者さんに相談しましょう。
おうちカラオケを、歌の練習にいかす
キーを合わせて歌ってみる
家で歌うときに、曲の高さ(キー)を調整してみると、自分の声に合う高さが見つけやすくなります。お店に行ったときにも、その高さを目安にできます。
録音や動画で、自分の歌を聞いてみる
家なら、まわりを気にせず、自分の歌を録音したり動画にとったりできます。あとから聞き返すと、「ここは気持ちよく歌えている」「ここは息が足りない」など、自分の歌のよいところや、のばしたいところに気づけます。
まとめ
- おうちカラオケは、時間や人の目を気にせず、家族みんなで楽しめる
- 曲を流すもの、マイク、歌詞を見る工夫があると便利
- 曲の音量は、話し声より少し大きいくらいがめやす
- スピーカーの置き方や、窓やドアをしめる工夫で、音のもれをおさえる
- 歌う時間帯を家族で決めて、ご近所に心くばりをする
- 順番や役わり、テーマを決めると、家族みんなで楽しめる
- のどがつかれる前に休み、痛みが続くときはお医者さんに相談する
おうちカラオケで歌うことがもっと好きになったら、その歌声をだれかに聞いてもらうのもすてきです。こどもの歌声グランプリは、オンラインの動画審査だけで出られて、幼児からシニア(65歳以上)までの8部門があり、ジャンルは自由です。講評とデジタル賞状がとどくので、家族で歌を楽しんできた記念にもなると思います。動画で審査を受けられるので、おうちカラオケの次の目標にしてみてはいかがでしょうか。こどもの歌声グランプリ