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日本演奏家コンクールとは?声楽部門(高校生〜アマチュア)の部・日程・参加費

更新日:2026年11月7日 ・ 書いた人:うみ

この記事の内容は、2026年11月の時点で公式サイトでたしかめたものです。かわることがあるので、申しこむ前にかならず公式サイトをご確認ください。

公式サイト:https://jpas.site/

日本演奏家コンクールは、ピアノ、弦楽器、声楽、木管楽器、アンサンブルなどの部門があるコンクールで、2026年で第28回をむかえました。声楽部門は高校生から出られ、年れいの上限はありません。音楽大学に通ったことのない方のための「アマチュアの部」もあります。

この記事では、2026年にひらかれた第28回の声楽部門について、公式サイトでたしかめたことをまとめます。第28回は10月の本選までおわっていて、11月の時点で、第29回(2027年)の情報はまだのっていませんでした。来年をめざす方の下調べとして読んでいただけたらと思います。

どんなコンクール?

主催は、一般財団法人 日本演奏家協会です。公式サイトには、音楽の演奏にとりくむ人に、演奏をみがき、評価を受ける機会をつくることがねらいだと書かれています。

1次予選、2次予選、本選の3つの段階があり、どれも会場で歌う形です。動画での審査はありません。

公式サイトであげられているとくちょうは、次のとおりです。

  • 予選では、審査員から一人一人に講評を受けられる
  • 年れいの上限がない(声楽は高校生から)
  • 関東・中部・関西でひらかれ、住んでいる場所に関係なく会場をえらべる
  • 入賞すると、入賞者披露演奏会で人前で演奏する機会がある

だれが出られる?(部・年れい)

部 出られる人
高校生 高校生。高校を卒業した浪人生もふくむ(満20歳まで)
大学生 大学1〜4年生。音楽大学に在籍していることを前提とした審査
一般A 年れいの上限なし。研究科、ディプロマ、専門学校、大学院などの方。大学を卒業したあとの大学院浪人生もふくむ
一般B 7月1日の時点で30歳以上
アマチュア その年の3月31日の時点で18歳以上で、音楽大学に在籍・卒業していない方

一般Aは、音楽が専門でない方はアマチュアとしてあつかわれるとされています。アマチュアの方は、大学生・一般A・一般Bの部に出ることもできます。

このほかに、プライマリーコースの声楽部門もあります(第28回の申しこみは8月1日〜8月28日)。くわしい内容は、公式サイトでご確認ください。

日程(第28回・2026年)

1次予選

地区 日にち 会場 申しこみ期間
兵庫 7月23日(木) 東灘区文化センター うはらホール 5月8日〜7月5日
神奈川 7月30日(木) 戸塚区民文化センター さくらプラザ ホール 5月8日〜7月5日
愛知 7月30日(木) 名東文化小劇場 5月8日〜7月10日

2次予選

地区 日にち 会場 申しこみ期間
神奈川 8月21日(金) 戸塚区民文化センター さくらプラザ ホール 8月1日〜8月6日
神奈川 8月29日(土) 磯子区民文化センター 杉田劇場 8月1日〜8月6日
兵庫 8月25日(火) 東灘区文化センター うはらホール 8月1日〜8月6日
愛知 8月28日(金) 熱田文化小劇場 8月1日〜8月6日

本選

日にち 会場 部 申しこみ期間
10月9日(金) 横浜みなとみらいホール 小ホール 高校生、一般A 9月3日〜9月12日
10月20日(火) 横浜みなとみらいホール 小ホール 大学生、一般B、アマチュア 9月3日〜9月12日

1次予選・2次予選は、2会場まで受けられます。予選も本選も平日の日が多いので、学校やお仕事の予定と合わせて考えておくと安心です。

2次予選・本選は、それぞれ前の段階の結果が出てから、短い期間で申しこみます。とくに2次予選の申しこみは6日ほどしかないので、気をつけましょう。

参加費

第28回からの参加費は、次のとおりです。

部 1次予選 2次予選 本選
高校生 14,000円 17,000円 20,000円
大学生・一般A・一般B 16,000円 19,000円 22,000円
アマチュア 14,000円 17,000円 20,000円

人数が定員に達しないときは、とりやめになることがあり、そのときは参加費がかえってくるとされています。そのほかのキャンセルや返金のきまりは、公式サイトでご確認ください。

審査時間と曲のきまり

審査時間は、部ごとに次のとおりです(開催概要のページの、部門に共通の表です)。

部 1次予選 2次予選 本選
高校生 6分 8分 10分
大学生・一般A・一般B 7分 10分 12分
アマチュア 6分 7分 8分

アマチュアの部は、ほかの部より短い時間になっています。

声楽部門のページでたしかめた、曲のきまりは次のとおりです。

部 1次予選 2次予選 本選
高校生 自由曲 イタリア古典歌曲から1曲(調を書く)と自由曲 5分以上で自由にプログラムを組む
大学生・一般A 自由曲 歌曲と、オペラ・オラトリオ・カンタータのアリア 日本歌曲と、オペラ・オラトリオ・カンタータのアリア
一般B・アマチュア 自由曲 自由曲 自由曲

そのほかのきまりは、次のとおりです。

  • 自由曲は1曲でも何曲でもよく、1次予選から本選まで同じ曲でもよい
  • 歌曲は原則として原語、アリアは原則として原調で歌う
  • 演奏は暗譜で歌う
  • 演奏の時間は、審査時間の半分以上にする
  • 時間をこえるとベルが鳴って演奏がとまるが、減点にはならない
  • 課題曲と自由曲を歌うときは、課題曲から先に歌う
  • アマチュアの部は、時間におさめるためのカットをしてよい(カットのしかたも審査される)
  • 申しこみのときに書いた曲は、あとからかえられない。書きもれなどの不備は失格になる
  • 伴奏者と譜めくりの方は、自分で用意する(見つからないときは、事務局が有料で手配できる。くわしくは事務局に問い合わせる)

書きもれがあると失格になるので、作品名やオペラの題名などは、申しこむ前によく見なおしておきましょう。

曲えらびや練習のすすめ方は、こちらの記事も参考にしてください。コンクールの課題曲の練習のすすめ方。楽譜をもらってから本番までの流れ

申しこみの流れ

  1. 公式サイトで会員登録をする(1人1アカウント。登録した内容は次の年もつかえる)
  2. ログインして、マイページから申しこむ
  3. 参加費をふりこむ。名前の前に、マイページの会員IDの上5けたを入れる。名前は出る方本人の名前にする
  4. 入金がたしかめられると、マイページに受験票が出る。当日は画面を見せても、印刷してもよい

前の2年のうちに同じ部門で本選に出ている方は、1会場分の1次予選が免除されます。ほかのコンクールで入賞した方も、免除になる場合があります。その場合は、1次予選の申しこみ期間のうちに、事務局に問い合わせます。

審査と結果

声楽部門の審査員の先生の名前は、公式サイトにのっています。

賞 内容
河野賞(グランプリ) 10万円。参加費免除の副賞あり
準グランプリ あり
各部門・各部ごと 1位・2位・3位、特別賞、芸術賞、奨励賞、協会賞、伴奏者賞
そのほか 文部科学大臣賞、県知事賞、市長賞、教育委員会賞、新聞社賞など

本選で歌うと、入選になります。

1〜3位、特別賞、芸術賞の方は、入賞者披露演奏会に出られます(参加費20,000円で、2,000円のチケット10枚がつく)。上位の方からえらばれて、オーケストラと共演するコンサートもあります。

結果は、公式サイトの結果発表のページにのります。

こんな方に向いている

  • 音楽大学に通っていないけれど、本格的な声楽コンクールに出てみたい大人の方
  • 30歳をすぎてから、ふたたび舞台をめざしたい方(一般B)
  • 予選で、先生からの講評を受けたい方
  • 関東・中部・関西のどこかで受けたい方

大人の方が出られる声楽コンクールは、こちらの記事にもまとめています。大人・アマチュアが出られる声楽コンクール。部門や審査の流れ、40代・50代・60代からの挑戦

出る前の準備

まずは、自分がどの部に入るかを決めましょう。アマチュアの方は、アマチュアの部のほか、一般Bなどの部もえらべます。どの部にするかで審査時間がちがうので、先生と相談しながら曲を組み立てましょう。

審査時間は、ストップウォッチではかりながら通して歌う練習をしておくと安心です。予選と本選の会場はホールなので、ひびきのちがいにもなれておきたいところです。会場で歌うときの緊張については、こちらの記事も参考にしてください。本番で緊張する子へのことば。歌のコンクール前に親ができること

まとめ

  • 日本演奏家協会がひらく、声楽部門は高校生から年れいの上限なく出られるコンクール
  • 部は高校生・大学生・一般A・一般B・アマチュア
  • 第28回は、1次予選7月(兵庫・神奈川・愛知)、2次予選8月、本選10月(横浜みなとみらいホール)
  • 参加費は、アマチュアの部で1次14,000円、2次17,000円、本選20,000円
  • 予選では一人一人に講評がある
  • 第29回(2027年)の日程は、公式サイトでご確認ください

ほかの大人の方が出られるコンクールは、/concours/ からさがせます。オンラインの動画審査だけで出られる「こどもの歌声グランプリ」にも、幼児からシニア(65歳以上)までの8部門があり、ジャンルは自由で、出た方みんなに講評とデジタル賞状がとどくので、よかったら候補に入れてみてください。こどもの歌声グランプリ

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