歌の習い事・教室えらび

ママさんコーラスに入ってみたい。子育て中でもできる、歌の時間のつくり方

更新日:2026年11月7日 ・ 書いた人:うみ

「子どもが生まれてから、自分のための時間がほとんどない」 「むかしは合唱が好きだったけれど、いまからでもできるかな」

子育てをしていると、毎日があっというまにすぎていきます。そんな中で、「ママさんコーラス」ということばを見かけて、少し気になっている方もいるのではないでしょうか。

わたしは息子といっしょに、たくさんのコンクールに出てきました。

この記事では、子育て中のお母様が、ママさんコーラスに入ってみたいと思ったときに知っておきたいことをまとめます。どんな活動をするのか、さがし方、見学のときに聞いておきたいこと、そして、いそがしい毎日の中で合唱の時間をつくる工夫にしぼってお話しします。大人の合唱団全体のはじめ方については、べつの記事にまとめていますので、ここでは「子育て中だからこそ気になること」を中心に書いていきます。

ママさんコーラスって、どんなところ?

子育て中の方が集まりやすい合唱団

ママさんコーラスは、子育て中のお母様や、子育てをおえたお母様たちが中心になって活動している合唱団のことを、ひろく指すことが多いです。地域の公民館や、学校のPTA、子育てのサークルなどから生まれたグループもあります。

正式な名前に「ママさん」とついていなくても、お母様が多く集まっている合唱団もあります。メンバーの年れいや人数、活動のしかたは、グループによってさまざまです。

どんな歌を歌うの?

歌う曲は、グループによってちがいます。

  • 童謡や、昔から歌われている日本の歌
  • 合唱曲としてよく歌われる曲
  • ポップスを合唱用にした曲
  • 季節の行事に合わせた歌

子どもと聞いたことのある歌を歌うグループもあり、家に帰ってから、子どもといっしょに口ずさむ楽しみもあります。

活動の時間帯

子育て中の方が多いグループでは、活動の時間帯にも工夫があることが多いです。

  • 平日の午前中(子どもが幼稚園や学校に行っている時間)
  • 平日の夜(家族に子どもをまかせられる時間)
  • 休みの日の午前中

どの時間帯なら通いやすいかを、さきに考えておくと、さがしやすくなります。

ママさんコーラスのよいところ

自分のための時間になる

子育て中は、どうしても家族のための時間が中心になりがちです。週に1回でも、自分が歌うための時間があると、気持ちが切りかわることがあります。

同じ立場の仲間ができる

同じように子育てをしている仲間がいると、ちょっとした話もしやすくなります。子どもの急な熱でお休みすることがあっても、おたがいさまと思える空気があるグループも多いです。

声を出すと、気分がかわる

大きく息をすって、声を出すことは、気分を切りかえるきっかけにもなります。ことばにできないもやもやも、歌っているうちに少し軽くなることがあるかもしれません。

子どもに歌う姿を見せられる

お母様が楽しそうに歌っている姿は、子どもにとってもうれしいものです。発表会などで、子どもが客席から聞いてくれることもあるかもしれません。

ママさんコーラスのさがし方

地域の情報から

  • 市区町村の広報紙
  • 公民館や地域のセンターの掲示板
  • 子育て支援センターのお知らせ
  • 図書館のチラシコーナー

地域で活動しているグループは、こうした場所でメンバーをぼしゅうしていることがあります。

インターネットやSNSで

「ママさんコーラス」「地域の名前」「合唱団」などのことばでさがしてみると、活動のようすを書いているページが見つかることもあります。

知り合いにたずねる

幼稚園や学校のお母様どうしで、合唱をしている方がいるかもしれません。口コミで知ることができるグループも、意外と多いものです。

近くで歌える場所をさがすときは、こちらのページもつかってみてください。歌の教室さがし

見学のときに聞いておきたいこと

子どものこと

子育て中の方にとって、いちばん気になるのは、子どものことだと思います。

  • 小さな子をつれて行ってもよいか
  • 子どもがいる場合、どこで待たせるのか
  • 子どもの急な病気でお休みしても、だいじょうぶか
  • 長くお休みしたあと、もどってきやすいか

グループによって、考え方はちがいます。見学のときに、えんりょせずに聞いておきましょう。

活動のこと

  • 練習は月に何回、何時間くらいか
  • 発表会やコンクールに出ることはあるか
  • 楽譜は読めなくてもだいじょうぶか
  • 費用はどのくらいかかるか(会費、楽譜代、衣装代など)

費用は、グループによってちがいます。あとからこまらないように、さきにたしかめておくと安心です。

ふんいき

練習を見学するときは、メンバーの表情や、話しかけやすさも見てみてください。「ここなら、むりなくつづけられそう」と思えるかどうかが、いちばん大切です。

家族との話し合い

「いつ」「だれが」子どもを見るか

夜や休みの日の練習に参加するときは、家族に子どもを見てもらうことになるかもしれません。入る前に、つぎのことを話し合っておくと、あとからもめにくくなります。

  • 練習の日と時間
  • その時間、だれが子どもを見るのか
  • 発表会など、特別な日はどうするか

「自分の時間がほしい」と伝えてもいい

子育て中のお母様は、「自分のために時間をつかうのは、わがままかな」と感じてしまうことがあるかもしれません。でも、お母様が元気でいることは、家族にとっても大切なことです。「歌うと元気になれるから、週に1回だけ時間がほしい」と、正直に伝えてみてください。

子育て中に、歌の時間をつくる工夫

すきま時間に「聞く練習」

合唱では、自分のパートの音をおぼえることが大切です。まとまった時間がとれなくても、つぎのような「すきま時間」をつかうことができます。

  • 家事をしながら、パートの音源を聞く
  • 子どもとのおさんぽ中に、小さくハミングする
  • ねる前に5分だけ、楽譜をながめる

パートの音のおぼえ方は、こちらの記事にくわしくまとめています。合唱の音取りのやり方。自分のパートを早くおぼえる練習のコツ

子どもといっしょに歌う

練習している曲を、子どもといっしょに歌ってみるのもおすすめです。子どもが歌を気に入ってくれると、家の中で自然に歌う時間がふえます。

「全部できなくていい」と考える

子育て中は、思ったように練習できない日もあります。練習を休む日があっても、つぎの練習でまた歌えばだいじょうぶです。「今月は聞くだけ」「今日は1回だけ歌う」など、できることをできるはんいで、ととらえてみてください。

のどと体をいたわる

ねぶそくがつづいたり、つかれがたまったりすると、声も出にくくなります。子育て中は、とくにむりをしないことが大切です。

  • 練習の前に、水をのんでおく
  • 声が出にくい日は、小さな声で歌う
  • のどが痛いときは、聞くだけにする

のどの痛みや声のかすれが何日も続くときは、むりをせず、耳鼻科などのお医者さんに相談してください。

つづけるための、ちょっとした心がまえ

まわりとくらべない

合唱には、むかしから歌っている方も、はじめての方もいます。上手な方を見ると、あせってしまうこともあるかもしれません。でも、合唱はみんなで声をあわせるものです。一人ひとりの声が集まって、ひとつの歌になります。

子どもの成長とともに、かかわり方をかえる

子どもが小さいうちは、お休みが多くなることもあります。子どもが大きくなるにつれて、練習に参加しやすくなったり、発表会にも出やすくなったりします。そのときどきの生活に合わせて、むりのないかかわり方をえらんでいけば大丈夫です。

わからないことは、えんりょせずに聞く

はじめのうちは、楽譜の見方や、練習のすすめ方など、わからないことも多いと思います。まわりのメンバーや指導の先生に、えんりょせずに聞いてみてください。聞くことで話すきっかけが生まれ、グループにもなじみやすくなります。

まとめ

  • ママさんコーラスは、子育て中の方が集まりやすい合唱団
  • 自分の時間になる、仲間ができる、気分がかわるなど、よいところがたくさん
  • さがし方は、広報紙・公民館・子育て支援センター・インターネット・口コミなど
  • 見学では、子どもをつれて行けるか、お休みしやすいかなどを聞いておく
  • 家族とは「いつ、だれが子どもを見るか」を話し合っておく
  • すきま時間の「聞く練習」や、子どもといっしょに歌うことで、歌の時間をつくる
  • 練習できない日があっても、自分をせめない

子育て中でも、歌の時間は少しずつつくることができます。まずは、近くで活動しているグループや、歌える場所をさがしてみてください。歌の教室さがしお子様が歌うことに興味を持ったら、こどもの歌声グランプリものぞいてみてください。オンラインの動画審査だけで出られて、幼児からシニア(65歳以上)までの8部門があり、ジャンルは自由です。講評とデジタル賞状がとどくので、親子で歌を楽しむきっかけになると思います。こどもの歌声グランプリ

おとな合唱

つぎの一歩を さがす

あわせて読みたい