ボイトレのレッスンは30分で短い?時間と回数(頻度)の考え方
「ボイトレのレッスンが30分だと、短いのかな」 「月4回と月2回、どちらがいいのだろう」
ボイトレの教室をさがしていると、レッスンの時間や回数がいろいろあって、まよってしまう方も多いと思います。30分、45分、60分。月2回、月3回、月4回。どれがいいのか、はじめはわかりにくいですよね。
わたしは、息子といっしょに、たくさんのコンクールに出てきました。歌の習い事をつづけるうえで、レッスンの時間と回数は、続けやすさに大きく関わると感じています。
この記事では、ボイトレのレッスンは30分で足りるのか、時間と頻度をどう考えればよいのかを、目的や年齢ごとにまとめます。料金については教室ごとにちがうため、ここでは時間と回数の考え方にしぼってお話しします。
ボイトレのレッスン時間は、どのくらいが多い?
30分・45分・60分がよく見られる
ボイトレのレッスンは、1回30分、45分、60分くらいに設定している教室が多いです。子ども向けでは30分、大人向けでは45分や60分を中心にしている教室もありますが、教室によってちがいます。
1回のレッスンの中身
レッスンの時間の中では、たとえば次のようなことをします。
- 体をほぐす、姿勢をととのえる
- 息の練習
- 発声練習(声を出すための練習)
- 曲を使った練習
- その日のふりかえり、家での練習の確認
時間が長いと、それぞれをゆっくりできます。時間が短いと、その日のテーマをしぼって練習することが多くなります。
ボイトレは30分だと短い?
30分でも、じゅうぶんなことは多い
「30分は短いのでは」と心配する方もいますが、30分でも中身の濃いレッスンはたくさんあります。声は、長い時間出しつづけると、のどがつかれてしまうものです。特に、はじめたばかりの方は、30分くらいでもつかれを感じることがあります。
30分がむいているのは、こんな方です。
- ボイトレをはじめたばかりの方
- 小さなお子様
- 集中力がつづく時間を大切にしたい方
- 家での練習もあわせて進めたい方
30分だと物足りなく感じることも
いっぽうで、30分では足りないと感じる場面もあります。
- 発声練習と曲の練習の、両方をしっかりしたい
- 1曲が長く、とおして何度も歌いたい
- コンクールや発表会の前で、くわしく見てほしい
- 先生に質問したいことがたくさんある
こうしたときは、45分や60分のレッスンをえらんだり、本番前だけ時間をのばしたりできるか、教室に聞いてみるとよいと思います。
時間の長さより「何をするか」
大切なのは、時間の長さそのものより、その時間で何をするかです。30分でも、目的がはっきりしていれば、たくさんのことを持ち帰れます。60分でも、なんとなく歌って終わってしまうと、もったいないですよね。
レッスンの前に「今日はここを見てほしい」と1つ決めておくと、短い時間でも中身が濃くなります。
ボイトレの頻度は、月何回がいい?
月4回(毎週)のよさ
月4回、つまり毎週1回のレッスンは、よくえらばれている回数です。
- 前のレッスンの内容をわすれにくい
- 先生に、こまめに声を見てもらえる
- 毎週の予定として、習慣にしやすい
- くせがつく前に、なおしてもらいやすい
はじめのうちは、声の出し方になれるまで、間をあけずに通うほうが、身につきやすいと感じる方が多いです。
月2回(2週に1回)のよさ
月2回のレッスンにも、よいところがあります。
- 予定を組みやすく、いそがしい方もつづけやすい
- レッスンとレッスンの間に、家でじっくり練習できる
- 自分で考える時間が持てる
ただ、間があく分、家での練習がとても大切になります。習ったことをメモして、家で少しずつやってみる方にむいています。
月3回や、回数を自由に決められる形も
教室によっては、月3回のコースや、チケット制で回数を自由に決められる形もあります。仕事のシフトがかわる方や、季節によっていそがしさがちがう方は、こうした形も見てみるとよいでしょう。
目的別・時間と回数の考え方
はじめたばかりの方
まずは、声を出すことになれる時期です。30分から45分くらいの時間で、できれば月3回から4回、間をあけずに通うと、基本が身につきやすいと思います。
趣味として楽しみたい方
カラオケを気持ちよく歌いたい、歌うことでリフレッシュしたい、という方は、むりなくつづけられることがいちばんです。月2回でも、楽しく長くつづけられるなら、それがその方に合った頻度です。
コンクールや発表会をめざす方
本番が近いときは、曲の仕上げや、本番を意識した練習が必要になります。ふだんは月2回でも、本番前の1か月から2か月は回数をふやしたり、時間をのばしたりする方法もあります。対応できるかどうかは、教室に聞いてみてください。
声のなやみを、じっくりなおしたい方
高い声が出にくい、声がこもるなど、なおしたいところがはっきりしている方は、こまめに先生に見てもらえる月4回がむいていることが多いです。
お子様のボイトレの時間と回数
小さなお子様は、短めの時間から
幼児や小学校低学年のお子様は、集中できる時間がまだ長くありません。30分くらいのレッスンで、歌あそびをまじえながら進める教室が多いです。むりに長くすると、歌がきらいになってしまうこともあるので、お子様のようすを見ながら決めましょう。
学校や、ほかの習い事とのバランス
お子様は、学校の行事や宿題、ほかの習い事でいそがしいこともあります。毎週通うのがたいへんなら、月2回からはじめてもかまいません。「つかれていないかな」「楽しく通えているかな」と、お父様・お母様がときどき声をかけてあげてください。
のどを守ることも忘れずに
成長のとちゅうにあるお子様ののどは、とてもデリケートです。レッスンや練習のあとに、声がかすれていないかを見てあげましょう。痛みやかすれが続くときは、むりをさせず、耳鼻科などのお医者さんに相談してください。
レッスンの時間を生かすために
家での練習とセットで考える
レッスンは、先生に見てもらい、新しいことを教わる時間です。そこで教わったことを身につけるのは、家での練習です。レッスンが30分でも月2回でも、家で少しずつ練習していれば、つぎのレッスンでまた一歩進めます。家での練習時間のめやすは、こちらの記事にまとめています。歌の習い事、家での練習は何分がいい?時間の目安と、むりなくつづけるコツ
レッスンを録音・メモする
教室がゆるしてくれるなら、レッスンを録音しておくと、家で聞きなおせます。録音ができないときは、言われたことを1行だけでもメモにのこしましょう。
「時間と回数を見なおしてもいい」と知っておく
はじめに決めた時間と回数が、ずっと合うとはかぎりません。3か月ほど通ってみて、「物足りない」「少しきつい」と感じたら、先生に相談してみましょう。コースの変更ができるかどうかは、教室によってちがいます。
時間と回数でまよったときの考え方
「続けられるか」をいちばんに考える
ボイトレは、少しずつ声がかわっていく習い事です。はじめに多めの回数を決めても、むりがあると、だんだん通えなくなってしまいます。いっぽうで、少なめでも、何年もつづけられれば、声はゆっくり育っていきます。
まよったときは、「この時間と回数なら、半年後も通えていそうか」を考えてみてください。
生活の予定を書き出してみる
仕事、家のこと、お子様の送りむかえなど、1週間の予定を書き出してみると、むりなく通える回数が見えてきます。レッスンの日だけでなく、家で練習できる時間がとれるかどうかも、あわせて考えておくと安心です。
体験レッスンで聞いておきたいこと
- 1回のレッスンは何分か
- 月に何回のコースがあるか
- お休みしたときのふりかえはあるか
- 途中でコースの時間や回数をかえられるか
- 本番前だけ回数をふやすことはできるか
体験レッスンで実際の時間を受けてみると、「30分でも思ったより長い」「もう少しほしい」など、自分の感じ方がわかります。
まとめ
- ボイトレのレッスンは30分・45分・60分がよく見られる
- 30分でも、目的がはっきりしていれば短すぎることはない
- 月4回は身につきやすく、月2回はつづけやすい
- はじめは間をあけずに、本番前は回数や時間をふやす方法も
- お子様は短めの時間から、ようすを見て決める
- 時間と回数は、あとから見なおしてかまわない
自分に合う時間と回数がわからないときは、いくつかの教室で体験レッスンを受けて、くらべてみるのがおすすめです。通いやすい教室は、こちらからさがせます。歌の教室さがしレッスンで練習してきた歌を発表する場として、こどもの歌声グランプリもあります。オンラインの動画審査だけで出られて、幼児からシニア(65歳以上)までの8部門があり、ジャンルは自由です。講評とデジタル賞状がとどくので、つぎの目標を立てるきっかけになると思います。こどもの歌声グランプリ