歌の習い事・教室えらび

キッズミュージカルスクールのえらび方。入る前にたしかめたい7つのこと

更新日:2026年11月4日 ・ 書いた人:うみ

「歌もダンスも好きだから、ミュージカルをやらせてみたい」

キッズミュージカルは、歌、ダンス、お芝居をいっしょに学べる習い事です。でもスクールによって、練習の中身も費用も大きくちがいます。この記事では、キッズミュージカルスクールのえらび方をお伝えします。

キッズミュージカルで身につくこと

ミュージカルの習い事のよさは、ひとつのことだけでなく、いろいろな力がいっしょに育つことです。

  • 歌:役の気持ちをのせて歌う力
  • ダンス:リズム感や、体を大きく使う力
  • お芝居:せりふを人に伝える声と、表情
  • なかまと一つの舞台をつくる協力の気持ち
  • 大勢の前に立つ度胸

とくに「せりふを人に伝える」練習は、学校の発表や、人前で話す場面でも役に立ちます。

こんなお子様に向いている

  • 歌うことも、体を動かすことも好き
  • 人のまねをしたり、ごっこ遊びをしたりするのが好き
  • みんなでいっしょに何かをするのが楽しい
  • テレビや舞台を見て、まねをして歌っている

いっぽうで、「ひとりでじっくり歌に向きあいたい」というお子様には、声楽のほうが合うこともあります。はずかしがりやのお子様でも、役になりきることで、ふだんより大きな声が出せるようになることもあるので、まずは体験してみるのがいちばんです。

何歳から始められる?

ミュージカルの習い事に、「何歳から」という決まりはありません。会話ややりとりができる3歳ごろから始めるのがおすすめという声もあります。(HugKumの記事)

スクールによって、小さなお子様向けのクラスがあるところ、小学生からのところなど、さまざまです。

えらぶときにたしかめたい7つのこと

1. 歌・ダンス・お芝居のバランス

スクールによって、ダンスが中心のところ、お芝居が中心のところがあります。歌をしっかり学びたいお子様は、ボイストレーニングの時間があるかをたしかめましょう。

2. 先生の経歴

ミュージカルの舞台に出ていた先生や、子どもの指導になれた先生がいるか。歌、ダンス、お芝居で、それぞれ専門の先生がいるスクールもあります。

3. クラスの分け方

年れいや経験でクラスが分かれているか。小さなお子様が大きなお子様と同じクラスだと、ついていけずに自信をなくしてしまうこともあります。

4. 公演の回数と費用

ミュージカルスクールでは、舞台公演が大きな目標になります。そのぶん、月謝とは別に、公演の参加費や衣装代がかかることが多いです。

  • 公演は1年に何回あるか
  • 公演の参加費はいくらか
  • 衣装やヘアメイクの費用はふくまれているか
  • 家族が見るためのチケットはどうなっているか

入る前に、「1年で全部でいくらか」を聞いておくと安心です。

5. 練習の日と時間

公演が近づくと、練習の回数がふえることもあります。学校やほかの習い事と、むりなく両立できるかをたしかめましょう。

6. 短期クラスや体験があるか

いきなり入会せず、短期クラスやワークショップからためせるスクールもあります。たとえば、少ない回数の短期クラスや、安い体験レッスンを用意している教室もあります。(教室の例)

7. お子様が楽しそうか

いちばん大切なのは、体験のときのお子様の顔です。ほかのお子様といっしょに楽しめていたか、帰り道で「また行きたい」と言っていたかを見てください。

体験レッスンで見ておきたいこと

体験レッスンでは、お子様だけでなく、お父様・お母様も見るところがあります。

見るところ たしかめたいこと
先生の声かけ できないお子様に、どんなことばをかけているか
ほかの生徒さん 楽しそうか。上の学年の子が、小さい子にやさしくしているか
歌の時間 声をむりにはり上げさせていないか
けがへの気づかい ダンスの前に準備体操をしているか
保護者への説明 費用や公演のことを、わかりやすく話してくれるか

体験のあとは、「何がいちばん楽しかった?」と聞いてみましょう。歌なのか、ダンスなのか、お芝居なのか。お子様の答えが、スクールえらびの大きなヒントになります。体験レッスンで聞いておきたい質問は、こちらの記事にもまとめています。歌の体験レッスンで見るべき5つのこと。聞いておきたい質問リストつき

入る前に聞いておきたい質問リスト

  • 公演の役は、どのように決まりますか(オーディション、学年など)
  • 公演の前は、練習がどのくらいふえますか
  • 保護者のお手伝いや当番はありますか
  • 休んだときの振りかえはありますか
  • やめるときは、何か月前までに伝えればよいですか
  • 写真や動画を、スクールのSNSなどにのせることはありますか

さいごの質問は、とくに大切です。お子様の顔や名前を外に出すかどうかは、ご家庭の考えで決めてよいことです。のせてほしくない場合は、入る前に伝えておきましょう。

芸能事務所のスクールとのちがい

ミュージカルを教えているところには、習い事としてのスクールと、芸能事務所がやっているスクールがあります。

習い事のスクール 芸能事務所のスクール
目的 表現する楽しさ、経験 オーディションやお仕事をめざす
入り方 体験のあと、すぐ入れることが多い オーディションがあることも
費用 月謝と公演費など レッスン費のほかに、登録や宣材などの費用がかかることも

どちらがよいということはありません。お子様の目標と、ご家庭の考えにあった方をえらびましょう。費用は、かならず入る前に書面でたしかめてください。

入ったあとに、家族ができること

  • 公演前のいそがしい時期は、生活のリズムをととのえて、つかれをためない
  • せりふや歌の練習を、お客さん役として聞いてあげる
  • 役の大きさで、ほかのお子様とくらべない
  • のどがかれている、いたいというときは、むりをさせず、心配なら耳鼻科へ

役が小さかったとき、お子様はくやしい思いをすることもあります。「舞台は、全員がそろってはじめてできるものだよ」と伝えて、その役をがんばったことをみとめてあげてください。

よくある質問

ダンスの経験がなくても大丈夫?

多くのスクールでは、はじめてのお子様も受け入れています。最初はステップがわからなくても、まわりのお子様を見ながら、だんだんおぼえていけます。体験のときに、「はじめての子はどのくらいいますか」と聞いてみると安心です。

声楽やピアノと両立できますか?

練習の日がかさならなければ、両立しているお子様もいます。ただ、公演の前は練習がふえるので、その時期だけほかの習い事をお休みするなど、年間の予定を見て考えましょう。

舞台に立つのをこわがる子でもやっていける?

最初はうしろの列や、みんなで歌う場面からはじまることが多いので、少しずつ舞台になれていけます。こわがっているときは、むりに前に出させず、「舞台の上で楽しかったこと」を聞いてあげましょう。

送りむかえはどのくらい大変?

練習は週末や夕方が多く、公演前は時間が長くなることもあります。会場が遠い場合もあるので、送りむかえを家族でどう分けるか、入る前に話しあっておくと、あとでこまりません。ほかのご家庭と協力しあう方法がないか、スクールに聞いてみるのもよいでしょう。

ミュージカルと声楽、どっちがいい?

どちらも「歌う」習い事ですが、中身はけっこうちがいます。くわしくはこちらでくらべています。声楽・ミュージカル・ボーカル、子どもにはどれ?3つのちがいをやさしく解説

まとめ

  1. 歌・ダンス・お芝居のバランス
  2. 先生の経歴
  3. クラスの分け方
  4. 公演の回数と費用
  5. 練習の日と時間
  6. 短期クラスや体験があるか
  7. お子様が楽しそうか

体験では先生の声かけや生徒さんのようすも見て、気になることは入る前に質問しておきましょう。舞台に立つ経験は、お子様にとって大きな自信になります。スクールえらびの参考にしてください。

小学生ミュージカル

つぎの一歩を さがす

あわせて読みたい