全日本ジュニアクラシック音楽コンクール 声楽部門とは?第52回の日程・参加費・曲のきまり
この記事の内容は、2026年11月の時点で公式サイトでたしかめたものです。かわることがあるので、申しこむ前にかならず公式サイトをご確認ください。
公式サイト:https://www.tiaa-jp.com/jcmcj/
「ジュニアクラシック」とよばれることも多い、全日本ジュニアクラシック音楽コンクール。声楽を習っているお子様なら、先生から名前を聞いたことがあるかもしれません。
この記事では、第52回(2026年冬〜2027年春)の声楽部門について、公式サイトの募集要項(2027)と日程のページでたしかめたことをまとめます。
どんなコンクール?
小学生から大学生までが出られる、クラシック音楽のコンクールです。声楽のほかに、ピアノやヴァイオリン、フルートなどの部門もあります。
予選、本選、全国大会の3つの段階があり、すべて会場で歌います。課題曲はなく、自分でえらんだ曲(自由曲)で出られるのが大きなとくちょうです。
もうひとつのとくちょうは、審査員の先生が手書きで講評を書いてくださり、合格・不合格にかかわらず、出た人みんなにわたされることです。
だれが出られる?(部門・学年)
声楽部門は、学年ごとに7つの部に分かれています。
| 部 | 学年 |
|---|---|
| 小学生低学年の部 | 小学1〜2年生 |
| 小学生中学年の部 | 小学3〜4年生 |
| 小学生高学年の部 | 小学5〜6年生 |
| 中学生の部 | 中学1〜3年生 |
| 高校1・2年生の部 | 高校1・2年生 |
| 高校3年生の部 | 高校3年生 |
| 大学生の部 | 大学1〜4年生 |
学年は、予選に出るときの学年でかぞえます。高校生や大学生の部には、生まれた日のきまりもあります(たとえば大学生の部は2002年4月2日以降に生まれた方など)。くわしくは募集要項でたしかめてください。
日程
予選
予選は全国20の会場でひらかれます(声楽部門がある会場)。会場ごとに、予選の日と申しこみのしめきりがちがいます。いくつか例をあげます。
| 会場(地域) | 予選の日 | しめきり(必着) |
|---|---|---|
| 東京2(タワーホール船堀) | 2026年12月20日 | 2026年11月25日 |
| 大阪1(サンスクエア堺) | 2027年1月11日 | 2026年12月7日 |
| 群馬(高崎芸術劇場) | 2027年1月6日 | 2026年12月9日 |
| 北海道(ザ・ルーテルホール) | 2027年1月16日 | 2026年12月21日 |
| 愛知1(名古屋市中村文化小劇場) | 2027年1月30日 | 2027年1月6日 |
| 岡山(玉島市民交流センター) | 2027年2月6日 | 2027年1月13日 |
このほかの会場は、公式サイトの日程のページでたしかめてください。人数が多いと、しめきりの前に受付がおわることもある、と書かれています。
本選
予選を通ると、本選に進みます。本選の会場は、予選の日から10日以上はなれた会場をえらぶきまりです。本選の日程は、公式サイトの本選日程のページでたしかめてください。
全国大会(声楽部門)
| 日にち | 部 | 会場 |
|---|---|---|
| 2027年3月30日(火) | 小学生高学年、大学生 | ルネこだいら(小平市民文化会館)中ホール |
| 2027年3月31日(水) | 高校1・2年生、高校3年生 | 清瀬けやきホール 大ホール |
| 2027年4月1日(木) | 小学生低学年、小学生中学年、中学生 | 清瀬けやきホール 大ホール |
参加費(税込)
参加費は、予選、本選、全国大会のそれぞれでかかります。
| 部 | 予選 | 本選 | 全国大会 |
|---|---|---|---|
| 小学生低学年 | 10,500円 | 13,500円 | 14,500円 |
| 小学生中学年 | 11,000円 | 14,000円 | 15,000円 |
| 小学生高学年 | 11,500円 | 14,500円 | 15,500円 |
| 中学生 | 12,500円 | 15,500円 | 16,500円 |
| 高校生 | 13,500円 | 16,500円 | 18,500円 |
| 大学生 | 14,500円 | 18,500円 | 20,500円 |
しめきりの前に辞退するときは、1,100円の手数料をひいてかえってきます。しめきりのあとに欠席するときは、かえってきません。
課題曲・曲のきまり
曲は自由曲
課題曲はありません。ただし、クラシック音楽の曲にかぎられ、ミュージカルの曲やポップスは出せません。声楽の発声で歌うことがきまりですが、小学生はこのきまりの例外とされています。
歌う時間
| 部 | 予選 | 本選 | 全国大会 |
|---|---|---|---|
| 小学生低学年・中学年 | 4分以内 | 5分以内 | 5分以内 |
| 小学生高学年 | 5分以内 | 6分以内 | 6分以内 |
| 中学生・高校生・大学生 | 6分以内 | 8分以内 | 8分以内 |
時間をこえると、予選と本選では10秒ごとに1点へらされます。全国大会では、時間になるとベルがなり、歌をとめることになります。
そのほかのきまり
- 予選、本選、全国大会のすべてで暗譜。譜面台はつかえない
- 伴奏はピアノだけ。予選と本選は伴奏なしでもよいが、審査にえいきょうすることがある
- 全国大会で伴奏つきの曲を歌うときは、伴奏の方を自分でお願いする
- 本選は、予選とちがう曲を歌う。全国大会は、予選や本選と同じ曲でもよい
- くりかえしや前奏・間奏などをはぶく(カットする)ことはできる
- 申しこんだ曲と、当日歌う曲がちがうと失格になる
曲えらびになやんだら、こちらの記事も参考にしてください。子どもの声楽で歌われることが多い曲のジャンル。日本歌曲・イタリア歌曲・童謡のちがいと、えらび方
申しこみの流れ
- 公式サイトの「ネット申込」から、出たい予選会場のしめきりまでに申しこむ(お子様本人の名前のアカウントで)
- はじめの申しこみのときに、予選・本選・全国大会の曲などをまとめて入力する
- 予選を通ると、メールで案内が届く。メールが届いてから5日以内に本選の参加費をはらう
- 本選を通ったら、同じように5日以内に全国大会の参加費をはらう
はらい方は、クレジットカード、銀行ふりこみ、コンビニでのはらいからえらべます。コンビニは反映まで1週間ほどかかることがあるので、次の審査が15日以内のときはさけるように書かれています。
審査と結果
各段階で、3〜7名の審査員の先生が審査します。予選と本選は、審査員みんなの点数の平均で決まります。全国大会は、いちばん高い点といちばん低い点を1つずつのぞいた平均で決まります。
結果は、原則として当日の会場で発表され、その場で講評がわたされます。全国大会では、第1位から第5位、審査員賞、奨励賞、入選などがあり、各部の第1位の中からグランプリが1名えらばれます。
こんな方に向いている
- クラシックの声楽を習っていて、自分でえらんだ曲で出たいお子様
- 予選から全国大会まで、段階をふんで力をためしたい方
- 審査員の先生の講評を、これからの練習に生かしたい方
- 住んでいる地域の近くの会場で予選に出たい方
出る前の準備
まずは、出たい予選会場のしめきりをカレンダーに書きこみましょう。いちばん早い会場は2026年11月25日です。
そのうえで、予選・本選・全国大会で歌う曲を、先生と相談して決めます。本選は予選とちがう曲が必要なので、少なくとも2曲を準備することになります。ピアノの伴奏の先生へのお願いも、早めにしておくと安心です。
会場で歌うコンクールなので、緊張への向き合い方や、当日の持ち物も見ておくと安心です。本番で緊張する子へのことば。歌のコンクール前に親ができること歌のコンクール当日の持ち物チェックリスト。忘れ物をしないために
まとめ
- 小学1年生から大学生までが、学年ごとの7つの部に分かれて出られる
- 予選(全国20会場)→本選→全国大会(2027年3月30日〜4月1日、東京)と進む
- 曲はクラシックの自由曲。すべての段階で暗譜、伴奏はピアノだけ
- 参加費は段階ごとにかかる。本選と全国大会は、案内が届いてから5日以内にはらう
- 予選のしめきりは会場ごとにちがい、早いところは2026年11月25日
ほかのコンクールは、/concours/ からさがせます。会場に行くのがむずかしい時期には、動画で出られる「こどもの歌声グランプリ」(幼児からシニアまでの8部門、ジャンル自由、出た方みんなに講評あり)も、よかったら候補に入れてみてください。こどもの歌声グランプリ