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自分の歌のCDを作りたい方へ。歌の自主制作の流れと、気をつけたいこと

更新日:2026年11月7日 ・ 書いた人:うみ

「長く歌を続けてきたので、記念に自分の歌のCDを作ってみたい」 「子どもの歌声を、形にして残しておきたい」

自分の歌をCDや音源にしてみたいと思う方は、思いのほか多いものです。歌の自主制作というと、むずかしそうに聞こえるかもしれません。でも、流れを知っておけば、はじめての方でも少しずつすすめることができます。

わたしは息子といっしょに、たくさんのコンクールに出てきました。

この記事では、自分の歌のCDを作りたい方に向けて、自主制作の流れを順番にまとめます。あわせて、曲の使い方のきまりなど、気をつけておきたいこともお話しします。大人の方の記念のCDにも、お子様の歌を残したいお父様・お母様にも、参考にしていただけたらうれしいです。

自主制作のCDってどんなもの?

自分で企画して作るCD

自主制作のCDとは、レコード会社などを通さずに、自分で企画して作るCDのことです。どの曲を入れるか、どんなジャケットにするか、何枚作るかなどを、自分で決めることができます。

CDだけでなく、音源データという形もある

いまは、CDの形にせず、音源のデータだけを作る方もふえています。スマホやパソコンで聞いてもらうなら、データのほうが手軽なこともあります。

  • CD:手にとって残せる。プレゼントや記念品にしやすい
  • 音源データ:作る手間が少なく、送りやすい

どちらにするか、または両方にするかは、つかい方に合わせて考えてみてください。CDを聞く機械を持っていない方もいるので、くばる相手のことも考えておくと安心です。

はじめに決めておきたいこと

だれに、何のために作るのか

まずは、作るCDの目的を考えてみましょう。

  • 自分の記念として残す
  • 家族や友だちにプレゼントする
  • 発表会やコンサートで、来てくれた方にお配りする
  • 教室の先生やお世話になった方にお礼としてわたす
  • 子どもの成長の記録として残す

目的がはっきりすると、曲の数や、作る枚数、どこまでこだわるかが決めやすくなります。

予算とスケジュール

自主制作では、録音、音の仕上げ、ジャケット、CDの製作など、いくつかの場面でお金がかかります。どのくらいかかるかは、たのむところや作り方によって大きくちがいます。

先に「このくらいまでなら出せる」という目安を決めておくと、えらぶときにまよいにくくなります。スケジュールも、思っているより時間がかかることが多いので、わたしたい日が決まっているときは、早めにすすめましょう。

自主制作の流れ

だいたい、こんな順番ですすめていきます。

1 曲をえらぶ

さいしょに、CDに入れる曲を決めます。

  • 自分がとくに大切にしている曲
  • むりなく、気持ちよく歌える曲
  • 明るい曲としっとりした曲など、ちがうふんいきの曲を組み合わせる

はじめてなら、曲の数はしぼったほうがすすめやすいです。1曲ごとに、練習と録音の時間がかかるからです。

2 伴奏を用意する

伴奏をどうするかも決めておきます。

  • ピアノの先生などに伴奏をたのむ
  • 伴奏の音源を用意する
  • 伴奏なしで歌う

生のピアノと歌をいっしょに録ると、あたたかいふんいきになりやすいです。伴奏をたのむときは、お礼や練習の日にちについても、早めに相談しておきましょう。

3 歌を仕上げる

録音の前に、歌をしっかり仕上げておきます。CDは何度も聞かれるものなので、ふだんの発表会よりも、ていねいに準備しておくと安心です。

家で自分の歌を録音して聞いてみると、気をつけたいところが見つかります。教室に通っている方は、先生に「CDを作りたい」と相談してみるのもよいと思います。

4 録音する

録音のしかたは、大きく分けて2つあります。

  • レコーディングスタジオで録る
  • 家や、ひびきのよい部屋で録る

スタジオで録ると、まわりの音が入りにくく、きれいな音で残しやすいです。はじめてのスタジオ録音の準備や当日の流れは、こちらの記事でまとめています。レコーディングで歌を録るのが初めての方へ。スタジオ録音の準備と、当日の流れ

家で録るときは、まわりの音が入りにくい時間や部屋をえらび、エアコンや冷蔵庫の音にも気をつけましょう。

5 音を仕上げる

録音したあとは、音の大きさをそろえたり、歌と伴奏のバランスをととのえたりします。これを「ミックス」や「マスタリング」とよぶことがあります。

むずかしく感じるかもしれませんが、録音をたのんだところで、いっしょにお願いできることもあります。曲ごとに音の大きさがばらばらだと、聞く人が音量をかえなければいけなくなるので、ここはていねいにしておきたいところです。

6 ジャケットと歌詞カードを作る

CDにするときは、ジャケットや、中に入れる紙も考えます。

  • CDのタイトル
  • 曲の名前と、入っている順番
  • 作詞者・作曲者の名前
  • 伴奏をしてくれた方の名前
  • お礼のことば

写真やイラストをつかうときは、自分で撮ったもの、自分で描いたもの、つかってよいと許可をもらったものにしましょう。インターネットで見つけた画像を、そのままつかうのはさけてください。

7 CDを作る・データにまとめる

さいごに、CDを作ります。少ない枚数なら自分でパソコンを使って作る方法もありますし、作ってくれるところにたのむ方法もあります。音源データにするときは、ファイルの名前に曲名を入れておくと、聞く方がわかりやすくなります。

曲の使い方のきまりについて

自分で作った曲なら、自分の作品

自分で作詞・作曲した曲なら、そのまま入れることができます。いっしょに作った人がいるときは、その方にもCDにすることを伝えて、了解をもらっておきましょう。

カバー曲は、使い方のきまりをたしかめる

ほかの人が作った曲を歌ってCDにするときは、注意が必要です。曲には、作った人の権利(著作権)があります。CDにしてくばったり、売ったりするときは、使い方のきまりにしたがって手続きが必要になることがあります。

  • CDにして人にくばる
  • CDを売る
  • インターネットで公開する

それぞれ、必要なことがちがう場合があります。くわしいことは、曲の権利をあつかう団体などの案内で、かならずたしかめてください。

古い童謡や唱歌のように、権利の期間がすでに終わっている曲もあります。ただ、同じ曲でも、新しく作られた伴奏の楽譜や音源には、別の権利があることもあります。伴奏の音源をつかうときは、その音源の使い方のきまりもたしかめておきましょう。

インターネットで公開したいとき

CDではなく、インターネットで歌を公開したいと考えている方は、こちらの記事も読んでみてください。大人が「歌ってみた」をはじめるとき。始め方と、録音・公開で注意したいこと

気をつけたいこと

のどにむりをさせない

CD作りのための練習や録音では、同じ曲を何回も歌うことになります。つい、むりをしてしまいがちです。

  • 練習の時間を区切って、休けいをはさむ
  • 録音の前の日は、のどを休める
  • のどがつかれたら、その日は終わりにする

痛みやかすれが続くときは、耳鼻科などのお医者さんに相談してください。

家族や伴奏者と、早めに相談する

CD作りは、ひとりでは決められないことも出てきます。伴奏をたのむ方、録音してくれる方、ジャケットを手伝ってくれる方などと、早めに予定を合わせておくと、あとであわてずにすみます。

お子様のCDを作るとき

お子様の歌をCDにするときは、お子様の気持ちを大切にしましょう。

  • 「CDを作ってみたい?」と、お子様にも聞いてみる
  • 練習がつらくならないように、曲の数をしぼる
  • 名前や顔写真をのせるかどうかは、くばる相手を考えて決める

できあがったCDは、お子様にとって大切な思い出になります。仕上がりの出来よりも、いっしょに作った時間を楽しめるとよいですね。

できあがったら、まず自分で聞く

CDやデータができたら、くばる前に自分で通して聞いてみましょう。

  • 曲の順番はまちがっていないか
  • 音がとぎれたり、雑音が入ったりしていないか
  • 曲名や名前のつづりにまちがいはないか

いくつかの機械で聞いてみると、気づかなかったことに気づける場合があります。

まとめ

  • 自主制作のCDは、自分で企画して作るCD。音源データという形もある
  • はじめに、だれに何のために作るのか、予算とスケジュールを決める
  • 曲えらび、伴奏、歌の仕上げ、録音、音の仕上げ、ジャケット、製作の順にすすめる
  • カバー曲は、使い方のきまりをかならずたしかめる
  • 写真やイラストは、自分のものか、許可をもらったものをつかう
  • のどにむりをさせず、痛みやかすれが続くときはお医者さんに相談する

自分の歌を形にすることは、これまでの練習をふりかえる、すてきなきっかけになります。CD作りに向けて歌をみがきたいときは、近くの教室もさがしてみてください。歌の教室さがしまた、仕上げた歌をだれかに聞いてもらいたくなったら、こどもの歌声グランプリものぞいてみてください。オンラインの動画審査だけで出られて、幼児からシニア(65歳以上)までの8部門があり、ジャンルは自由です。講評とデジタル賞状がとどくので、自分の歌のよいところを知るきっかけになると思います。こどもの歌声グランプリ

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