コンクール・発表の場

国際声楽コンクール東京とは?2026年(第6回)の部門・日程・受験料・曲のきまり

更新日:2026年11月4日 ・ 書いた人:うみ

この記事の内容は、2026年11月の時点で公式サイトでたしかめたものです。かわることがあるので、申しこむ前にかならず公式サイトをご確認ください。

公式サイト:https://ivctokyo.com/ivc/ 日程のページ:https://ivctokyo.com/ivc/schedule 要項のページ:https://ivctokyo.com/ivc/aboutcompetition

国際声楽コンクール東京は、声楽、ミュージカル、重唱などで出られる、歌だけのコンクールです。全国のたくさんの会場で地区大会がひらかれるので、住んでいる地域の近くから出やすいのがとくちょうです。

この記事では、2026年(第6回)の大会について、公式サイトでたしかめたことをまとめます。2026年の地区大会の受付はおわっています。2027年の日程は、2026年11月の時点では公式サイトにのっていませんでした。

どんなコンクール?

主催は、一般社団法人カンタームスです。前のコンクール(東京国際声楽コンクール)から数えると、2026年で18年目になるそうです。

公式サイトには、プロ、プロをめざす方、アマチュアの方が、声楽・ミュージカル・重唱で競う、「日本最大の声楽専門コンクール」とかかれています。出る方の年れいは、小学生からシニアまでとはば広く、2026年9月のおしらせでは、地区大会の受験者は1,186名だったそうです。

流れは、次の3段階です。

  1. 地区大会(全国の会場と、韓国ソウル)
  2. 准本選(東日本・西日本・韓国)
  3. 本選

前の大会などで決まった成績をのこした方は、地区大会を受けずに、准本選から出られるしくみもあります。

だれが出られる?(部門・年れい)

年れいは、2026年4月1日の時点でかぞえます。

声楽専攻の部門

部門 出られる人
グランプリ 満21〜40歳
歌曲 満21歳以上
ジュニア 満10〜14歳
高校1/2年 高校1・2年生
高校3年/卒業生 高校3年生と、卒業して2年以内の浪人生(大学生は出られない)
大学生 大学の学部に通っている方
新進声楽家 満20〜27歳

ミュージカルの部門

部門 出られる人
ミュージカル 満10歳以上(上の年れいのきまりなし)
ミュージカル小学生 小学生
ミュージカル中学生 中学生
ミュージカル高校生 高校生

愛好者の部門

音楽の専門の学校で学んでいる方や、プロとして活動している方のほかの、歌が好きな方のための部門です。

部門 出られる人
ミュージカル愛好者 満31歳以上
声楽愛好者上級 満21歳以上
声楽愛好者A 満31〜60歳
声楽愛好者B 満61〜73歳
愛好者オメガ 満74歳以上

重唱・室内合唱

部門 出られる人
重唱 満12歳以上、6人まで
室内合唱 満12歳以上、16人まで

お子様なら、ミュージカルの小学生・中学生の部門や、声楽のジュニア部門から出られます。大人の方には、年れいで分かれた愛好者の部門があります。

日程(2026年)

地区大会

2026年の地区大会は、6月13日(ソウル)から9月7日(東京5)まで、北海道から沖縄まで、全国でひらかれました。いくつか例をあげます。

地区 日にち 会場 申しこみしめきり
東京1 6月27日(土) 清瀬けやきホール 6月15日
愛知1 7月19日(日) 熱田文化小劇場 7月6日
福岡1 7月28日(火) 東市民センター なみきホール 7月13日
北海道 8月11日(火・祝) 北広島市芸術文化ホール(花ホール) 7月27日
東京5 9月7日(月) 清瀬けやきホール 9月1日
  • 住んでいる場所や部門に関係なく、どの地区大会でもえらべる
  • 1つの大会の定員は30名・60名・90名のどれかで、先着順。定員になると、しめきりの前に受付がおわる
  • 大会によって、声楽だけ、ミュージカルだけの日もある

准本選・本選

准本選の申しこみしめきりは、地区大会ごとにちがいます(例:東京1は8月5日)。地区大会をうけずに出る方の、日本の准本選の申しこみしめきりは、2026年7月31日でした。

准本選・本選の日にちと会場は、公式サイトの日程のPDFでご確認ください。2026年の日程のPDFには、9月から12月までの日程がのっています。

受験料・公式伴奏

受験料の金額は、部門や段階によってちがいます。今回たしかめた公式サイトのページでは、地区大会のそれぞれの部門の受験料の一覧は見つけられませんでした。くわしくは公式サイトでご確認ください。

受験料がへるしくみ

  • 地区大会を2回目からうけるときは、受験料が半額
  • 2026年度に大学・大学院・専門学校で特待生などになった方は、地区大会と准本選の受験料が免除(本選はのぞく)
  • 地区大会の最優秀賞や准本選の金賞をとった方は、次の段階の受験料が免除になる部門がある

公式伴奏

一部の地区大会と、日本の准本選・本選には、公式の伴奏者がいます(希望する方だけ)。

部門 伴奏料(税こみ) 合わせの時間
1曲の部門 14,300円 約15分
本選で2曲以上の部門 19,800円 20分

楽譜は、しめきりのあと、すぐ事務局に送ります。しめきりの2日後までに届かないと、公式伴奏はつかえません。大会が中止になったときのほかは、受験料・伴奏料はかえってきません。

課題曲・曲のきまり

地区大会・准本選

すべての部門で、自由曲1曲、6分以内です。地区大会で歌った曲は、准本選や本選でまた歌えます。ただし、准本選で歌った曲は、本選では歌えません。

本選

部門 本選の曲
グランプリ 3曲以上・12〜15分。オペラか教会音楽のアリアを1曲ふくみ、2つ以上のことば
歌曲 3曲以上・12〜15分。日本歌曲を1曲以上ふくみ、2つ以上のことば
大学生・新進声楽家 自由曲1曲とアリア1曲、合わせて12分以内
ジュニア・高校1/2年・高校3年/卒業生 自由曲1曲・6分以内
ミュージカル・ミュージカル高校生 2曲・合わせて8分以内(自分の母語で1曲と、ほかのことばで1曲)
ミュージカル小学生・中学生 1曲・6分以内
愛好者の部門・重唱・室内合唱 1曲・6分以内

そのほかのきまり

  • すべて暗譜で歌う
  • 伴奏はピアノ1台だけ。無伴奏の曲は、無伴奏でよい
  • マイクなどの音響の機械はつかえない
  • 声楽専攻は原語で歌うのがきまり(歌曲は原語だけ)
  • ミュージカル、愛好者、重唱・室内合唱は、ことばのきまりなし

ミュージカルや声楽の曲えらびは、こちらの記事も参考にしてください。子どもの声楽で歌われることが多い曲のジャンル。日本歌曲・イタリア歌曲・童謡のちがいと、えらび方

申しこみの流れ

  1. 公式サイトのオンラインフォームから、部門ごとに申しこむ
  2. 受験料をはらう
  3. 公式伴奏を希望するときは、楽譜を事務局に送る

申しこんだあとにかえられるのは、公式伴奏の追加と、連絡先などの情報だけです。

声楽愛好者B・愛好者オメガの部門は、インターネットでの申しこみがむずかしい方のために、手書きの申しこみ書を事務局が入力する「シニアサポート」もあります(事務料2,000円+税)。

審査と結果

採点は、芸術50点・技術50点の100点満点です。本選は、いちばん高い点といちばん低い点を1つずつのぞいた平均で順位を決めます。

地区大会は、会場では合格した方の受験番号だけが発表され、名前はあとでホームページにのります。准本選・本選は、名前と点数が会場にはり出されます。

准本選・本選の結果発表のあとには、審査員の先生から、一人ひとりへの講評会があります。

本選では、部門ごとに順位がつき、賞金がある部門もあります。高校生・ジュニア、愛好者、重唱・室内合唱の部門などには賞金はなく、賞状やトロフィーなどがおくられます。どの部門に賞金があるかは、公式サイトの要項でご確認ください。

こんな方に向いている

  • 近くの会場で、声楽やミュージカルのコンクールに出たい方
  • 小学生のうちから、ミュージカルの部門で歌ってみたいお子様
  • 年れいにあった愛好者の部門で、大人になってから歌いたい方
  • 重唱や室内合唱の仲間と出たい方

出る前の準備

地区大会は先着順で、しめきりの前に受付がおわる会場もあります。次の大会に出たい方は、要項が出たら、早めに出たい会場を決めて申しこみましょう。2026年は、4月1日に要項が出て、5月1日に申しこみがはじまりました。

地区大会と准本選は自由曲1曲・6分以内ですが、准本選の曲は本選では歌えません。本選まで進みたい方は、少なくとも2曲を準備しておく必要があります。

大人の方が歌のコンクールをさがすときは、こちらの記事も参考にしてください。大人が出られる歌のコンクール。会場で歌う大会と動画で応募する大会、自分に合うえらび方大人・アマチュアが出られる声楽コンクール。部門や審査の流れ、40代・50代・60代からの挑戦

まとめ

  • 声楽・ミュージカル・愛好者・重唱・室内合唱の部門がある、歌だけのコンクール
  • 地区大会(全国とソウル)→准本選→本選の3段階。2026年の地区大会は6月13日〜9月7日
  • 地区大会と准本選は自由曲1曲・6分以内。本選は部門ごとにきまりがある
  • 暗譜・ピアノ伴奏。公式伴奏(14,300円〜)をお願いできる
  • 准本選・本選のあとに、講評会がある
  • 受験料の金額や2027年の日程は、公式サイトでご確認ください

ほかのコンクールは、/concours/ からさがせます。オンラインの動画審査だけで出られる「こどもの歌声グランプリ」も、幼児からシニア(65歳以上)までの8部門があり、ジャンルは自由で、出た方みんなに講評とデジタル賞状がとどくので、よかったら候補に入れてみてください。こどもの歌声グランプリ

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