全国英語歌唱コンクール(EVE)とは?部門・日程・参加費・曲のきまりと申しこみの流れ
この記事の内容は、2026年11月の時点で公式サイトでたしかめたものです。かわることがあるので、申しこむ前にかならず公式サイトをご確認ください。
公式サイト:https://www.eve-hq.com/
「英語の歌が好きな子が出られるコンクールはある?」 「英語を習っているので、歌で力をためしてみたい」
そんなお子様や、若い方に向けたコンクールが、全国英語歌唱コンクール(EVE)です。英語の歌だけで競う、めずらしい歌のコンクールです。
わたしは、息子といっしょにたくさんの歌のコンクールに出てきました。童謡や声楽のコンクールが多かったのですが、英語の歌が好きなお子様の話を聞くこともあります。この記事では、第11回大会について、公式サイトにのっていることをもとに、部門、日程、参加費、曲のきまり、申しこみの流れをまとめます。
どんなコンクール?
全国英語歌唱コンクール(EVE)は、朝日学生新聞社とユースシアタージャパンがいっしょにひらいているコンクールです。東京都、神奈川県、埼玉県、愛知県、大阪府、京都府、奈良県、兵庫県の教育委員会が後援しています。
公式サイトのトップページでは、第11回のテーマとして「Voices Toward Tomorrow(未来をつくる、その声を響かせよう)」がかかげられています。部門のページには、べつのことばがのっているところもあるので、くわしくは公式サイトでご確認ください。
審査は、審査員と観客(オンラインもふくむ)の投票による「選挙」のような形です。選ばれた方は、ひとりの優勝者というより、支えてくれたまわりの人たちの代表(Representative)と考えられている、と公式サイトに書かれています。
流れは、まず動画で審査を受け、通るとエリア大会(予選・本選)に出て、さらに全国大会へ進む形です。エリア大会と全国大会は、ホールで歌います。
だれが出られる?(部門・年れい)
部門は、小学生のジュニア部門、中学生のシニア部門、高校生から25歳ごろまでのマエストロ部門に分かれています。それぞれに、ソロとグループがあります。
| 部門 | 出られる人 | 生まれた日 |
|---|---|---|
| ジュニア ソロ | 小学5〜6年生 | 2014年4月2日〜2016年4月1日 |
| ジュニア グループ | 小学4〜6年生 | 2014年4月2日〜2017年4月1日 |
| シニア ソロ・グループ | 中学1〜3年生 | 2011年4月2日〜2014年4月1日 |
| マエストロ ソロ・グループ | 高校1年生〜25歳ごろ | 2001年4月2日〜2011年4月1日 |
- グループの人数は、ジュニアとシニアが5人〜15人ていど、マエストロが4人〜9人です
- マエストロ部門は、プロかアマチュアかを問いません。芸能事務所に入っている方は、先に事務所の許可がひつようです
- 合唱部やアカペラのサークルなどのグループも出られます
マエストロ部門のページには、年れいの書き方がいくつかまじっています。出られるかどうかは、生まれた日の範囲でたしかめてください。
日程
エリア大会(すべて2027年)
| エリア | 日程 | 会場 |
|---|---|---|
| 北関東 | 最終予選 1月9日(土)・10日(日)/本選 1月10日(日) | 桜美林文化芸術ホール「プロビデンスホール」 |
| 南関東 | 最終予選 1月10日(日)・11日(月)/本選 1月11日(月) | 横浜YTJホール |
| 関西 | 最終予選 1月9日(土)・10日(日)/本選 1月10日(日) | 守口文化センター「エナジーホール」 |
| 中部 | 予選 1月9日(土)・10日(日)/本選 1月10日(日) | 愛知県芸術劇場 小ホール |
| 九州 | 本選 1月9日(土) | レソラNTT夢天神ホール |
全国大会
- 2027年1月17日(日)10時〜18時
- 兵庫県 神戸新聞松方ホール
申しこみのしめきり
- 事前エントリーのしめきり:2026年12月10日(木)23時59分
エリア大会の日と全国大会の日は、一日じゅうあけておくようにと書かれています。日程はかえられません。いちばん近いエリアでなくても出られますが、2つ以上のエリアにいっしょに申しこむことはできません。
参加費
参加費は無料です。会場までの交通費などは、自分でしはらいます。
エリア大会の本選と全国大会は、劇場のチケットを売って、観客も見られる形になっています。チケットのことは、公式サイトのチケットのページでたしかめてください。
課題曲・曲のきまり
課題曲はありません。英語の歌詞の曲であれば、ジャンルも選曲も自由です。
- 英語の歌詞であること。英語の歌詞のオリジナル曲でもよい
- 長さは、ソロが2分45秒以内、グループは入場・退場をふくめて4分以内
- 時間が長いときは、きまりの時間に入るように編曲してもよい
- 伴奏の音源は、バックコーラスもふくめて、声の入っていないもの(インスト音源)を用意する
- 楽器を持ちこむことはできない。声だけで審査する
- 小道具は使えるが、かたいものや重いものをふりまわすことはできない
- 衣装は審査にえいきょうしない。着るかどうかは自由
- とても性的な内容や、政治や宗教の意味が強い内容は、審査にえいきょうすることがある
- 動画審査に通ったあとは、曲をかえられない
小学生・中学生の部門のページには、日本語の曲でも、公式に売られている英語の編曲版なら使えること、一部がスペイン語やフランス語の曲は、そこを英語で歌ってよいこと、何人かで歌う曲をソロで歌ってよいことも書かれています。
申しこみの流れ
- 公式サイトの事前エントリーフォームを送る(ソロとグループで、フォームが分かれている)
- メールでとどく本エントリーのフォームから、きまった日までに歌っている動画を出す
- 動画審査に通ると、エリア大会(予選・本選)に進む
- 各部門の1位の方が、全国大会に進む
動画は、スマートフォンでとってもかまいません。顔やふんいきがわかるようにとります。動画は何回でも出せますが、審査されるのは、さいごに出した1曲だけです。動画のとり方のくふうは、こちらの記事も参考にしてください。歌の動画審査、スマホでのきれいなとり方。おうちでできる10のコツ
審査と結果
動画審査のあと、エリア大会の予選・本選、全国大会と進みます。全国大会には各部門の1位の方が進みますが、1位でも、全国大会に出るための点数にとどかないときは進めない、と書かれています。
審査のくわしい基準は、公式サイトで見るように案内されています。これまでの審査員には、音楽を作る方、ミュージカル俳優、オペラ歌手、ブロードウェイの俳優、音楽プロデューサーなどの方がいます。
マエストロ部門では、ソロとグループの上位の方に、トロフィーや賞金・副賞があります。各部門の優勝者は、朝日中高生新聞にのります。ジュニア部門とシニア部門の賞の中身は、公式サイトでご確認ください。
こんな方に向いている
- 英語の歌が好きで、ステージで歌ってみたいお子様
- 英語を習っていて、歌でも英語にふれてみたいお子様
- ポップスやミュージカルの歌など、好きな英語の曲で出たい方
- 学校の合唱部やアカペラのサークルなど、仲間といっしょに出たい方
- まずは参加費のかからない形で、コンクールにチャレンジしてみたい方
出る前の準備
英語の歌詞の意味を知っておく
英語の曲を歌うときは、歌詞の意味を知っておくことが大切です。どんな気持ちを歌っている曲なのかがわかると、表情や声の出し方もかわってきます。お子様といっしょに、歌詞を日本語にしてみるのもよいと思います。
時間をはかって、伴奏音源をととのえる
ソロは2分45秒以内と、きまりがはっきりしています。好きな曲が長いときは、どこを歌うかを早めに決めて、時間をはかっておきましょう。伴奏の音源は、声の入っていないものがひつようです。
スケジュールをあけておく
エリア大会は1月の3連休のあたり、全国大会はその次の日曜日です。冬休みのあとの、学校がはじまるじきと重なります。事前エントリーをする前に、ご家族で予定を見ておくと安心です。
ホールで歌う日にそなえる
動画審査に通ると、ホールのステージで歌います。会場で歌うときの持ち物や、緊張とのつきあい方は、こちらの記事にまとめています。歌のコンクール当日の持ち物チェックリスト。忘れ物をしないために本番で緊張する子へのことば。歌のコンクール前に親ができること
まとめ
- 全国英語歌唱コンクール(EVE)は、英語の歌だけで競うコンクール。朝日学生新聞社とユースシアタージャパンがいっしょにひらいている
- 部門は、小学生のジュニア、中学生のシニア、高校生〜25歳ごろのマエストロ。それぞれソロとグループがある
- 第11回は、事前エントリーのしめきりが2026年12月10日。エリア大会は2027年1月9日〜11日、全国大会は1月17日に神戸新聞松方ホールで
- 参加費は無料(交通費などは自分でしはらう)
- 英語の歌詞の曲ならジャンル自由。ソロは2分45秒以内、グループは4分以内。声の入っていない伴奏音源を使い、楽器の持ちこみはできない
くわしいことや最新の情報は、申しこむ前にかならず公式サイトでたしかめてください。
ほかの歌のコンクールは、/concours/ でさがすことができます。おうちでとった動画で出られる「こどもの歌声グランプリ」もあり、幼児からシニアまでの8部門で、ジャンルは自由、出た方みんなに講評がとどきます。よかったら、あわせてのぞいてみてください。こどもの歌声グランプリ