赤ちゃん連れで通える歌のレッスン・サークル。さがし方と、当日の工夫
「赤ちゃんがいるから、習い事なんてまだむり」 「でも、家にこもっていると、少し気分がしずんでしまう」
赤ちゃんとの毎日は、かわいくて、いとおしい時間です。その一方で、外に出る機会がへったり、大人と話す時間が少なくなったりして、さみしさを感じることもあるかもしれません。
わたしは息子といっしょに、たくさんのコンクールに出てきました。
この記事では、赤ちゃん連れで通える歌のレッスンやサークルについてまとめます。ママの習い事として歌をえらぶとき、子連れOKの場所をどうさがすか、問い合わせのときに何を聞けばいいか、そして、当日をらくにすごすための工夫にしぼってお話しします。
赤ちゃん連れで通える歌の場には、どんなものがある?
親子でいっしょに参加するタイプ
赤ちゃんといっしょに歌ったり、体を動かしたりするタイプです。
- 親子のリトミック
- わらべうたや手あそび歌の会
- 親子で参加する歌のサークル
赤ちゃんが主役になる場なので、泣いたり動いたりしても、気にしなくてよいことが多いです。お母様にとっても、赤ちゃんとのかかわり方のヒントが見つかることがあります。
ママが歌い、赤ちゃんは横にいるタイプ
お母様が歌のレッスンを受けたり、合唱をしたりしているあいだ、赤ちゃんはそばで見ていたり、ねていたりするタイプです。
- 子連れOKのボイトレや声楽の個人レッスン
- 赤ちゃん連れで参加できる合唱サークル
- 子育て中の方が集まる歌の会
お母様自身が歌を楽しめるのが、このタイプのよいところです。ただ、赤ちゃんの機嫌によっては、レッスンに集中しにくいこともあります。
家で受けられるオンラインレッスン
通うことがむずかしいときは、オンラインの歌のレッスンという方法もあります。移動がないので、赤ちゃんのおひるねの時間に合わせやすいのがよいところです。
子連れOKの歌のレッスンのさがし方
地域の子育ての情報から
- 子育て支援センターや児童館のお知らせ
- 市区町村の広報紙
- 公民館や地域のセンターの掲示板
地域の子育て支援の場では、親子で参加できる歌やリトミックの会が開かれていることがあります。
インターネットでさがす
「子連れOK 歌 レッスン」「赤ちゃん連れ 習い事 ママ」「地域の名前」などのことばでさがしてみると、子連れで通える教室が見つかることがあります。教室のページに「お子様連れOK」と書いてあることもあります。
近くの歌の教室をさがすときは、こちらのページもつかってみてください。歌の教室さがし
書いていなくても、問い合わせてみる
ページに「子連れOK」と書いていなくても、個人レッスンなどでは、相談すれば受け入れてくれることもあります。気になる教室があったら、まずは問い合わせてみるのもひとつの方法です。
問い合わせのときに聞いておきたいこと
赤ちゃんのこと
- 赤ちゃんをつれて行ってもよいか
- 何か月くらいから、つれて行けるか
- 赤ちゃんが泣いたとき、どうすればよいか
- ベビーカーで入れるか、おく場所はあるか
- おむつがえや授乳ができる場所はあるか
レッスンのこと
- レッスンの時間はどのくらいか
- 赤ちゃんの体調でお休みしたとき、ふりかえはできるか
- 体験レッスンはあるか
- 費用はどのくらいかかるか
費用やお休みのしかたは、教室によってちがいます。さきに聞いておくと、あとからこまらずにすみます。
体験レッスンで見ておきたいことは、こちらの記事にもまとめています。歌の体験レッスンで見るべき5つのこと。聞いておきたい質問リストつき
教室えらびで見ておきたいこと
場所と、行きやすさ
赤ちゃん連れで通うときは、教室までの行きやすさがとても大切です。
- 家から近いか
- エレベーターがあるか(2階より上の場合)
- 駐車場や駐輪場があるか
- 雨の日でも行きやすいか
荷物も多くなるので、むりなく通える場所をえらびましょう。
へやのようす
- 床が清潔か
- 赤ちゃんをねかせられるスペースがあるか
- 赤ちゃんがさわると危ないものがないか
- 暑すぎたり、寒すぎたりしないか
体験に行ったときに、へやのようすも見ておくと安心です。
先生やまわりの方のふんいき
赤ちゃんが泣いたときに、先生やまわりの方がどう受け止めてくれるかも、大切なポイントです。「だいじょうぶですよ」と言ってもらえる空気があると、お母様も安心して通えます。
当日の持ち物
赤ちゃんのもの
- おむつ、おしりふき、ビニールぶくろ
- 着がえ
- 授乳やミルクの道具
- お気に入りのおもちゃ(音が出ないもの)
- ブランケットやタオル
お母様のもの
- 水やお茶
- 楽譜や歌詞
- 楽な服そう(だっこしたまま歌えるもの)
赤ちゃんの荷物で手がいっぱいになりがちなので、自分のものは少なめにして、まとめておくとらくです。
当日の工夫
赤ちゃんのリズムに合わせる
赤ちゃん連れで通うときは、レッスンの時間を、赤ちゃんの生活リズムに合わせるのがおすすめです。
- おなかがいっぱいで、機嫌がいい時間
- おひるねの時間(ベビーカーやだっこでねてくれる場合)
赤ちゃんによってリズムはちがいます。何回か通ううちに、合う時間がわかってくると思います。
早めに着く
ぎりぎりに着くと、あわててしまいます。少し早めに着いて、おむつがえをすませたり、赤ちゃんをへやになれさせたりしておくと、落ちついてレッスンをはじめられます。
泣いたら、むりをしない
赤ちゃんが泣いたら、いったんへやの外に出たり、だっこしてあやしたりして、むりをしないようにしましょう。レッスンが全部できなくても、それでだいじょうぶです。「今日は半分だけ歌えた」で十分です。
だっこしながら歌うときは
だっこしたまま歌うときは、体に負担がかかりやすくなります。
- 抱っこひもをつかって、両手をあける
- 姿勢がまがらないように気をつける
- つかれたら、すわって歌う
産後の体は、まだもとにもどっていないこともあります。こしや肩に痛みがあるときは、むりをしないでください。
通いはじめのころの心がまえ
さいしょの数回は「なれる」ことが目標
はじめての場所では、赤ちゃんもお母様も、少しきんちょうするものです。さいしょの数回は、うまく歌えなくても、赤ちゃんが泣いてばかりでも、気にしなくてだいじょうぶです。「行けた」「へやに入れた」だけでも、十分な一歩です。
行けない日があっても、自分をせめない
赤ちゃんの体調や、お母様のつかれで、予定どおりに通えない日もあると思います。そんなときは、家で好きな歌を小さく口ずさむだけでもかまいません。歌の時間は、通う日だけにあるものではありません。赤ちゃんが大きくなるにつれて、通いやすくなることも多いので、あせらずにつづけていきましょう。
ほかの参加者への気づかい
赤ちゃん連れの参加者が多い場でも、ちょっとした気づかいがあると、おたがいに気持ちよくすごせます。
- 泣き声が大きいときは、少し外に出る
- おもちゃは音が出ないものをえらぶ
- 赤ちゃんがほかの方の荷物にさわらないように見ておく
- 「すみません」「ありがとうございます」をひとこと伝える
気をつかいすぎてつかれてしまわないように、できるはんいでかまいません。
赤ちゃんにとっての歌の時間
お母様が歌っている声を聞いたり、いっしょにリズムにゆれたりする時間は、赤ちゃんにとっても、ふだんとはちがう楽しい時間になるかもしれません。ただ、赤ちゃんの反応はその日によってちがいます。興味を持つ日もあれば、まったく見ていない日もあります。どちらでも、気にしなくてだいじょうぶです。
赤ちゃんから3歳ごろまでの歌の育ちについては、こちらの記事にまとめています。子供はいつから歌うの?赤ちゃんから3歳ごろまでの歌の育ちと、おうちでの関わり方
お母様の体と声も大切に
産後は、ねぶそくやつかれで、声が出にくい日もあると思います。歌うことで気分がかわることもありますが、つかれているときは、聞くだけの日にしてもかまいません。
のどの痛みや声のかすれが何日も続くときは、耳鼻科などのお医者さんに相談してください。授乳中であることも、あわせて伝えるようにしましょう。
まとめ
- 赤ちゃん連れで通える歌の場には、親子で参加するタイプ、ママが歌うタイプ、オンラインがある
- さがし方は、子育て支援センター・広報紙・インターネット・問い合わせなど
- 問い合わせでは、泣いたときのこと、ベビーカー、おむつがえ、ふりかえなどを聞く
- 教室は、行きやすさ、へやのようす、ふんいきを見てえらぶ
- 当日は、赤ちゃんのリズムに合わせ、早めに着いて、泣いたらむりをしない
- ほかの参加者への気づかいは、できるはんいで
- つかれているときは、聞くだけの日にしてもいい
赤ちゃんとの毎日の中に、少しだけ歌の時間があると、気持ちがほっとすることがあると思います。まずは、近くで通える教室をさがしてみてください。お子様が大きくなって歌うことを楽しむようになったら、こどもの歌声グランプリものぞいてみてください。オンラインの動画審査だけで出られて、幼児からシニア(65歳以上)までの8部門があり、ジャンルは自由です。講評とデジタル賞状がとどくので、お子様の成長の記録のひとつにもなると思います。こどもの歌声グランプリ