プリマヴェーラ声楽コンコルソ2027とは?アマトーリとジュニアの部門・日程・受験料
この記事の内容は、2026年11月の時点で公式サイトでたしかめたものです。かわることがあるので、申しこむ前にかならず公式サイトをご確認ください。
公式サイト:https://ivctokyo.com/ccp/aboutcompetition
日程・会場:https://ivctokyo.com/ccp/schedule
プリマヴェーラ声楽コンコルソは、全国の地区大会から、准本選、本選へとすすむ声楽のコンクールです。声楽をまなぶ若い方のための部門と、ミュージカルの部門、そして大人の愛好者のための「アマトーリ」の部門があります。
この記事では、2027年の大会について、とくにアマトーリ(愛好者)と、18歳以下の方が出られる部門を中心に、公式サイトでたしかめたことをまとめます。申しこみは2026年12月1日からです。
どんなコンクール?
事務局は東京都板橋区にあります。部門のなまえはイタリア語でつけられていて、大きく3つのカテゴリーに分かれています。
| カテゴリー | 内容 |
|---|---|
| カント・クラッシコ | 声楽の専門教育を受けた方・受けている方の部門 |
| ミュージカル | ミュージカルの部門 |
| アマトーリ | 愛好者の部門 |
地区大会、准本選、本選の3つの段階があり、どれも会場で歌います。地区大会から本選まで、すべて一般の方も見ることができます。
だれが出られる?(部門・年れい)
年れいは、2027年4月1日の時点でかぞえます。
アマトーリ(愛好者)
| 部門 | 出られる人 |
|---|---|
| コラッロ | 20歳以上 |
| オパーレ | 41歳以上 |
| ルビーノ | 61歳以上 |
| ディアマンテ | 74歳以上 |
| ミュージカル | 20歳以上 |
アマトーリに出られるのは、いま専門の教育課程に入っておらず、プロの歌手として活動していない、また準備もしていない方です。音大の別科や音楽教室に通っている方、むかしプロとして活動していて、いまは引退している方もふくまれます。
18歳以下の方が出られる部門
| カテゴリー | 部門 | 出られる人 |
|---|---|---|
| カント・クラッシコ | セーディチ | 16歳以下 |
| カント・クラッシコ | ディチョット | 18歳以下 |
| ミュージカル | ドーディチ | 12歳以下 |
| ミュージカル | セーディチ | 16歳以下 |
| ミュージカル | ディチョット | 18歳以下 |
カント・クラッシコは、声楽の専門教育を受けた方、いま受けている方が対象です。高校や大学の専門の課程にはかぎらない、とされています。お子様がどこに入るかまよったときは、申しこむ前に事務局に聞いてみると安心です。カント・クラッシコとミュージカルには、このほかに20歳以下・23歳以下・30歳以下の部門もあります。
日程(2027年)
| 内容 | 日にち |
|---|---|
| 申しこみ開始 | 2026年12月1日 |
| 地区大会 | 2027年1月23日〜3月10日(全国各地) |
| 准本選 | 3月20日〜4月4日(大阪・羽曳野/東京・清瀬と小金井/さいたま) |
| 本選 | 4月29日〜5月5日(大阪・LICはびきの/東京・小金井宮地楽器ホール) |
地区大会は、東京、大阪、愛知、広島、群馬、福岡、埼玉、神奈川、石川、北海道、宮城、静岡、兵庫でひらかれます。会場ごとに申しこみのしめきりがちがい、いちばん早いのは1月23日の東京(東久留米)で、しめきりは1月12日です。日によって、ひらかれる部門がきまっている会場もあります。
本選の日にちは、部門ごとにきまっています。
| 部門 | 本選の日 | 会場 |
|---|---|---|
| アマトーリ コラッロ | 5月1日 | LICはびきの ホールM |
| アマトーリ オパーレ | 5月3日 | 小金井宮地楽器ホール |
| アマトーリ ルビーノ | 4月30日 | LICはびきの ホールM |
| アマトーリ ディアマンテ | 5月4日 | 小金井宮地楽器ホール |
| アマトーリ ミュージカル | 4月29日 | LICはびきの ホールM |
| カント・クラッシコ 16歳以下 | 5月4日 | 小金井宮地楽器ホール |
| カント・クラッシコ 18歳以下 | 4月30日 | LICはびきの ホールM |
| ミュージカル 12歳以下・18歳以下 | 5月5日 | 小金井宮地楽器ホール |
| ミュージカル 16歳以下 | 4月29日 | LICはびきの ホールM |
各会場の日にちと、申しこみのしめきりの一覧は、日程のページでご確認ください。
2026年に指定のコンクールで、きまった成績をとった方は、地区大会をとばして准本選から出られます。その場合の准本選の申しこみは、12月15日から1月31日までです。
受験料
金額は税込です。このほかに、申しこみごとに事務手続き料500円(+税)がかかります。
| 部門 | 地区大会 | 准本選 | 本選 |
|---|---|---|---|
| アマトーリ(全部門) | 24,200円 | 27,500円 | 24,200円 |
| カント・クラッシコ 16歳以下・18歳以下 | 13,200円 | 17,600円 | 24,200円 |
| ミュージカル 12歳以下・16歳以下・18歳以下 | 13,200円 | 17,600円 | 24,200円 |
- 65歳以上のアマトーリの方で、インターネットでの申しこみがむずかしいときは「シニアサポート」がつかえる(事務手続き料2,000円+税)
- 同じ年に2回目以降の地区大会を受けるときは、地区大会の受験料が半額になる
- 受験料と伴奏料は、大会が中止になったとき以外はかえってこない
公式伴奏者
公式伴奏者は希望した方がたのめます。准本選と本選の国内のすべての日程と、一部の地区大会でたのめます。1曲を歌う部門では、伴奏料は14,300円(税込)です。楽譜は事務局に郵送し、前の日の伴奏合わせに出るのが原則です(北海道・広島・福岡は当日)。
曲のきまり
アマトーリ
- 地区大会・准本選・本選とも、自由曲1曲(6分以内)
- 歌うことばは自由
- 一般的なクラシックの曲ではない分野の曲もえらべる(えらべる曲のくわしいはんいは、公式サイトでご確認ください)
18歳以下の方の部門
- カント・クラッシコ(16歳以下・18歳以下):地区大会・准本選・本選とも、自由曲1曲(6分以内)。クラシックの独唱曲から、原語で歌うのが原則
- 地区大会と准本選では、合唱曲の歌の旋律をピアノ伴奏で歌うこともできる。本選ではできない
- ミュージカル(12歳以下・16歳以下・18歳以下):自由曲1曲(6分以内)。ことばは自由
共通のきまり
- すべて暗譜で歌う
- 伴奏はピアノ1台だけ。マイクはつかえない
- 准本選で歌った曲は、本選では歌えない。地区大会の曲は、准本選か本選でもう一度歌える
- 時間は前奏から後奏まではかる。30秒以上こえると減点になる
- 衣装やふりつけはしてよい。ミュージカル部門では、演技や衣装も評価に入る
准本選と本選では同じ曲が歌えないので、本選まで考えると2曲を用意することになります。大人の方が出られる声楽コンクールは、こちらの記事でもまとめています。大人・アマチュアが出られる声楽コンクール。部門や審査の流れ、40代・50代・60代からの挑戦
申しこみの流れ
- 公式サイトでメールアドレスを登録し、とどいたメールから申しこみフォームへすすむ
- 部門や曲などを入力して、受験料をはらう(クレジットカードかコンビニ払い。会場によってはカードだけ)
- 受験票のメールがとどいたら、申しこみ完了
申しこみは、できるだけ本人がするように、と書かれています。保護者の方が代わりに申しこむと、曲名のまちがいが多いためです。お子様の申しこみをお父様・お母様がするときは、曲名をお子様や先生といっしょにたしかめましょう。申しこんだあとにかえられるのは、公式伴奏の追加、連絡先などの情報、クラシックの歌曲を歌う調だけです。
審査と結果
審査は芸術50点・技術50点の100点満点です。本選では、いちばん高い点といちばん低い点をのぞいて平均をだします。地区大会と准本選の結果は当日に会場のロビーで、本選は演奏のあとに舞台の上で発表されます。どの大会も、その日の夜か次の日に公式サイトにものります。
アマトーリの本選では、1〜3位に賞状とカップ、4・5位と奨励賞に賞状と楯がおくられます。熱演賞もあり、ディアマンテにはアンチエイジング賞もあります。
こんな方に向いている
- 大人になってから声楽やミュージカルを習い、目標の舞台がほしい方
- 60代、70代になっても、同じ世代の方と競いたい方
- ミュージカルがすきなお子様に、舞台の経験をさせたいお父様・お母様
- 声楽を本格的にまなんでいるお子様
出る前の準備
曲は6分以内の1曲です。前奏から後奏までの時間をはかりながら、通して練習しておきましょう。会場で歌うときの緊張については、こちらの記事も参考にしてください。本番で緊張する子へのことば。歌のコンクール前に親ができること
まとめ
- 地区大会・准本選・本選とすすむ声楽のコンクール。すべて会場で歌う
- アマトーリは20歳以上から74歳以上までの5部門。18歳以下の方の部門もある
- 申しこみは2026年12月1日から。しめきりは会場ごとにちがう
- 本選は2027年4月29日〜5月5日、大阪・羽曳野と東京・小金井
- アマトーリの受験料は地区大会24,200円・准本選27,500円・本選24,200円
- 曲は6分以内の自由曲1曲。すべて暗譜
ほかのコンクールは、/concours/ からさがせます。オンラインの動画審査だけで出られる「こどもの歌声グランプリ」にも、幼児からシニア(65歳以上)までの8部門があり、ジャンルは自由で、出た方みんなに講評とデジタル賞状がとどくので、よかったらのぞいてみてください。こどもの歌声グランプリ