歌の習い事・教室えらび

大人のボイトレはオンラインと対面どっちがいい?歌のレッスンのえらび方

更新日:2026年11月7日 ・ 書いた人:うみ

「ボイトレをはじめたいけれど、オンラインと対面、どっちがいいんだろう」 「仕事がいそがしいから、オンラインの歌のレッスンが気になる。でも、ちゃんと上達するのかな」

大人の方がボイトレや歌のレッスンをはじめるとき、多くの方がまようのが、オンラインにするか、教室に通う対面にするか、ということです。いまは、オンラインのレッスンを用意している教室もふえていて、えらべるはばが広がっています。

わたしは、息子といっしょに、たくさんのコンクールに出てきました。歌の習い方には、それぞれのよさがあり、どれがいちばん、というものではないと感じています。

この記事では、大人のボイトレ・歌のレッスンにしぼって、オンラインと対面のよいところと気をつけたいこと、自分に合ったえらび方、オンラインで受けるときの準備をまとめました。お子様のオンラインレッスンや、シニアの方のオンラインレッスンについては、べつの記事でまとめていますので、ここでは大人の方むけにお話しします。

オンラインと対面、それぞれどんなレッスン?

対面(通い)のレッスン

教室やスタジオに通って、先生と同じ部屋でレッスンを受ける形です。先生のピアノに合わせて歌ったり、すぐそばで姿勢や息のつかい方を見てもらったりします。

オンラインのレッスン

パソコンやスマホ、タブレットのビデオ通話をつかって、家などからレッスンを受ける形です。画面ごしに先生の声を聞き、自分の歌を聞いてもらいます。録画した歌の動画を送って、アドバイスをもらう形をとっている教室もあります。

どちらの形も、マンツーマンか、グループか、1回の時間や月の回数などは、教室によってちがいます。

対面レッスンのよいところと、気をつけたいこと

よいところ

  • 声のひびきや大きさを、先生がその場で聞きとりやすい
  • 姿勢や体の使い方を、近くで見てもらえる
  • 先生のピアノと、音のずれなく合わせて歌える
  • 教室のひろい部屋で、思いきり声を出せる
  • 通う時間が、気持ちを切りかえるきっかけになる

声のこまかいひびきや、息の流れは、同じ部屋にいるほうが伝わりやすいことが多いです。はじめてボイトレを習う方や、声の出し方のくせを見てほしい方には、安心しやすい形といえます。

気をつけたいこと

  • 通う時間や交通費がかかる
  • 仕事が長引くと、間に合わないことがある
  • 近くに、合う教室がないこともある
  • 天気や体調によって、通うのがたいへんな日がある

通いやすさは、つづけるためにとても大切です。家や職場から、むりなく行ける場所かどうかを、よく考えておきましょう。

オンラインレッスンのよいところと、気をつけたいこと

よいところ

  • 家から受けられるので、移動の時間がいらない
  • 仕事のあとや、子育てのあいまでも受けやすい
  • 遠くに住んでいる先生のレッスンも受けられる
  • なれた場所なので、緊張しにくい方もいる
  • レッスンを録画して、あとで見かえせることがある

いそがしい大人の方にとって、移動がないのは大きなよさです。「通う時間がないから、あきらめていた」という方も、はじめやすくなります。

気をつけたいこと

  • 通信の状態によって、音がおくれたり、とぎれたりする
  • マイクを通すので、声のこまかいひびきが伝わりにくい
  • 先生と同時に声を合わせて歌うのが、むずかしいことがある
  • 家で大きな声を出しにくい場合がある
  • 姿勢や体の動きが、画面だと見えにくいことがある

とくに、音のおくれは、オンラインで歌のレッスンをするときの、よくある問題です。そのため、オンラインのレッスンでは、先生の見本を聞いてから自分が歌う、伴奏は自分の手元で流す、などの工夫をしている教室が多いようです。

目的や生活に合わせた、えらび方

対面が合いやすい方

  • はじめてボイトレを習う
  • 声の出し方のくせを、しっかり見てほしい
  • 発表会や合唱など、人と合わせる場がある
  • 家で大きな声を出せない
  • 通う時間を、自分のための時間にしたい

オンラインが合いやすい方

  • 仕事や家のことで、決まった時間に通うのがむずかしい
  • 近くに、習いたいジャンルの教室がない
  • 人の多い場所が、少し苦手
  • ある程度歌になれていて、つづけて習いたい
  • 話し声や、カラオケの歌い方を手軽にととのえたい

両方を組み合わせる方法も

教室によっては、対面とオンラインを、えらんだり組み合わせたりできるところもあります。たとえば、はじめの数回は対面で声の出し方を見てもらい、なれてきたらオンラインもまぜる、という形です。いそがしい月はオンライン、時間がある月は対面、とその時々で切りかえられると、つづけやすくなります。切りかえができるかどうかは、教室によってちがうので、入会の前にたしかめておきましょう。

まよったときに考えたい3つのこと

1 どのくらいの期間、つづけたいか

数か月だけ集中して習いたいのか、何年も趣味としてつづけたいのかで、合う形がかわることがあります。長くつづけたい方は、とくに「むりなく通えるか」「生活がかわっても受けられるか」を大切にするとよいでしょう。

2 何をいちばん見てほしいか

声のひびきや体の使い方をじっくり見てほしいなら対面、歌う曲のアドバイスや練習の進め方を相談したいならオンラインでもじゅうぶん、ということもあります。自分がいちばん知りたいことを、ひとことで書き出してみましょう。

3 家で声を出せる環境か

オンラインを考えるときは、家で歌える時間と場所があるかも大切です。昼間は声を出せても、夜はむずかしいという方もいます。レッスンを受けたい時間に、ほんとうに声を出せるかをたしかめておきましょう。

教室をえらぶときに、たしかめたいこと

オンラインでも対面でも、教室えらびでたしかめたいことは、多くが同じです。

  • 先生との相性、説明のわかりやすさ
  • 1回のレッスンの時間と、月の回数
  • お休みしたときの、ふりかえができるか
  • 入会金や月謝、教材などの費用
  • 体験レッスンが受けられるか
  • 自分が歌いたいジャンルを教えてもらえるか

料金の見方については、こちらの記事でくわしくまとめています。ボイトレ教室の料金の見方。月謝・入会金・体験レッスンで確かめること

オンラインと対面の両方の体験レッスンを受けて、くらべてみるのもおすすめです。実際に受けてみると、「画面ごしでもじゅうぶんわかる」「やっぱり同じ部屋のほうが安心」など、自分の感じ方がはっきりしてきます。

オンラインレッスンを受けるときの準備

部屋と時間

できるだけ静かで、声を出してもまわりが気にならない部屋と時間をえらびましょう。家族に、レッスンの時間を伝えておくと安心です。ご近所への音が気になる場合は、カーテンをしめる、窓からはなれるなどの工夫もできます。

通信と機械

  • 通信が安定している場所で受ける
  • パソコンやタブレットは、できれば充電しながらつかう
  • スマホは、台などにおいて固定する
  • 画面に、顔から胸のあたりまでうつるようにする

音の設定

ビデオ通話のアプリには、まわりの音を小さくする機能がついていることがあります。歌のレッスンでは、この機能で声が切れて聞こえることがあるので、先生に設定をたずねてみてください。外につけるマイクやイヤホンをつかうと、聞きやすくなる場合もあります。

レッスンのあとに

録画や録音ができる場合は、あとで見かえして、先生に言われたことをメモしておきましょう。つぎのレッスンまでに、どこを練習するかが、わかりやすくなります。

どちらの形でも、のどを大切に

オンラインでも対面でも、レッスンのあとに、のどがつかれたと感じたら、声を休めましょう。家でのオンラインレッスンは、つい力が入ったり、大きな声を出しにくくて、のどをしめるような歌い方になったりすることもあります。気になるときは、先生に相談してみてください。

のどの痛みや、声のかすれが何日も続くときは、むりをせず、耳鼻科などのお医者さんに相談しましょう。

まとめ

  • 対面は、声のひびきや体の使い方を、近くで見てもらいやすい
  • オンラインは、移動がなく、いそがしい大人でも受けやすい
  • 対面は通いやすさ、オンラインは通信と音の問題に気をつける
  • はじめての方や、くせを見てほしい方は対面、時間がとりにくい方はオンラインが合いやすい
  • 両方を組み合わせられる教室もあるので、体験でくらべてみる
  • オンラインでは、部屋、通信、音の設定を準備しておく
  • のどの痛みやかすれが続くときは、お医者さんに相談する

自分に合った形が見えてきたら、まずは気になる教室をさがして、体験レッスンを受けてみてください。教室さがしには、こちらのページもつかってみてください。歌の教室さがし練習した歌をだれかに聞いてもらいたくなったら、こどもの歌声グランプリものぞいてみてください。オンラインの動画審査だけで出られて、幼児からシニア(65歳以上)までの8部門があり、ジャンルは自由です。講評とデジタル賞状がとどくので、自分の歌のよいところを知るきっかけになると思います。こどもの歌声グランプリ

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