小学生の合唱コンクール。服装・曲えらび・練習のポイント
「学校の合唱コンクール、服装は何を用意すればいいの?」 「合唱団でコンクールに出ることになったけれど、曲はどうやって決めるのかな」
お子様が合唱コンクールに出ることになると、お父様・お母様も、いろいろと気になることが出てくると思います。服装の準備や、家での練習の手伝い方など、はじめてだとわからないことも多いですよね。
わたしは、息子といっしょに、たくさんのコンクールに出てきました。ひとりで歌うコンクールと、みんなで歌う合唱コンクールでは、準備することや大切にしたいことが、少しずつちがいます。
この記事では、小学生の合唱コンクールについて、服装のきほん、曲えらびの考え方、本番までの練習のポイント、当日の過ごし方をまとめます。
なお、コンクールごとの課題曲や日程、出場のきまりは、それぞれちがいます。くわしいことは、かならず主催者の要項や、学校・合唱団からのお知らせでたしかめてください。
小学生の合唱コンクールには、どんなものがある?
小学生が出る合唱コンクールには、いくつかの形があります。
- 学校の中で、学年やクラスごとに歌う校内の合唱コンクール
- 学校の合唱部や音楽クラブとして出る、地域や全国のコンクール
- 地域の少年少女合唱団として出るコンクール
校内のコンクールは、クラスみんなで1つの歌をつくりあげる行事として行われることが多いです。いっぽう、合唱部や合唱団で出るコンクールは、地区の大会から始まり、上の大会へすすむ形のものもあります。
どの形でも、みんなで声を合わせて、1つの音楽をつくることに変わりはありません。
子どもの合唱そのものについては、こちらの記事でもくわしくまとめています。子どもの合唱団・合唱コンクールのこと。合唱で身につく力と、はじめ方
合唱コンクールの服装(小学生)
まずは、学校や合唱団の決まりをたしかめる
小学生の合唱コンクールの服装は、学校や合唱団によって決まりがあることが多いです。まずは、配られたお知らせをよく読んで、何を用意するのかをたしかめましょう。
よく見られる服装には、次のようなものがあります。
- 白いシャツやブラウスに、黒や紺のズボン・スカート
- 学校の制服
- 合唱団でそろえたユニフォームや衣装
- 白と黒など、色を決めた服
決まりが「白い上と黒い下」のように、色だけのこともあります。わからないときは、早めに先生に聞いておくと安心です。
服装えらびで気をつけたいこと
合唱では、みんなで同じような服装をすることで、まとまりのある見た目になります。目立つ柄やかざりのある服は、さけたほうがよいことが多いです。
- サイズが合っているか(大きすぎ、小さすぎはないか)
- おなかや首まわりがきつくないか
- 息をすったときに、窮屈でないか
- しわや汚れがないか
とくに、首まわりやおなかまわりがきついと、息がすいにくくなり、声も出しにくくなります。本番の前に一度着てみて、歌いやすいかどうかをたしかめておきましょう。
くつと髪型
くつは、黒いくつや上ばきなど、決まりがあればそれにしたがいます。はきなれたくつのほうが、ステージで安定して立ちやすいです。新しいくつを用意するときは、本番までに何度かはいて、足になじませておくとよいでしょう。
髪型は、顔がよく見えるように、前髪や長い髪をまとめておくことが多いです。髪かざりは、シンプルなものにしておくと、まわりとそろいやすくなります。
前の日までに準備しておくこと
- 服にアイロンをかけておく
- くつや靴下をそろえておく
- 名前をつけておく(つける決まりがあれば)
- 持ち物をひとつのバッグにまとめておく
当日の朝にあわてないように、前の日までに準備をすませておくと、お子様も落ちついて本番をむかえられます。
小学生の合唱コンクールの曲えらび
曲は、だれがどうやって決める?
合唱コンクールの曲は、多くの場合、先生や指揮者が決めます。校内のコンクールでは、クラスで話し合って決めることもあります。コンクールによっては、課題曲と自由曲があるものもあります。
課題曲がどの曲になるかや、自由曲のきまりは、コンクールごとにちがいます。主催者の要項でたしかめてください。
曲えらびで大切にされること
小学生の合唱の曲えらびでは、次のようなことが大切にされることが多いです。
- 子どもの声に合った、むりのない高さか
- 歌詞の意味が、子どもにも伝わりやすいか
- 練習の期間で、しっかり仕上げられる長さ・むずかしさか
- パートの数が、メンバーの人数に合っているか
- みんなが「歌いたい」と思える曲か
むずかしい曲をえらべばよい、というわけではありません。いまのメンバーの声がいちばんかがやく曲をえらぶことが、よい演奏につながりやすいです。
家でできる、曲となかよくなる工夫
曲が決まったら、家でも曲に親しんでおくと、練習がすすみやすくなります。
- 歌詞を声に出して読んでみる
- 歌詞の意味を、お子様と話してみる
- 自分のパートの音を、くり返し聞く
歌詞の意味がわかると、気持ちをこめて歌いやすくなります。「この歌は、どんな場面の歌だと思う?」と、お子様に聞いてみるのもよいですね。
本番までの練習のポイント
自分のパートをしっかりおぼえる
合唱では、ソプラノやアルトなど、いくつかのパートに分かれて歌うことが多いです。まずは、自分のパートの音とリズムを、しっかりおぼえることが大切です。
ほかのパートにつられてしまうときは、自分のパートを何度も聞いたり、少し小さめの声でゆっくり歌ったりして、音をたしかめていきましょう。
パートについては、こちらの記事でくわしくまとめています。合唱のパートのちがい。ソプラノ・アルト・テノール・バスと、自分に合うパートの見つけ方
まわりの声を聞く
合唱で大切なのは、自分の声だけでなく、まわりの声を聞きながら歌うことです。自分だけ大きな声で歌うと、全体のバランスがくずれてしまいます。
「となりの人の声が聞こえるくらいの声で歌う」という目安をもつと、声が合わせやすくなります。
ことばをはっきり伝える
合唱では、ことばが聞き取りにくくなることがあります。口をしっかり開けて、ことばのはじめの音をはっきり出すように意識すると、歌詞が伝わりやすくなります。
家での練習は、短く楽しく
家での練習は、長い時間でなくてもかまいません。お子様がいやにならないよう、短い時間で楽しく続けることを大切にしましょう。
- 1日に1回、自分のパートを歌ってみる
- 苦手なところだけを、ゆっくり練習する
- お父様・お母様が、聞き役になってあげる
「上手になったね」「ここがきれいだったよ」と、よいところを伝えてあげると、お子様の自信につながります。
のどを大切にする
本番が近づくと、練習の時間がふえて、のどがつかれることもあります。大きな声を出しつづけないこと、こまめに水分をとることを心がけましょう。のどの痛みやかすれが続くときは、むりをさせず、耳鼻科などのお医者さんに相談してください。
本番当日の過ごし方
体調をととのえる
本番の前の日は、早めにねて、体を休めましょう。当日の朝は、ごはんをしっかり食べて、体を目ざめさせておくことが大切です。
声の準備
本番の前に、かんたんな体ほぐしやハミングをしておくと、声が出しやすくなります。ただし、本番前にたくさん歌いすぎると、のどがつかれてしまうこともあります。先生の指示にしたがって、軽めにしておきましょう。
緊張をやわらげることば
本番の前は、お子様も緊張していると思います。「みんなといっしょだからだいじょうぶ」「楽しんできてね」など、安心できることばをかけてあげてください。
結果よりも、みんなで声を合わせてがんばったことを、たくさんほめてあげましょう。
見に行くお父様・お母様が気をつけたいこと
本番を見に行くときは、会場のきまりを守ることが大切です。撮影や録音ができるかどうかは、コンクールや会場によってちがいます。主催者の案内をたしかめておきましょう。
- 演奏中は席を立たず、出入りは曲と曲の間にする
- スマホの音は切っておく
- ほかの学校や団体の演奏も、しずかに聞く
ほかの学校や合唱団の歌を聞くことも、お子様にとってよい学びになります。家に帰ってから「どの学校の歌が心にのこった?」と話してみるのもよいですね。
まとめ
- 小学生の合唱コンクールには、校内、合唱部、合唱団などの形がある
- 服装は、まず学校や合唱団の決まりをたしかめる
- 服は、サイズが合っていて、息がすいやすいものを
- 曲は、子どもの声に合っていて、みんなが歌いたいと思えるものが大切にされる
- 練習では、自分のパートをおぼえ、まわりの声を聞きながら歌う
- 課題曲や日程などは、かならず主催者の要項でたしかめる
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