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演奏会のアンケートの作り方。入れたい項目と、感想をつぎにいかすコツ

更新日:2026年11月7日 ・ 書いた人:うみ

「演奏会でアンケートをとりたいけれど、どんな質問を入れればいいのかな」 「せっかく書いてもらったアンケート、どうやって読めばいいんだろう」

歌の演奏会や発表会を開くと、お客様がどう感じたのか、知りたくなりますよね。その場で直接聞ける感想もありますが、アンケートなら、話しかけるのがはずかしい方の声も、ゆっくり聞くことができます。

わたしは息子といっしょに、たくさんのコンクールに出てきました。

この記事では、演奏会のアンケートの作り方にしぼって、お話しします。アンケートを作る目的から、入れておきたい項目と質問の例、答えてもらいやすくする工夫、そして、集まった感想をつぎの演奏会にいかす方法までをまとめました。

演奏会でアンケートをとる目的

お客様の気持ちを知る

アンケートのいちばんの目的は、お客様がどう感じたのかを知ることです。

  • どの曲が心にのこったか
  • 時間の長さはちょうどよかったか
  • 会場は来やすかったか
  • また来たいと思ったか

歌っている側からは見えないことも、アンケートを通して知ることができます。

出演者のはげみになる

アンケートに書かれたあたたかいことばは、出演者にとって、大きなはげみになります。とくに、お子様が出る発表会では、お客様からの「すてきだったよ」のひとことが、つぎの練習への力になることもあります。

つぎの演奏会につなげる

アンケートで「つぎも知らせてほしい」という方がいれば、つぎの演奏会のお知らせを送ることもできます。アンケートは、お客様とのつながりを続けるための、大切な入口にもなります。

演奏会アンケートに入れたい項目

基本の項目

まずは、どの演奏会でも使いやすい、基本の項目です。

  • 全体の感想(よかった・ふつう、など)
  • 心にのこった曲や出演者
  • 演奏会を知ったきっかけ
  • 自由に書ける感想らん

あまり多くの項目を入れると、お客様が答えるのがたいへんになります。まずは、本当に知りたいことにしぼりましょう。

知りたいことに合わせて足す項目

演奏会の目的によって、こんな項目を足すのもよいです。

  • 時間の長さはどうだったか
  • 会場の場所や、行きやすさ
  • つぎに聞いてみたい曲やジャンル
  • また来たいと思うか
  • つぎの演奏会のお知らせを希望するか

連絡先の項目は、書いてもいい人だけに

お知らせを送るために、名前や連絡先を書いてもらう場合は、「お知らせを希望する方のみ」と書いておきましょう。また、書いてもらった連絡先を、何のために使うのかを、はっきり書いておくことが大切です。

  • 「つぎの演奏会のお知らせにだけ使います」
  • 「ほかの目的には使いません」

連絡先を書くかどうかは、お客様が自由に決められるようにしておきましょう。

質問の例

ここでは、実際にアンケートに使える質問の例を紹介します。演奏会に合わせて、ことばをかえて使ってみてください。

えらんで答える質問

  • 本日の演奏会はいかがでしたか。(とてもよかった/よかった/ふつう/いまひとつ)
  • 演奏会の長さはいかがでしたか。(長い/ちょうどよい/短い)
  • 本日の演奏会を、どのようにお知りになりましたか。(出演者から聞いた/チラシを見た/インターネットで見た/そのほか)
  • また歌の会があったら、来てみたいと思いますか。(ぜひ来たい/都合が合えば来たい/わからない)

えらぶ答えは、多すぎないほうが答えやすくなります。

書いて答える質問

  • いちばん心にのこった曲を、よろしければ教えてください。
  • その曲のどんなところが、心にのこりましたか。
  • 出演者に、ひとことメッセージをお願いします。
  • つぎの演奏会で聞いてみたい曲や、こんな会にしてほしいという声があれば、お聞かせください。

「ひとことメッセージ」のらんは、出演者にとって、とくにうれしいものです。小さなお子様の発表会なら、「がんばったところを教えてください」という質問にすると、やさしいことばが集まりやすくなります。

お子様向けの質問

お客様の中にお子様が多い場合は、お子様でも答えやすい質問を入れてみるのも楽しいです。

  • いちばん好きだった歌に、まるをつけてね。
  • 歌を聞いて、どんな気持ちになったかな。(にこにこの顔/わくわくの顔/しずかな気持ちの顔などから、えらんでもらう)

絵やかんたんな顔のマークを使うと、まだ字が書けない小さなお子様でも参加できます。

答えてもらいやすくする工夫

短く、かんたんに

アンケートは、短い時間で答えられることが大切です。紙一枚におさまるくらいにして、えらぶ質問を中心にし、書く質問は少なめにしましょう。

字は大きく、読みやすく

シニアの方が多い演奏会では、とくに字の大きさに気をつけましょう。答えを書くらんも、広めにとっておくと書きやすくなります。

書くものを用意する

アンケートといっしょに、えんぴつやペンを用意しておくと、答えてもらいやすくなります。客席に置いておくか、受付でお渡しするとよいです。

書いてもらうタイミングを伝える

アンケートは、プログラムといっしょに配ることが多いです。演奏会の最後に、「よろしければ、アンケートにご協力ください」とひとこと伝えると、書いてくれる方がふえます。

回収する場所も、出口の近くなど、わかりやすいところに用意しましょう。

名前を書かなくてもよいことを伝える

「お名前は書かなくてもかまいません」と書いておくと、気軽に、正直な感想を書いてもらいやすくなります。

集まった感想のまとめ方

まずは、ぜんぶ読む

アンケートが集まったら、まずはゆっくり、ぜんぶに目を通しましょう。うれしいことばも、少し気になることばも、どちらもお客様からの大切な声です。

数でまとめる項目と、ことばでまとめる項目

えらんで答える質問は、それぞれの答えに何人がまるをつけたかを数えて、まとめてみましょう。書いて答える質問は、似ている内容ごとにグループに分けると、見えてくることがあります。

  • 曲についての感想
  • 出演者へのメッセージ
  • 会場や時間についての声
  • つぎへの希望

出演者に伝える

出演者あてのメッセージは、ぜひ本人に伝えましょう。お子様の場合は、お父様・お母様といっしょに読む時間をつくると、とてもよい思い出になります。

アンケートを出演者に見せるときは、きびしいことばが書かれていないか、先に目を通しておくと安心です。

つぎの演奏会にいかすコツ

「よかったこと」を続ける

アンケートを読むと、つい「足りなかったこと」に目がいきがちです。でも、まずは「よかった」と言ってもらえたことに目を向けましょう。お客様が喜んでくれたことは、つぎの演奏会でも大切にしたいポイントです。

「気になる声」は、できることからかえる

「少し長かった」「会場がわかりにくかった」など、気になる声があれば、つぎの演奏会でできることから見直していきましょう。

  • 長さが気になるなら、曲の数や、お話しの時間を見直す
  • 場所がわかりにくいなら、チラシに行き方をくわしく書く
  • 聞きたい曲の声があれば、つぎのプログラムに入れてみる

すべての声に応えることはできなくても、ひとつでも取り入れると、演奏会は少しずつよくなっていきます。

歌の練習にもいかす

アンケートの感想は、出演者の歌の練習にもいかせます。「ことばがよく聞こえた」と書かれていれば、それはその人のよいところです。「この曲が心にのこった」という声が多ければ、その曲で気持ちが伝わったということです。

コンクールの講評の読み方や、つぎの練習へのいかし方については、こちらの記事にまとめています。アンケートの感想を読むときにも、参考になると思います。コンクールの講評の読み方と、つぎの練習への生かし方。お父様・お母様ができること

アンケートは大切に保管する

集まったアンケートは、つぎの演奏会の準備をするときに、もう一度読み返すと役に立ちます。連絡先が書かれたものは、ほかの人の目にふれないように、大切にしまっておきましょう。

まとめ

  • アンケートは、お客様の気持ちを知り、出演者のはげみにし、つぎの演奏会につなげるためのもの
  • 項目は、本当に知りたいことにしぼって、短くかんたんにする
  • 連絡先は、希望する方だけに書いてもらい、使い道をはっきり書く
  • えらぶ質問を中心にし、出演者へのひとことメッセージのらんを入れると喜ばれる
  • 書くものや回収の場所を用意し、最後にひとこと声をかける
  • 集まった感想は、よかったことを続け、気になる声はできることから見直す

お客様の声は、歌う人にとって、何よりの宝物です。ほかの人から感想をもらって、自分の歌を見つめなおしてみたい方は、こどもの歌声グランプリにも出てみてください。オンラインの動画審査だけで出られて、幼児からシニア(65歳以上)までの8部門があり、ジャンルは自由です。講評とデジタル賞状がとどくので、自分の歌のよいところを知るきっかけになると思います。こどもの歌声グランプリ

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